東京五輪の最終日の8日、札幌で男子マラソンが行われ、大迫傑が6位入賞を果たした。大迫は今大会限りで現役引退を表明しておりラストレース。ゴールした大迫は「100点満点の頑張りができた」と胸を張った。
先頭集団で走り30キロを超えたところでキプチョゲが前に出て集団から遅れ8位に、6位まで戻したが、2位集団の背中を遠くに見て走り、最後は軽く手を振ってゴールした。
ゴール後のインタビューでは、「まっすぐ進んできた部分があった」と競技生活を振り返り、「競技以外でもまっすぐに進んでいきたい」と大迫。また、「次の世代の人が頑張ればメダル争いにからめると思う。次は後輩たちの番だと思います」。
さらに「しっかり次の世代につながるようにまだまだ陸上界に関わっていきたいと思うので、引き続きまっすぐ」と話した。
優勝はケニアのエリウド・キプチョゲ。前回のリオデジャネイロ五輪に続き連覇となった。