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安保瑠輝也が戦線復帰。ゴンナパーとの幻の一戦が実現【6・17 K-1】

2018.04.25 Vol.Web Original

安保兄弟が大阪に自らのジム「ALL-WIN GYM」立ち上げ
 K-1実行委員会が4月25日、都内で会見を開き、「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~」(6月17日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)の追加対戦カードを発表した。

 ライト級のスーパーファイトでゴンナパー・ウィラサクレックと安保瑠輝也(瑠輝也から改名)が対戦する。

 安保は20日にSNSで弟の安保璃紅とともに大阪を拠点に活動していくことと自分たちのジムとして「ALL-WIN GYM」を立ち上げることを発表していた。リングネームの変更もそれに伴ってのもの。

 このカードはKrushの2月大会でライト級挑戦者決定戦として組まれていたのだが、安保が当時所属していたTRY HARD GYMとK-1側との契約トラブルに伴い流れた経緯があった。

 安保はプレリミナリーファイト、トーナメントのリザーバーとして出場経験があるが、今回が本格的なK-1参戦となる。

 冒頭、安保は「2月に決まっていたゴンナパー戦はたくさんの方に期待してもらっていたが、それが実現できないとなってしまった。今回ゴンナパー選手と戦えることになってすごくワクワクしている。」と話した。

 一方、ゴンナパーは「瑠輝也選手は多分、自分より下だと思っている。そんなに強くないと思うので、自分が練習を頑張れば絶対に負けないと思う」と話した。

 安保は2月に試合が流れた時のことについては「複雑な気持ちになった。直前で流れたので落ち込んだ」と振り返った。そして「本当に僕自身、弟と一緒に悩んだが、僕たちが姫路から出てきた理由がK-1のチャンピオンになることだったので、まだK-1でやり残したことがあるという決断になった」と戦線復帰の経緯を説明した。

 改めてゴンナパーについては「強い選手。Krush王者になったし、K-1王者の卜部功也選手にも勝っている。ここでゴンナパーを倒すことによって、夢であるK-1チャンピオンが見えてくるのかなと思う」と話した。

 拠点が東京から大阪へ変わることで練習環境にも大きな影響がありそうだが、その点については「東京で2年弱頑張ってきましたが、トップ戦線に通用するノウハウは知りえたと思う。大阪って今盛り上がっているじゃないですか。そこに僕たち兄弟が行くことによって、大阪がもっと大きくなっていくのかなと思う。練習環境は、今は姫路で昔お世話になったところで練習していますが、タイに行って帰ってきたら自分たちのジムがあって、タイ人のトレーナーも用意する予定なので、そこに関しては問題ないと思う。後は気持ちだと思います」と胸を張った。

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