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リオン武が約4年5カ月ぶりの試合で復活勝利「意味のある大会、意味のある対戦相手だったらまたやりたい【修斗】

2023.12.03 Vol.Web Original

 プロフェショナル修斗公式戦「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」(12月2日、東京・豊洲PIT)で元修斗世界フェザー級王者のリオン武(RISING SUN)が約4年5カ月ぶりの試合に臨み、内藤太尊(roots)にTKO勝ちを収めた。

 リオンは2000年代に2度、世界フェザー級王座を獲得。2011年の大晦日にはDREAMフェザー級王者の高谷裕之に挑戦するも判定負けを喫し、そこから試合のペースが落ち、2018年には3試合に出場も斎藤裕、朝倉未来に敗戦。今回は2019年にデュアン・ヴァン・ヘルフォートに敗れて以来の試合だった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。スタンドでの探り合いからともにローを当てていく。内藤がスイッチを繰り返しチャンスをうかがう。内藤の左フックを交わしたリオンが組み付きテイクダウンに成功。しかし内藤はケージににじり寄り立ち上がる。残り30秒でリオンが左ジャブで飛び込んでからパンチを連打。押し返す内藤を組み止めるとそのまま右のパンチを連打。

オランダのヘルフォートが宇野に続きリオンも破る【7・15 修斗】

2019.07.16 Vol.Web Original

元世界王者を判定で破る
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第6戦 Supported by ONE Championship」(7月15日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで元修斗世界フェザー級王者のリオン武がオランダのデュアン・ヴァン・ヘルフォートと対戦。3-0の判定で敗れた。

 ヘルフォートは修斗初参戦となった5月の30周年記念大会で宇野薫を破っており、これで修斗のトップクラスに連勝となった。

 宇野戦でのねちっこいグラウンドテクニックから打撃のリオンと寝技のヘルフォートという構図かと思われたが試合は意外な展開となった。

リオン武が復帰戦で宇野を破った強豪と対戦【7・15 修斗】

2019.05.31 Vol.Web Original

30周年記念大会出場のヘルフォートが早くも再来日
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO30th ANNIVERSARY TOUR 第6戦 Supported by ONE Championship」(7月15日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが発表された。

 修斗プロ化30周年を記念して開催された5月6日の後楽園ホール大会で“レジェンド”宇野薫(UNO DOJO)を熱戦の末、判定で破ったデュアン・ヴァン・ヘルフォート(オランダ/グレイシーバッハ・ネーデルランド)が早くも再来日。元修斗世界ライト級王者のリオン武(RISING SUN)と対戦する。

 デュアンは宇野との一戦では両者ともに見ごたえのあるグラウンドのテクニックを披露。その中でも常にイニシアチブを握り続けたデュアンが勝利を収めた。

 対するリオンは史上初の世界王座返り咲きを果たすなど、修斗史に燦然と輝く数々の記録を残すレジェンドの一人。昨年は現世界王者の斎藤裕には敗れたものの、環太平洋王者・TOMA(TK68)を完封。国内トップレベルの実力を見せつけた。大晦日の「RIZIN 平成最後のやれんのか!」では朝倉未来の前に一敗地にまみれたものの、今回、不屈の闘志で復活を果たすこととなった。

朝倉未来がリオン武にKO勝ち。日沖に続き日本のビッグネームを連覇【12・31 RIZIN】

2018.12.31 Vol.Web Original

日沖戦を思い出させるKO劇
「RIZIN 平成最後のやれんのか!」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で朝倉未来がリオン武をKOで破った。8月大会の日沖発に続き、日本フェザー級のトップ選手を連覇した。

 ともに一発KOできる打撃を持つ者同士の対戦とあって、試合は序盤から緊張感のある攻防が続く。しかし徐々に朝倉のパンチ、左ハイがリオンをとらえていく。リオンは組み付いて現状の打開を図るが、朝倉は付き合わない。1R後半にはリオンの頭が下がったところに飛びヒザを合わせるなどペースを握る。

 2Rも朝倉がプレッシャーをかけペースを握る。最後もリオンの頭がわずかに下がったところに左ひざを合わせ、ダウンを奪いKO勝ちを収めた。

求道者・リオン武「今はMMAという競技の新人。38歳でまだドキドキしている」【12・31 RIZIN】

2018.12.25 Vol.Web Original

「RIZIN 平成最後のやれんのか!」で現在売り出し中の朝倉未来と対戦
「RIZIN 平成最後のやれんのか!」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場するリオン武が12月25日、神奈川県鶴見区で自ら主宰するライジングサンで公開練習を行った。

 リオンは第6試合で朝倉未来と対戦する。

 この日は右ストレートに特化したマススパーとミット打ちをそれぞれ2分ずつ行った。

 練習後の会見ではこの一風変わった練習について「自分の武器である右ストレートを当てるための練習。右ストレートは昔から得意だったが、みんなに研究されている。そこをまた当てようと思って、いろいろ研究している」などとその意図を説明。そして「出稽古先のKRAZY BEEに右ストレート職人の朴光哲選手と田村一生選手がいる。2人は本当に右を当てるのがうまい。練習に行くたびに僕も教えてもらっている。そこで学んで、少しずつ自分なりの右を当てる感覚が分かってきた。まだまだ修行中なんですが、常にそれを磨いているという感じ」と続けた。

 リオンは元修斗世界ライト級王者。DREAMなどメジャーイベントで活躍したが2016年9月を最後にリングから遠ざかっていた。しかし今年5月に修斗のリングに復帰。その復帰戦で現王者の斎藤裕に判定で敗れたものの、9月には同級世界1位のTOMAに判定勝ちを収め復活を遂げた。

 リオンはそんな現在の自分については「いま38歳なんですが20代の頃より確実に強い。3年前からトレーナーに見てもらっているフィジカルトレーニングのおかげで、フィジカルも技術も確実に上がっている。それは自信がある」と話した。

朝倉兄弟「ライバルは午後の部。午前中で満足させたい」【12・31 RIZIN】

2018.12.20 Vol.Web Original

リオンと対戦の未来「ビッグネームなんですか?」
「RIZIN 平成最後のやれんのか!」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する朝倉未来と朝倉海の朝倉兄弟が12月20日、東京都内で揃って公開練習を行った。

 この日は互いにミットを持つ形で2分間のミット打ちを行った。普段は2人でミット打ちをすることがないそうで海は「全然合わなかった」と苦笑い。調子については「絶好調」と声を揃えた。

 今大会では兄の未来は元修斗世界ライト級王者のリオン武、弟の海は韓国のROAD FCの実力者ムン・ジェフンと対戦する。

 未来は8月のRIZIN名古屋大会で日沖発に勝利後、日本人のビッグネームとの対戦を希望。今回はその希望が通った形となったが、「ビッグネームなんですか? 知らなかったんで無名の選手かと思っていた」といきなり強烈なジャブ。

復帰戦で激闘制した山本健斗デリカットが「リオン武選手と戦いたい」【10・26 修斗】

2018.10.27 Vol.Web Original

山本が工藤に3-0の判定勝ち
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO GIG TOKYO Vol.26」(10月26日、東京・新宿FACE)のメーンで行われたフェザー級戦で山本健斗デリカットと工藤諒司が対戦。山本が3-0の判定で勝利を収めた。

 山本は今年6月に行われた第9代環太平洋フェザー級チャンピオン決定戦でTOMAに敗れて以来の復帰戦。

 対する工藤はアマ修斗で輝かしい成績を誇るフェザー級の新星。今後の修斗フェザー級を背負う者同士の戦いは1Rから激しい攻防が繰り広げられた。

 1R序盤、山本の右ストレートでヒザをついた工藤はタックルで組み付くとコーナーに押し込みダメージを回復させる。ブレイク後、組み付いて押し込んだ山本だったが、逆に工藤は足をかけテイクダウンに成功。山本がもぐってタックルに行くが工藤は許さず潰してフロントチョークを狙う。そこからバックを取った工藤だったが山本はアームロックを狙い左腕を捕獲。取り切れないとみるや、スキを突いて立ち上がり打撃の攻防に持ち込むなど、攻守が激しく入れ替わる展開に。

38歳まだまだ進化中のリオン武が「KIDさんに少しでも恩返ししたい」【9・23修斗】

2018.09.24 Vol.Web Original

“伝説の王者”が現王者を破る
「プロフェッショナル修斗公式戦」(9月23日、東京・後楽園ホール)のメーンで現環太平洋フェザー級王者のTOMAと元世界ライト級王者のリオン武が対戦。3-0の判定でリオンが勝利を収め、まだまだ衰えることのない実力を見せつけた。

 1Rからともに距離を探り合う緊張感の漂う展開となったが、リオンはパンチのフェイントからのタックルを決めテイクダウンに成功するなど的確に要所を押さえていく。TOMAは変則的な蹴りで局面の打開を図るが、リオンはそれに合わせてタックルを決めるなどキャリアの違いを見せつける。

 勝負は判定となり2人が30-27、1人が29-28の3-0でリオンが制した。TOMAも決して一方的に攻め込まれていたわけではないのだが、ラウンドの終盤は常にリオンが攻撃して終わるなど、ここでもキャリアの違いを感じさせた。

 リオンは試合後のマイクで現在、CRAZY BEEで練習していることを明かし、「38歳でもまだ強くなれている。もっと強くなってCRAZY BEEを作ってくれたKIDさんに少しでも恩返ししたい」などと9月18日に急逝した山本“KID”徳郁さんへの思いを口にした。

「修斗伝承マッチ」で斎藤裕がリオン武に判定勝ち【5・13修斗】

2018.05.14 Vol.Web Original

斎藤が現王者の貫禄見せる
 プロフェッショナル修斗の春の大一番「プロフェッショナル修斗川崎大会」(5月13日、神奈川・カルッツかわさき)のメーンで行われた斎藤裕vsリオン武の一戦は3R3-0の判定で斎藤が勝利を収めた。

 リオンは第5代、第8代と二度、世界ライト級のベルトを巻いた伝説の王者。現世界フェザー級王者の斎藤との対戦は“修斗伝承”がうたわれたものとなった。

 1R、斎藤はローでの探り合いからタックル、パンチを見せてからのタックルとさまざまなバリエーションでテイクダウンを狙うがクリーンな形でリオンを倒すことはできない。ラウンド終盤にテイクダウンに成功するも、ダメージを与えるまでには至らない。

 2Rもリオンのパンチにタックルを合わせてテイクダウンに成功するも、リオンはすぐに立ち上がる。逃さず押し込む斎藤だが、効果的な攻撃が続かずブレイク。しかし次の展開では組み付いてから足を払ってきれいにテイクダウンに成功。鉄槌を落とすも、リオンはスキを突いて立ち上がる。ここでも逃さずバックをキープした斎藤はヒザ蹴りでリオンを削っていく。リオンも正面に向き直り逆に押し込むが斎藤はリオンのボディーにヒザを連打。斎藤はラウンド終盤にはハイキックをヒット。徐々にペースを握っていく。

現王者・斎藤裕がリオン武に「当たり前に圧勝したい」【5・13修斗】

2018.04.23 Vol.Web Original

リオンは「応援してくれる人の思いを拳に宿して斎藤選手にぶつけたい」
 修斗春の大一番と銘打たれた「プロフェッショナル修斗川崎大会」(5月13日、神奈川県・カルッツかわさき)で対戦する世界フェザー級王者・斎藤裕と第5代、第8代世界ライト級王者のリオン武が4月22日の修斗新宿大会に姿を見せた。

 斎藤は「リオン武選手は今まで数多くの強豪としのぎを削ってきた選手ですが、今のチャンピオンは僕なので、当たり前に圧勝したいと思う」、リオンは「久しぶりの修斗の試合でいきなりチャンピオンの斎藤選手と対戦させていただくことになって、いろいろな人に感謝します。応援してくれる人の思いを背中にしょって、その思いを拳に宿して斎藤選手にぶつけたい」とそれぞれ対戦に向けての決意を語った。

 斎藤は昨年4月の宇野薫に続いてのレジェンド狩りとなる。リオンは2016年9月のVTJでの内村洋次郎戦以来の実戦ではあるが、その時も約1年半のブランクがありながらきっちり仕上げ、KO勝ちを収めている。「修斗伝承」と銘打たれてのこの一戦。斎藤にとっては一筋縄ではいかない戦いとなりそうだ。

「齋藤曜vs平川智也」の好カードが実現
 5月大会はこのほかに「猿田洋祐vs村田一着」の世界ストロー級タイトルマッチ、「根津優太vs魚井フルスイング」、「岡田遼vs論田愛空隆」、インフィニティリーグ2018ストロー級の「箕輪ひろばvs楳沢智治」が発表されていたが、この日新たに「榎本明vs倉本一真」戦を発表。また参戦が決まっていた齋藤曜の相手が平川智也となることが発表された。

 齋藤は前戦で世界王者の佐藤将光を破り一躍脚光を浴びる存在となった。一方の平川はバンタム級に転向後2連勝と勢いに乗る。思わぬ好カードが実現することとなった。

6月大阪大会ではTOMAvs山本健斗デリカットの環太平洋王座決定戦開催
 またこの日は6月17日に開催される大阪大会(エディオンアリーナ大阪・第2競技場)の一部カードが発表された。

 第8代環太平洋フェザー級王者の高橋遼伍が膝の手術で防衛戦を行えないことから王座を返上。これを受け、「第9代王座決定戦」としてTOMA(同級1位)vs山本健斗デリカット(同級3位)が行われることとなった。

 出場予定選手として、オニボウズ、前田吉朗、キャプテン☆アフリカ、マッチョ ザ バタフライ、高野明、長田拓也、ダイキ ライトイヤーが発表された。

9・19「VTJ 8 th」パンクラスのISAOが修斗世界王者・斎藤を破る

2016.09.20 Vol.674

 総合格闘技イベント『VTJ 8 th』が19日、千葉・舞浜アンフィシアターで開催された。
 メーンでは現修斗世界ライト級王者の斎藤裕と第5代ライト級キング・オブ・パンクラシストのISAOが対戦。ISAOが2-1の判定で勝利を収めた。
「修斗vsパンクラスの王者対決」とうたわれた一戦。ISAOはこれまで弘中邦佳、リオン武、冨樫健一郎といった修斗の王者・世界ランカーを破っており、斎藤にとっては大きな看板を背負っての戦い。
 打撃を中心に攻撃を組み立てる斎藤に対し、ISAOは巧みに距離を詰め組み止めると要所要所でテイクダウンを成功させ、パウンドとヒジで攻め立てる。斎藤もケージを利用して立ち上がり、逆にテイクダウンさせる場面も作るなど不利な展開を長引かせることはなかったが、主導権を握っていたのはISAO。2人が48-47、1人が49-47の僅差でISAOが接戦を制した。
 ISAOは試合後「斎藤選手が強くて思うようにできなかった。生意気なことを言うと、通過点というか、自分はまだアメリカにリベンジしたい思いがある。内容的にはまだまだだったので、一本かKOで決められるようにやり直してきます」と話した。

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