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KOされた大沢が反則勝ち。横山は予告通りに里見をKO【9・16 K-1 KRUSH】

2019.09.17 Vol.Web Original

ワンが頭を抱え強烈なヒザ蹴りも…K-1ルールでは反則
「K-1 KRUSH FIGHT.105」(9月16日、東京・後楽園ホール)でライト級のワンマッチが2試合行われた。

 昨年末の大阪大会で行われた「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」の準優勝者・大沢文也が中国のワン・ジーウェイと対戦した。

 大沢は当初は7月の日中対抗戦で卜部功也をKOしたジュー・シュアイと対戦予定だったがジューのケガで対戦相手がワンに変更。前日会見では「強い相手に変更になった」とぼやきながらも「明日は僕がメインだと思っている」と意気込み、この日の試合に臨んだ。

 大沢は1R序盤から飛び込んでの左フックをヒットさせるなど軽快な動きを見せる。ワンも飛びヒザで応戦するなど好勝負の予感が漂った。しかし大沢が前に出たところで、ワンがヒザを大沢の顔面に突き上げると大沢は前のめりにダウン。

 ここでレフェリーがタイムを要求したのだが、ゴングが鳴らされてしまうアクシデント。

 K-1グループのルールでは頭を抱え込んでの攻撃は反則となることから、映像で確認したところ、ワンがパンチの流れで頭を抱え込む形になり、そこでヒザ蹴りを放ってしまったことが確認され反則となった。

セミの大沢文也がタイトル戦に対抗心「明日は僕がメインだと思っている」【9・16 K-1 KRUSH】

2019.09.15 Vol.Web Original

大沢「泥仕合になる可能性が高いのでそのへんはすいません」
「K-1 KRUSH FIGHT.105」(9月16日、東京・後楽園ホール)の前日計量が9月15日、都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。

 計量後には主要選手の会見が行われた。今大会ではライト級の今後を占う2試合がマッチメイクされた。

 セミファイナルでは大沢文也が中国のワン・ジーウェイと対戦する。

 大沢は当初は7月の日中対抗戦で卜部功也をKOしたジュー・シュアイと対戦予定だったがジューのケガで対戦相手が変更された。

 大沢は「モチベーションを上げるのは大変だった。ただabemaTVさんに組んでもらった特集を見たら、卜部功也選手にすごくいいことを言われたので、それですごくモチベーションが上がった。対戦相手が弱い相手に代わるのかと思っていたんですが、ワン選手に代わって“おい、強い選手じゃないか”と思った(笑)。強い選手とやれるのはうれしい」などとモチベーションは維持できているよう。

 ワンが「試合では自分が持てる能力を100%発揮してみなさんにエキサイティングな試合をお見せしたい」というと大沢は「K-1グループでは僕は泥仕合の帝王なんで、エキサイティングな試合をしたいと言われているんですが、泥仕合になる可能性が高いのでそのへんはすいません(笑)。でもワン選手には少ない準備期間だったと思うが試合を受けてくれて感謝したい。日本人の強い選手が結構負けているので、僕は他の選手とは違うんというところを見せて勝ちます。あと、今回のKRUSHはスーパー・フェザー級のタイトル戦があるが僕がメインだと思っています。僕の試合に期待してください」などといつもの“大沢節”で会見を締めくくった。

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