「K-1 WORLD GP 2023~初代ミドル級王座決定トーナメント~」(6月3日、神奈川・横浜武道館)で行われた「K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント」でハッサン・トイ(トルコ/Team Toy)が決勝で松倉信太郎(team VASILEUS)を1R45秒でKOで破り、初代王座に就いた。
トイは2019年12月の名古屋大会でK-1初参戦を果たすも野杁正明に判定負け。しかし野杁が試合後に「シンプルにすごく強かった。また日本で見たい選手」と語り、再来日が望まれたのだが新型コロナウイルスの影響もあり、なかなか来日がかなわず、今回が約3年半ぶりの参戦だった。
1R、ともにオーソドックススタイルでスタート。松倉がワンツーを出すとトイもワンツー。トイはサウスポーにスイッチすると左フック一閃。ガードの外から側頭部に食らった松倉はダウン。なんとか立ち上がろうとするがそのまま立ち上がれず、トイが1R45秒でKO勝ちを収めた。