役所広司主演、永山瑛太監督によるショートフィルム作品など、日本のショートフィルムを紹介する映画祭「UNLOCK CINEMA Short Films,Infinite Possibilities」が2024年1月にロサンゼルスにて開催されることが決定した。
今年25周年を迎えた国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」と、5周年を迎えた外務省の対外発信拠点ジャパン・ハウス ロサンゼルスによる企画。
当日は「SSFF & ASIA 2023」のグランプリ=ジョージ・ルーカスアワード受賞作品『希望のかけ橋』(監督・吉田和泉)や、役所広司主演、永山瑛太が監督を務めた『ありがとう』のほか、アカデミー賞受賞監督・濱口竜介による『天国はまだ遠い』、2018年にアカデミー賞短編部門にノミネートした『ネガティブ・スペース』(監督・桑畑かほる/マックス・ポーター)、剛力彩芽主演『MASKAHOLIC』(監督・洞内広樹)など、今注目したい日本のショートフィルム作品を一挙上映。
さらには特別作品として、ヴィム・ヴェンダース監督が日本で撮影した、ダンサー田中泯をとらえた最新ショートフィルム『Some Body Comes into the Light』も上映するほか、SSFF & ASIA代表の別所哲也と、今年のカンヌ映画祭で脚光を浴び、米アカデミー賞国際長編映画部門日本代表に選出された、役所広司主演、ヴィム・ヴェンダース監督作品『PERFECT DAYS』の共同脚本・プロデュースを務めた高崎卓馬氏らよるトークイベントも実施予定。日本のショートフィルムを通して、ハリウッドに日本映画の魅力を伝える貴重な機会となりそうだ。
現地時間の2024年1月11日に米国ロサンゼルス・TLCチャイニーズシアターにて開催。
SSFF & ASIA 2023グランプリ=ジョージ・ルーカスアワード受賞
『希望のかけ橋』(The Bridge)監督:吉田和泉
『ありがとう』(Gratitude)監督:永山瑛太
『MASKAHOLIC』 監督:洞内広樹
『Somebody Comes into the Light』 監督:ヴィム・ヴェンダース