昨年10月に亡くなったアントニオ猪木さんの一周忌法要が9月12日、猪木家のお墓がある神奈川県横浜市の曹洞宗大本山總持寺でしめやかに行われた。
法要には実弟の猪木啓介氏ら親族、新日本プロレス顧問の坂口征二氏、力道山夫人の田中敬子さん、棚橋弘至(新日本プロレス)、潮崎豪(プロレスリング・ノア)、宮原健斗(全日本プロレス)、女子プロレスラーのSareeeら団体の垣根を越えて多くのレスラーが列席した。
法要後に猪木さんの弟子の藤原喜明は「猪木さんが亡くなって1年が経つんだなと。亡くなってから早いという、そういうことですね」と語った。
この日は墓前で猪木さんのブロンズ像除幕式が行われたのだが、藤原は「ずっと本物を見ていたんで、似ているんだけどちょっと違うかなと。俺だったらここはこういうふうに作るなというところはあったが、出来としては上出来じゃないかと。全体的には雰囲気は出ていたが細かいところ。もう少し絶壁だったとか、もう少しアゴが出ていたとか。あともう少し首が太かったなとか」と長く付き人を務めた藤原ならではの感想を口にした。