写真家のオケタニ教授の写真展「夜景おじさん6」が9月13日から東京・中野のケンコー・トキナーギャラリーで開催される。2018年の第1回から実に6年連続の開催。一人の写真家が同じテーマで6年連続で個展を開くのはとても珍しい。
今年は31枚の写真を展示。だいたい20~21人のおじさんが登場する。街中でオケタニ教授が「これ!」と思ったおじさんに声をかけて、その場で撮影の交渉をするというスタイルのため、ここ3年は折からのコロナ禍で“新人のおじさん”の補充がままならない状況が続いていたのだが、今年は新人が2人加入した。
また、これまでは写真集、ポストカードを作成していたのだが、今年は「集めている感じがあっていいじゃないですか。2.5次元のお芝居みたいで」(オケタニ教授)とのことでトレーディングカードを作成。こちらは32人のおじさんが登場。3枚セットで500円という絶妙な価格で販売。他のトレカ同様、袋を開けるまでどのおじさんが出てくるか分からないため「推しが出るまで買い続けて下さい(笑)。トレカについてはみんなが今まで知らなかったおじさんを知ってほしいと思って作りました。レギュラーのおじさん以外も入ってますし、写真展ではイケメンのおじさんはあまり展示していないんですが、トレカにはイケメンのおじさんも入れてます」と新しいおじさんとの出会いを演出。