海和択弥の挑発には「6・24川崎でのシングルで決着つける」
聴覚障害レスラーも所属するバリアフリープロレスHEROが5月27日、東京・新木場1stRINGで「HERO36~ヤミキ&ワイルド・セブン追悼大会」を開催し、ワイルド・ベアーが天国のヤミキさん、ワイルド・セブンさんに勝利を捧げた。
今大会はHERO創設者で2016年春に急逝したヤミキさん、HEROのGMで2019年5月5日にがんのため亡くなったセブンさんを追悼する大会。メインイベントの追悼試合では、HERO正規軍のリッキー・フジ&雷電&海和択弥&橋之介が、ワイルド軍のワイルド・ベアー&ワイルドZERO&大野“ワイルド”翔士&香取貴大withワイルド・コモン(豊島修二会長)と激突。
試合は8選手が入れ替わり、立ち替わりで目まぐるしい攻防を展開。ワイルド軍のピンチに覆面マネジャーのコモンが入ると、正規軍がコーナーに串刺し式でトレイン攻撃。さらにはワイルド軍、レフェリー、セコンドの真琴までトレイン攻撃を仕掛け、怒ったコモンは退場。いったんコモンは控え室に戻ったが、白装束で素顔の豊島会長として再登場。ZEROに空手殺法で挑むも、逆にローキック、ハイキックを食って悶絶。その後、一進一退の攻防が続くが、海和がベアーにミサイルキックを叩き込むもカット。ZEROの強烈なキックを食らった海和をベアーが首固めで丸め込んで3カウントを奪取し、ワイルド軍が勝利。ベアーは亡くなったセブンさんとはベストパートナーで、私生活でも親しくしていた間柄で亡き盟友に白星を捧げた。