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フェデラーが8度目の優勝! 5年ぶりウィンブルドンを制す

2017.07.23 Vol.695

■フェデラーが8度目のウィンブルドン優勝
テニスの四大大会の第3戦「ウィンブルドン選手権」の最終日(16日)に男子シングルス決勝が行われ、ロジャー・フェデラーがマリン・チリッチを6−3、6−1、6−4のストレートで破り5年ぶり8度目の優勝を果たした。この「8度」というのが単独最多なら、35歳という年齢も史上最年長とWの快挙となった。

フェデラーはチリッチの高速サーブを巧みなリターンで封じ、エースを5本に抑えた。第1セットを5ゲームでブレークして主導権を握ると、チリッチに流れを譲ることなく、一気に試合を決めた。昨年の準決勝で敗退して以来、聖地で復活することに賭けてきた。治療のため昨年後半は休養。復帰した今季は1月の全豪オープンで四大大会通算18度目の頂点に立ち、その後は全仏などクレー(赤土)シーズンで再び休み、芝の季節に照準を合わせてきた。

今大会はサーブ、ストロークとも抜群の切れを見せ「芝では自然に戦える」と本領を発揮。第1シードのA・マリーらが敗れる中「ビッグ4」で唯一勝ち進み、優勝まで1セットも落とさない盤石な戦いだった。

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