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車いすラグビー代表内定選手12名が発表!五輪代表セブンズからエールも

2021.06.21 Vol.Web original

 車いすラグビーの東京パラリンピック日本代表内定選手の発表会が21日、都内で行われ、内定選手12名が発表された。

 日本代表には、池透暢(背番号21 )、羽賀理之(4)、長谷川勇基(2)、倉橋香衣(3)、今井友明(9)、若山英史(1)、小川仁士(23)、乗松聖矢(22)、中町俊耶(24)、島川慎一(13)、橋本勝也(32)、池崎大輔(7)の12名が選ばれた。キャプテンは池透暢、副キャプテンは羽賀理之が務める。

 ベテランと若手が融合する多様な顔ぶれが揃った。キャプテン池透暢やエース池崎大輔の「イケイケコンビ」や、アテネ大会から出場の島川慎一などベテランが揃うなか、長谷川勇基、小川仁士、中町俊耶、橋本勝也、倉橋香衣が初選出。橋本勝也は、2019年の国際大会で頭角を表した19歳の次世代エースで、チーム最年少。倉橋香衣は、女子選手で唯一代表入りするなど、男女混合競技の車いすラグビーならではの特色も目立った。

 チームを率いるケビン・オアーヘッドコーチは「ベテランから若手まで、層を厚く網羅したことで、理想的なラインナップが組めるようにした。世界のトップレベルと渡り合うための準備ができたと思う」と話す。さまざまな強みを持つ選手を揃えることで、得点力が期待されるハイポインターと守備の要であるローポインターの組み合わせ(ライン)の選択肢を増やすことを目指した。

 キャプテン池は「大会が開催されることに感謝して、東京大会で車いすラグビーのファンを増やしたい。世界に勇気を与えられるようなプレーで、パラリンピックの価値を感じていただければ」と意気込んだ。

  発表会では、東京オリンピック7人制ラグビー代表「セブンズ」からビデオメッセージも。副キャプテンの羽賀は「セブンズの試合を見たことがありますが、スピード感があって、展開の早い、面白いスポーツだなと感じました。ラグビーの精神は同じ。共にがんばりましょう」とエールを送った。

 東京パラリンピックの車いすラグビーは、8か国が参加する。4月に発表された1次リーグの組み合わせでは、世界ランキング3位の日本、パラリンピック2連覇中で同1位のオーストラリア、6位のフランス、7位のデンマークと同じ、A組で対戦することが決まった。日本は2018年の世界選手権で優勝するなど、初の金メダル獲得が期待されている。

バドミントン日本代表「フクヒロ」ペアがオンライン会見。コロナ危機乗り越え、新チームへ入団

2020.06.04 Vol.Web original

 「フクヒロ」の愛称で知られるバドミントン女子日本代表の福島由紀・廣田彩花ペアが4日、オンライン記者会見を開き、新チーム「丸杉Bluvic」への入団を発表した。

 福島・廣田ペアは、高校卒業後から実業団選手としてペアを組み、2017年日本人選手として40年以来の世界選手権決勝進出を果たすなど、女子ダブルス界の注目ペア。現在、世界ランキング2位で、東京オリンピック日本代表選手の最有力候補でもある。しかし、今年に入り、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、チーム全体が練習場所を失うなど、存続の危機に直面していた。

 株式会社丸杉の杉山忠国社長は、「4月の連休前に、今井(彰宏)監督、吉富(桂子)コーチ、岐阜県バドミントン協会幹部の方が弊社を訪れ、全チームの会社が経営破綻し、チーム存続ができなくなった旨、説明を受けました」と経緯を説明。

 岐阜県に本社を置く丸杉は、約30年に渡り自社バドミントン部を運営しており、今回新たに、選手や監督、コーチ、総勢16名を迎えることとなる。今後は「丸杉バドミントン部」と「丸杉Bluvic」の2チーム体制で、リーグ優勝などを目指していくという。

 入団にあたり、福島は「この度、岐阜で60年の歴史がある丸杉に入社することになりました。東京オリンピックが延期になって、モチベーションを維持することに悩んだ時期もありましたが、丸杉への入社をチャンスと捉えて、これからも頑張っていきたいと思います」と、再スタートへの意気込みを語った。

サンド伊達「代表の強さが国民全部を巻き込んだ」とラグビー日本代表を絶賛

2019.10.27 Vol.Web Original

また日本大会が開催されたら?に「ヘッドコーチ…伊達ジャパン」

 お笑いコンビのサンドウィッチマンの伊達みきおが10月27日、ラグビー日本代表のヘッドコーチに名乗りを上げた!? サンドウィッチマンの伊達と富沢たけしは高校時代にラグビー部で活躍。現在開催中のワールドカップ(W杯)日本大会でもさまざまな場面を通じてその盛り上げに一役買っている。

 この日、2人はニッポン放送の『サンドウィッチマンの職人魂』(12月28日13時~放送)の公開収録を行った。

 収録後の囲み取材で伊達は開催中のラグビーW杯について「ここまでは大成功。日本代表の強さが国民全部をラグビー色に染めた。プロ野球の日本シリーズがかすんじゃうくらい。視聴率も高いし、こんなの初めてでしょう。大会が始まる前までは大丈夫かな?って思っていたけれど、代表の強さが、国民全部を巻き込んだ。あんなに強いジャパンを日本で見られるとは思っていなかった。また優勝候補筆頭のオールブラックスが昨日負けたが、勝ったのは日本のヘッドコーチだったエディー・ジョーンズがヘッドコーチをやっているイングランド。この大会はまれにみる面白い大会なんじゃないですか」と日本代表の戦いぶりと大会の盛り上がりを絶賛した。

 そして「各国の選手が“日本は素晴らしいホスト国”と言ってくれているので、そんなに時間を置かずにまた日本でW杯をやるような気がする。それまでにラグビー人気もどんどん上がるだろうし、その時は日本は優勝を目指せるチームになっていると思う」と期待。再度、日本でW杯が開催されることになったら「ヘッドコーチ…伊達ジャパンまでいけるようなところまでいきたい(笑)。その時も釜石で開催してほしい」などと壮大なプランを掲げた。

EXILEらと中学生がダンスでエール! ラグビー日本代表壮行試合

2019.09.07 Vol.Web Original

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会の壮行試合「リポビタンDチャレンジカップ2019」が6日、埼玉県の熊谷ラグビー場で開催された。日本代表は南アフリカに7-41の完敗という結果に終わったものの、会場いっぱいの観客は最後まで熱い歓声を送った。

 中学生たちも息の合ったダンスで盛り上げた。

 試合が始まる前に「ダンスで日本を元気に! 夢の課外授業中学生 Rising Sun Project2019」としてピッチに登場。プロジェクトを率いるEXILE ÜSA(EXILE)と、岩手県釜石市立釜石東中学校の3年生、福島県会津若松市立湊中学校、大宮開成中学校チアダンス部、地元熊谷のチアダンスチームTEAM Raporaを合わせた中学生100名。それに、橘ケンチ(EXILE / EXILE THE SECOND)、佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE)、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの与那嶺瑠唯、神谷健太、山本彰吾の3名が加わって、EXILEによる東日本大震災の復興支援ソング『Rising Sun』を踊った。

 金曜日とはいえ平日、さらに試合開始時間まで1時間半とあって、客席は満員とはいえなかったが、『Rising Sun』の楽曲が始まると、立ち上がって手拍子をしたり、体を揺らしたりする人たちがあちらこちらに。中学生たちが美しい空を指差してパフォーマンスを終えると、改めて温かい拍手が贈られた。

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