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初代クルーザー級王座決定トーナメント出場の上原「負けたら引退します」。郷州の対戦相手も決定【9・24 K−1 】

2018.09.04 Vol.web

「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN〜初代クルーザー級王座決定トーナメント〜」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)の対戦カードの変更が3日、都内の会場で発表された。今回変更されたのは、一回戦の上原誠とマシニッサ・ハマイリの対戦。マシニッサが、ビザ申請の手続き不備により欠場することにより、上原の対戦相手がブバッカ・エル・バクーリ(モロッコ)に。それについて、双方のコメントが読み上げられた。その中で上原は「対戦相手が変更になったようだが、僕は誰になってもいいです。9月24日は自分が王者になります。今回破れたら引退します」と引退を明言。背水の陣でその日を迎える覚悟を語った。

 また、同大会のスーパーファイトで、郷州征宜がスアレック・ルークカムイ(タイ)と対戦することも発表。当初発表されていた対戦相手が怪我のため欠場することが伝えられていたが、やっとこの日に新たな対戦相手が発表。郷州は「3月のK−1のトーナメントでは武尊に負け、6月にはKrushの防衛戦でも負けてベルトを失った。今回このようなチャンスをもらえてうれしいです。対戦相手は変わりましたが、やることは変わらないので、しっかりお客を盛り上げられるように頑張ります」と連敗からのリベンジを誓った。

新設されたクルーザー級(−90kg)の初代王座決定トーナメントを開催【9・24 K-1】

2018.07.14 Vol.web

「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナの第2弾対戦カード発表が14日、都内の会場で行われた。

 会見に先立ち宮田充K−1プロデューサーより、今大会からー90kgのクルーザー級が新設されることが発表。9月24日の同大会で、その初代王座決定トーナメントが開催される。
 トーナメントは日本人4選手、外国人4選手で行われ、日本からは上原誠ほか、K-Jee、杉本仁、OD・KENが参戦する。

 上原は「格闘技を12年やってきて、ずっとできればいいなと思っていた階級ができ、非常にうれしい。この階級は僕のために作られたと思っているので、ベルトを負けなかったら、この大会で最後になるかもしれないという気持ちで挑む」と格闘技人生をかけた試合になることをにおわせた。また、K-Jeeが「日本人選手の中では上原選手と戦って僕が引導を渡したい」と言うと上原は「いいと思います。僕も若い時は先輩方に、そういうことを言ってきた。若い選手にはもっと、いつか潰すからなという感じで来てもらいたい」と、ヘビー級のエースとして、若い選手の成長を期待する言葉も飛び出した。

各選手のコメント

上原「今回、待望のクルーザー級が新設されたので、ベルトを巻けるようにしっかりと頑張りたい。(今回トーナメントに出場する)杉本選手からは、いつか対戦したいとずっと言われていたが、まだ早いぞというのを見せたいと思う」

K-Jee「クルーザー級は自分にとってベストな階級でもありますし、目指したベルトは本当に近いと思います。K-1 の舞台に上がったらどんな気持ちなんだろうとか、どんな景色見えるのだろうとか思っていた。K-1のベルトを巻いている選手がすごいかっこよかったし、そのベルトを巻いたら何を感じられるのかという楽しみがあるので、絶対に取りたいと思っています」

杉本「この階級は自分にとってベストのパフォーマンスを出せる階級だと思っているので、全試合KO勝ちして、ベルトを巻きたいと思っています。K-1のベルトは特別なものだと思っているので、必ず取りにいきます」

OD・KEN「日本人選手はみんな僕より完全に格上。胸を借りて戦いたい。日本人が勝ち上がらないと盛り上がらないので、全員勝って準決勝、決勝は日本人でやりたい。K-1のベルトはネームバリューがあるので、しっかり倒してベルトを巻きたいと思います。リングネームのODは〝お客様第一〟の意味。そんなお客様第一の試合をします」

スーパーファイトも波乱の展開【6・17 K-1】

2018.06.18 Vol.web Original

 6月17日(日)に、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催された「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~第2代フェザー級王座決定トーナメント~」。トーナメントだけではなくスーパーファイトでもファンが喜ぶカードが並び、波乱の展開で会場をわかせた。

上原誠「KOICHIさんの分も背負って戦いたい」

2018.04.07 Vol.Web Original

日本のヘビー級を長く支えたKOICHI選手が交通事故で急逝
 K-1ヘビー級で活躍したKOICHI選手(本名、渡邉浩一)が4月7日、バイクによる交通事故で亡くなった。37歳だった。

 この日の夕方、都内で行われたK-1のカード発表会見の冒頭、宮田充K-1プロデューサーから報告された。

 宮田氏はKOICHI選手について「K-1には2016年から参戦して、これまで3回試合をしていただいた。昨年11月23日の初代ヘビー級王座決定トーナメント1回戦でイブラヒム・エル・ボウニ選手と対戦し、その試合がラストファイトとなりました。ご遺族の皆様にはお悔やみ申し上げます。ご冥福を祈らせていただきます。試合の話をしている時もすごく穏やかで、これがファイターなのかなと思わせるような静かな男だったが、試合は勇敢に戦うファイターだった。11月23日の試合では、これを最後にもう試合をしないということは所属のバンゲリングベイ・スピリットさんからうかがっていたが、心の中ではまた試合をしてくれないかという気持ちもあった。そんな中ファイターとしてピリオドを打って、これから第二の人生をというところで、非常に残念に思っています。これからもK-1ヘビー級の戦いは続いていきますが、KOICHI選手の分までファイターたちには頑張ってもらいたいと思っています」と話した。

山崎秀晃が復帰戦で左右田を破った中澤と対戦【6・17 K-1】

2018.04.07 Vol.Web Original

ともに丁寧な言葉遣いながらも辛辣なコメントの応酬
 K-1実行委員会が4月7日、都内で会見を開き、「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~」(6月17日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)のスーパーファイト4試合を発表した。

 3月大会のリング上で復活宣言した山崎秀晃が現Krushスーパー・ライト級王者の中澤純と対戦する。

 山崎は「K-1 WORLD GP 2016 -65kg日本代表決定トーナメント」で優勝し、「世界最強決定トーナメント」に出場したものの、ゴンナパー・ウィラサクレック戦でひざを負傷。昨年4月のゲーオ・ウィラサクレック戦で状態を悪化させ、長期欠場し手術に踏み切っていた。

 中澤は第4代王者の山崎の返上による王座決定トーナメントを制し第5代Krushスーパー・ライト級王座を獲得。これをきっかけにK-1にも参戦し、3月大会では因縁の左右田泰臣を判定で破り、K-1での初勝利をあげた。

 活躍時期が微妙にずれていたことでこれまで交わることのなかった2人だが、山崎の復帰戦という大舞台でこの対戦が実現した。

“シカティック2世”プラチバットが初代ヘビー級王者に輝く【11・23 K-1】

2017.11.24 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ヘビー級王座決定トーナメント~」(11月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で行われた初代ヘビー級王座決定トーナメントの決勝で第1回K-1GP優勝者ブランコ・シカティックの推薦選手アントニオ・プラチバットとイブラヒム・エル・ボウニが対戦。プラチバットが判定で勝利を収め初代王者に輝いた。

 日本勢は上原誠が1回戦でパコム・アッシにKO勝ちしたものの、他の3選手は1回戦で敗退。上原も準決勝でプラチバットにKO負けした。

K-1ファイターがハロウィンの仮装で登場

2017.10.29 Vol.Web Original

上原誠は少年ファンに腕時計をプレゼント!
 K-1の大会前の恒例イベントとなった「『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ヘビー級王座決定トーナメント~』11.23さいたま大会・大決起集会!」(10月28日、東京スカイツリータウン・ソラマチイーストヤード5F J:COM Wonder Studio)。今回はハロウィンシーズンとあって多くのK-1ファイターたちがそれぞれ趣向を凝らした仮装で登場。その奇抜で意外な仮装でファンを喜ばせた。

「初代ヘビー級王座決定トーナメント」の軸となる上原誠は「覆面YouTuberラファエル」に扮し、イベント中は「上原の代わりに来た」とキャラを貫くも、最後にファンにキーホルダーをプレゼントした折に数が足りないとみるや、マスクも外してプレゼントし最後の最後に正体を明かした。また少年ファンには腕時計をプレゼント。「K-1にヘビー級を作ったのは俺」という言葉通り、今回のトーナメントを盛り上げるべく、ファンサービスも“ヘビー級”だった。
 
 上原は今回のトーナメントで“禁じ手”の解禁を予告しているのだが、「アマチュア時代にずっと使っていた技。選手生命にも関わる技なのでずっと封印してきた」と話す。そして決勝の相手として「ぶっ飛ばしたいのはエル・ボウニだけど気持ち的にはKOICHI選手。日本人同士決勝が一番盛り上がる」と話した。指名されたKOICHIは昨年、上原と対戦し敗れているとあって「自分も去年、悔しい思いをしているので上原選手とやりたい」と応えた。

上原誠が会見で「上原劇場」展開。ヘビー級トーナメントV宣言【11・23 K-1】

2017.08.26 Vol.Web Original

出場選手と組み合わせが決定
「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ヘビー級王座決定トーナメント~」(11月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で開催されるヘビー級トーナメントの出場選手と組み合わせが8月26日発表された。

 1回戦は①「上原誠vsパコム・アッシ(フランス)」、②「K-Jee vs アントニオ・プラチバット(クロアチア)」、③「岩下雅大vsロエル・マナート(オランダ)」、④「KOICHI vs イブラヒム・エル・ボウニ(モロッコ)」で行われ、①と②の勝者、③と④の勝者で準決勝、その勝者が決勝を戦う。

 この日行われた会見には上原、アッシ、K-Jee、岩下、KOICHIが出席したのだが、終始、上原がリードする形で会見は進んだ。

 1回戦で対戦するアッシとは「1試合目はKOを狙う。1日で3試合を戦わなければいけないので早めに試合を片付けたい」(上原)、「格闘家である以上、自分に自信を持つのは当然だが、上原選手は分かっておくべきことがひとつある。攻撃的なコメントをしてきたが、言ったことを後悔させてやる」(アッシ)、「攻撃的なコメントをしたつもりはない。ふだんからこういう性格」(上原)とやり合い、トーナメントの第1試合から激しいぶつかり合いになることを予感させた。

K-1ファンイベントで弘嵩vs大雅がバチバチの火花

2017.01.22 Vol.682

 K-1のファンイベント「『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~』2.25代々木大会・大決起集会!」が21日、東京スカイツリータウン内のJ:COM Wonder Studioで行われた。

 大会前の恒例となったこのイベント。今回は初代ライト級王座決定トーナメントに出場する卜部功也、佐々木大蔵、谷山俊樹、平本蓮の日本人4選手とゴンナパー・ウィラサクレック。スーパー・フェザー級タイトルマッチを戦う卜部弘嵩と大雅。スーパーファイトに出場する野杁正明、上原誠、松倉信太郎、日菜太が登場。
 また4月大会での復帰が発表された武尊も特別出演した。
 
 トーナメント出場選手のうちゴンナパーは2分間のミット打ちを披露。そのド迫力に会場が息をのむ。スパー後、ゴンナパーは「この階級が適正体重。今、階級が上のゲーオや木村ミノルと激しい練習をしています。同じ階級の選手には負ける気がしません」と自信のコメント。

 その後に日本人選手4人が登場。
 ゴンナパーと対戦する功也は「ゴンナパーはいいミットをしていましたね。過去一番厳しいトーナメントになると思うので、覚悟を持って挑みたい」と静かに闘志を燃やした。
 平本は昨年行われたKrush-63kg王座決定トーナメントの決勝で佐々木に敗れ、佐々木はかつて功也にK-1甲子園で敗れ、谷山は8年前にK-1ユースで功也に敗れ、というようにそれぞれ雪辱を胸に臨むメンバー。
 平本は「決勝は佐々木選手にリベンジしたいですけど、誰が来ても強いんで頑張りたいです」と話せば、佐々木は「K-1の頂点からの景色を見てみたい」と独特の表現で優勝を意識。そんななか谷山はプライベートでも仲がいいという功也に「控室でも僕のスーツ姿を見て(漫才コンビの)銀シャリと言われました。K-1じゃなくてM-1の人ですよね、って(笑)」と会場を和ませた。

日菜太がついにK-1参戦「人生を賭けてK-1のベルトを取りたい」

2016.12.07 Vol.679

 K-1実行委員会が6日、都内で会見を開き2017年第1弾大会となる「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ?初代ライト級王座決定トーナメント?」(2017年2月25日、東京・代々木競技場第二体育館)で行われるスーパーファイトにREBELS 70kg級王者の日菜太が参戦することを発表した。

 日菜太はかつてのK-1 MAXで、2008年の日本トーナメントで3位に入るなど主力として活躍。K-1の活動停止後はREBELSを中心に戦ってきたが、今回ついに新生K-1のリングに上がることとなった。

 対抗する団体への参戦とあって、日菜太は会見でまず「K-1というリングに快く上げてくれた、REBELS、クロスポイントのスタッフの皆さん、ありがとうございます。“日菜太が輝く道に進んだほうがいい”と言ってくださった山口代表、本当にありがとうございました」と所属するクロスポイント吉祥寺の山口元気代表への感謝の言葉を口にした。

 そして「僕がやれることは、K-1で僕の強さを証明すること。選手生活の最後にK-1のベルトを取りたい。K-1のベルトは僕の人生の中で、WORLD MAXの時に取れなかった忘れ物だと思っているので、最後に一本、このベルト取りに、人生賭けて来年勝負したい」と決意を語った。

 日菜太の参戦するスーパー・ウェルター級は、王者のマラット・グレゴリアンの防衛スケジュールが確定できないことから王座返上となったことがこの日、発表された。来年の6月大会以降に改めて王座決定トーナメントが行われる予定。日本人選手が苦戦するこの階級で、日菜太には王座獲りが期待される。

ヘビー級日本人トップを決める戦いは上原の判定勝ち【K-1 スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント】

2016.09.23 Vol.675

「今回の試合でヘビー級日本人トップが決まる」と言っていた上原誠とKOICHIの対戦。ともに練習をしていた仲間ということもあり、お互いの手の内が分かるのか、1Rは探るような展開。しかし2Rからはお互いの得意技で積極的に攻撃。3Rまでもつれたものの、決定打がなく試合は判定に。KOICHIを何度もコーナーに追い詰めた上原が3-0で勝利した。上原は「いろいろ反省点のある試合。いいパンチを当てられ大振りになった」と反省点を口にするも「今まではK-1で外国人選手を倒すという夢を語っていたが、日本一を証明した今、それは夢ではなく目標になった。これからは、外国人選手を倒していきたい」と語った。

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