大量のエフェクターを駆使し、スリーピースとは思えない音圧の厚い電子音サウンドを作り出す、唯一無二のロックバンドavengers in sci-fi(アベンジャーズ・イン・サイファイ)。今年でデビュー16周年を迎える彼らは、11月7日、3rdミニアルバム『Pixels EP』をリリース。その最新作の制作秘話や、16周年に馳せる思いなどをインタビューした。
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【インタビュー】ゆるく、自分らしく。トリプルファイヤー吉田の叙事的な人間性に迫る
「トリプルファイヤー」というロックバンドをご存知だろうか。今、東京のライブハウスで物議を醸すバンドであり、読者各位が想像するであろう普通のバンドとはどこか一線を画す存在である。まず、トリプルファイヤーを初めて見る方は、その叙事的な歌詞とボーカル吉田の着飾らなさに驚くことだろう。
ライブハウスは、音楽好きの社会人サークルだ! 【下北沢BASEMENTBAR】
アンダーグラウンドな音楽カルチャーの聖地とも言える下北沢に構えるライブハウス「BASEMENTBAR」は、今の邦楽バンドのカルチャーの最先端にいる。さまざまなバンド、音楽フリークから愛され続けるこのライブハウスで、ブッキングを手がけるスタッフたちによる座談会を行った。「東京中のライブハウスを探したって、こんなに初心者向けなライブハウスはないんじゃないか?」と、彼らは口を揃える。6月某日、昼間のBASEMENTBARのブッキングたちが一同に介した!
武井壮が新しい対バンイベントでナビゲーター
武井壮が新しい対バンイベント「ROAD TO EX 2017」のナビゲーターを務めることが分かった。
イベントは、バンドが、ライブハウスのEXシアター六本木でのイベント出演権をかけて、ライブパフォーマンスバトルを行うというもの。公募されたバンドのなかから選ばれた4組のバンドが対バンライブを行い、チケット販売枚数によるポイント、観客の投票によるポイントを合計したポイントで競い、上位2組がセミファイナルライブに進出する。これを4回繰り返して8組を選出して対バンライブが行われ、その上位3組がファイナルに進出する仕組み。EXシアター六本木でのイベントライブは12月23日に開催の予定だ。
3月25日には第1回目のFirst stageが渋谷のTSUTAYA O-nestで行われる。出場するのは、イエスマン、But by Fall、BOYS END SWING GIRL、LOCAL CONNECT。
武井は「どんなバンドがEXシアター六本木の舞台を勝ち取るのか わたくし自身も楽しみにしております。是非、様々なジャンル、様々な世代のバンドの皆さんに参加してもらいたいと思ってます。皆さんのライブパフォーマンスを。この目で!生で!見れることをたのしみにしておりますのでどしどし応募してきて下さい!」と、コメントを寄せている。
尾崎世界観が初めての小説でイベント「本は本屋で見ると感動する」
人気ロックバンド、クリープハイプの尾崎世界観が13日、都内で、初めての小説『祐介』(文藝春秋、1200円・税別)の刊行を記念してイベントを行った。イベント前に取材に応じた尾崎は「ずっと本屋に通っていたので、本は本屋で見ると感動する」と、笑顔を見せた。
音楽で出来ていない部分と向かい合うこともあった本作。「音楽はメロディーやバンド、大きな音で表現するものなので、感情が通り過ぎていってしまうときがある。もっと書けるのにという想いもありました。もっと暴力的、性的な衝動もありますし、(小説は)そういうのと向き合うことができて楽しかった」と、振り返った。
執筆期間については、昨年から「音楽でうまくいかないと書いていた」。また、昨年の夏には、自身の声の不調などからバンドを辞めることも考えていたそうで、「(小説で)吐き出すことで保っていた」という。次回作については「今はあまり考えていない」という。
タイトル『祐介』は自身の本名。「世界観と名乗りだしてから、どこか切り離してしまっていたので、罪悪感があった。本にできて良かった」と話した。
クリープハイプは、8月10日、ニューシングル『鬼』をリリース予定。