公開中の映画『言えない秘密』の大ヒット舞台挨拶が9日、都内にて行われ、俳優の京本大我、古川琴音、三浦獠太、坂口涼太郎と河合勇人監督が登壇。京本が初主演作を鑑賞し、エンディングまで泣きどおしだったことを明かした。
台湾の大ヒット映画を日本で映画化した切なくもミステリアスなラブストーリー。
公開から12日目。反響の大きさに主演の京本は「SNSで3回目、4回目見に行きましたという声も頂いていて」、ヒロイン役の古川も「贅沢な時間を過ごさせていただいています」と感激。
個性的な音大生仲間を演じる坂口涼太郎は、作品のPRのために「提案させていただいても…」と切り出し「坂口涼太郎です、“よろシークレット”…と言った後に“何ですか、それ”と聞かれたら“言えない秘密”って言うの。これを流行らせたい」と提案。京本も「ぜひやらせてください」とノリノリ。最後は2人で息ピッタリの“秘密ポーズ”を決め、京本と坂口の即興コントに会場も大盛り上がり。
タイトルにちなみ「言えない秘密を漢字一文字で」という質問に「希。悲しいラストだったとしてもそこだけで終わらせたくない、その先を想像して希望を持ってもらいたい作品。僕自身も初主演作として、たくさんの人に希望を届けたいという意味も込めました」と語っていた京本。
この日が語呂合わせで「泣(7)く(9)日」であることにちなみ、自身は本作を見て1回の鑑賞で何度泣いたかと聞かれると「泣き止まないまま最後まで行った、みたいな。エンディング迎えて試写室からロビーに出たときも泣いていました」。河合監督からも「すごい泣いてた(笑)」と暴露され「それくらいすてきな作品だなと思いました」と照れ笑いしていた。