映画『リスタートはただいまのあとで』公開記念舞台挨拶が5日、都内にて行われ、主演の古川雄輝と竜星涼、井上竜太監督が登壇した。
小さな田舎町で出会った2人の青年の絆を描く“癒し系純愛BL映画”。
タイトルにちなみ“リスタートしたいことは”と質問された3人。古川は「僕は大学を卒業して10年経つんですが、卒業してからお芝居以外の勉強をしてこなかったので、改めて勉強をリスタートしたいです。学生のころに興味なかったことでも、いまになって興味が出てきたものもあるので改めて勉強したい」と勤勉さが伝わる回答。
一方の竜星は「今の人生において、あまりリスタートしたいと思うことがないくらい満足しているので今のままでいいかなと。でも強いていうならもう少し学生のときに歴史の勉強をしていればよかったかな、と。意外と学生のときに勉強していることってためになる。もっとちゃんとやっていればよかった。漢字とか…。笑わないで下さいよ」と苦笑。
デビュー10周年を迎え波に乗っている2人。古川は「10年経ちましたけど、最初は何も分からない状態でこの世界に入ってきて、がむしゃらでやってきました。後悔したことも、それこそリスタートしたいこともありましたが、この10年で経験したそういう思いや学んだことをを生かして、これからの10年で恩返しできたら」と語り、竜星も「いつの間にか10年経っちゃったという感じ。今回コロナの影響でもあって、1回立ち止まって自分にとってこの仕事とは、俳優とはと考える機会を得て、それこそリスタートのチャンスになりました」と、2人とも今後の活動に向けて改めて意欲を見せた。