昨年は新型コロナ禍で急きょ無観客開催に
WWEが1月18日(日本時間)、年間最大の祭典「レッスルマニア」の向こう3年間の開催地と日程を発表した。今年は4月10~11日にフロリダ州タンパベイのレイモンド・ジェームズ・スタジアムで開催される。
同所では昨年、「レッスルマニア36」が開催される予定だったが、折からの新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、急きょWWEパフォーマンスセンターでの無観客開催に切り替わっていた。
今回の発表にあたり、今年「レッスルマニア37」が開催されるフロリダ州のロン・デサンティス知事は「フロリダ州は4月にレッスルマニアをタンパベイに迎え入れる事ができ大変うれしい限りです。フロリダ州はプロフェッショナルスポーツやエンターテイメントを安全な形で継続しながら収益化してきており、人々の職を確保して参りました。レッスルマニアはタンパベイ周辺に数十億の経済効果をもたらすことが期待されており、それを皮切りに今年はフロリダ州内でその他のスポーツやエンターテインメントイベントも開催できることを楽しみにしています」、タンパのジェーン・キャスター市長は「タンパベイで4月にレッスルマニアを開催できることは、私たちのこの美しい市がこれまで以上に魅力的な市として、WWEで言う完璧なカムバックする素晴らしい機会だと感じています。タンパベイの魅力を皆様にお届けできることを大変楽しみにしています」とそれぞれ語った。
以降、2022年は4月3日にテキサス州ダラスのAT&Tスタジアム、2023年は4月2日にカリフォルニア州ロサンゼルスのイングルウッド、SoFiスタジアム/ハリウッドパークで開催される。
2022年の「レッスルマニア38」が開催されるアーリントンのジェフ・ウィリアムズ市長は「2016年のレッスルマニア32には10万1000人以上もの観客がいらっしゃいました。そんなレッスルマニアがアーリントンのAT&Tスタジアムに帰ってくることを非常に楽しみにしています」、2023年の「レッスルマニア39」が開催されるイングルウッドのジェームズT.バッツJr.市長も「2023年、イングルウッドでレッスルマニアを開催できることを大変光栄に、そして楽しみにしています。また、タンパベイが今年、延期開催ができることをお祝い申し上げます」とそれぞれコメントした。
WWEのビンス・マクマホン会長兼CEOは「WWEを代表し、向こう3年に渡るレッスルマニアの開催に際して、デサンティス知事、キャスター市長、ウィリアムズ市長、そしてバッツ市長の寛大な、そして柔軟な姿勢を心から感謝しています」と語った。
なおジョン・シナ、ローマン・レインズ、ポール・ヘイマン、サーシャ・バンクス、ステファニー・マクマホン、トリプルHらWWEスーパースターたちもYouTube( link to:https://www.youtube.com/watch?v=S84sDXetOcM&feature=youtu.be )で開催にあたってのコメントを発表している。