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黒田勇樹がジョン万次郎をモチーフに「世界は広くて美しい」ということを描く舞台が12月3日から上演

2024.11.22 Vol.760

三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.17 『いつの日か、また会おう!』

 作家・演出家・映画監督、そして俳優として活躍する黒田勇樹が作・演出を務める舞台『いつの日か、また会おう!』の上演が12月3日から始まる。

 三栄町LIVEとは東京・四谷三栄町にある三栄町LIVESTAGEを拠点に年間20公演以上を行う企画団体。“観客、業界関係者との出会いやコンタクトの場”というコンセプトを掲げ、この現場を通じて次の仕事を勝ち取る役者を量産することをテーマとして掲げるという個性あふれる団体で、黒田と三栄町LIVEは2018年から「三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュース」という形で舞台制作に取り組み、今回で実に17作目となる。

 この三栄町LIVE独自の姿勢と黒田のパイオニア精神がうまく噛み合い、他ではなかなか見られない作品を数多く生み出している。前作『GEMINIでございま〜す!』は実験演劇と銘打ち、AIに脚本を読み込ませ、コミュニケーションを取りながら修正を繰り返し演劇を作るという試みに挑戦。第1部では黒田が書いた脚本、第2部ではAIに書き直してもらった台本で演じるという摩訶不思議な世界を作り出した。

 もちろん、そういった突飛な試みばかりではなく、きっちりと物語性の強い作品も。今回は“日本に初めて民主主義を伝えた男”といわれるジョン万次郎をモチーフに「世界は広くて美しい」ということを描く作品。今年2月に上演の予定だったのだが、訳あって10カ月経って日の目を見ることとなった。さて、どのような作品に仕上がったのか。

黒田勇樹が男女共同参画を実践。夫演出、妻主演、稽古は子連れで新作公演「シン・デレラ」〈インタビュー〉

2023.02.09 Vol.Web Original

 劇作家・演出家で俳優の黒田勇樹が演劇界における真の男女共同参画を実践!? 黒田は自身が脚本・演出を務める三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.13「シン・デレラ」が2月21日からスタートするのだが、主演に妻の珠居ちづるを起用、子連れで稽古という新しい試みにチャレンジしている。黒田にその経緯、実際の稽古の様子などについて聞いた。

2時間ずっと“愛”しか映っていない傑作映画「浅田家!」【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2020.11.04 Vol.web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.10『ウィルス・ブルース』の稽古が始まりました。

 普段よりちょっと台本に難航しました。いろいろやりたいことがあって、書いても書いてもなかなか終わらないという生みの苦しみがありましたが、その分、納得のできるものに仕上がりました。

 ご期待ください。そしてちょっとでも興味が沸かれましたら、ぜひお越しください。

 それでは始めましょう。今週も鑑賞記やります。

感染症と生きなければいけないこの時代に、相性最悪の“生”の演劇をするということ【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記番外編】

2020.08.05 Vol.Web Original

こんにちは、黒田勇樹です。
三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.9「首領(ドン)ちゃん騒ぎ」が全16公演、無事終了しました。
企画が立ち上がってから、稽古、小屋入り、初日、そして千秋楽と節目節目でいろいろなことがありました。とにかく無事に終わって良かったです。
この時期にこんな作品ができたこと、関わっていただけた皆様に感謝します。
今回は番外編として、ちょっとだけ今回の舞台のことを書かせていただきます。
では始めましょう。

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