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上田慎一郎監督「出資話に騙されて一時期ホームレスに」経験を新作に生かす?

2024.11.07 Vol.web original

 映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』の完成披露上映会が7日、都内にて行われ、俳優の内野聖陽、岡田将生ら豪華キャストと上田慎一郎監督が登壇。上田監督が物語さながらの“騙され”実体験を語った。

 マジメな税務署員と天才詐欺師が率いるクセの強すぎるチームが脱税王に挑む痛快クライムエンターテインメント。

 韓国ドラマ「元カレは天才詐欺師 〜38師機動隊〜」をもとに、上田監督が代表作『カメラを止めるな!』以前から映画化を企画していた本作。

 真面目な公務員役の内野と、天才詐欺師役の岡田を筆頭に豪華な個性派俳優たちに「キャストの皆さんは歴戦の猛者ばかり。いろんなアイデアを出してくださって、自分のプランが現場で崩れて(笑)。大変でしたけど幸せでした」と振り返ると、キャストから「監督、痩せました?」と茶々が入り、上田監督も「痩せましたよ(笑)」と苦笑。

 撮影中、コロナにり患している期間、撮影は止めずリモートで演出したこともあったという上田監督。すかさず「“カメラを止めるな!”ってね」との声が飛ぶと「言うと思った(笑)」。

 この日は、映画にちなみ一同が「騙した、もしくは騙されたエピソード」を発表。それぞれ個性的な回答が出る中、最後の上田監督が「若いころ、めちゃくちゃ騙されやすいタイプで。とあるウェブサービスに50万円出資すればすごい返ってくるという話を聞いて出資したら、借金が膨れ上がって200万くらいになっちゃって。家も失って一時期、代々木公園でホームレスをしていたことがありました」と衝撃のエピソードを明かし、キャストたちもびっくり。

「そういう経験がたくさんあったので、この映画ができたのかな」とケロッと振り返る上田監督に、当初から作品作りに関わったという内野は「上田監督が不撓不屈の精神で作り上げたことを僕は誰よりも知っている。地獄まで一緒にやってやるよと言って一緒に作り上げた作品」と完成の喜びをかみしめていた。

 この日の登壇者は内野聖陽、岡田将生、川栄李奈、森川葵、後藤剛範、上川周作、鈴木聖奈、真矢ミキ、小澤征悦、上田慎一郎監督。

上田慎一郎監督と『映画を早送りで観る人たち』著者、映画YouTuberが白熱座談会!「『カメ止め』前半部分を“スキップ視聴”されたら…

2022.06.09 Vol.web original

 話題の書籍『映画を早送りで観る人たち』をテーマにした座談会が、8日、ポニーキャニオン映画部公式YouTubeチャンネルにて生配信され、ゲストとして、同書の著者・稲田豊史氏と映画監督・上田慎一郎、芸人で映画YouTuberのジャガモンド斉藤正伸が出演。“映画を早送りで観る”現象の背景に迫った。

「おかげさまで、これまで書いた本の中で一番売れています」と反響を語った稲田氏。「映画やドラマを倍速や10秒スキップで見たり、結末を知ってから見始める人がいるという発見が、本の始まりでした」と振り返ると、斉藤が「今日は決して、倍速視聴する若者を呼んで説教する、みたいな座談会ではないですよね?」。

 稲田氏は「マスコミからはよくそういうふうに切り取られるんですけど、違うんです。確かに僕も最初は“そんな映画の見方をして大丈夫?”という疑問から入ったんですけど、実際に倍速視聴している人に話を聞いていくなかで、そうせざるを得ない現在の状況が浮かび上がってきました」と解説。

「1回目、読んだときは自分のざわざわした気持ちをお行儀よくツイートさせていただいたんですが(笑)、2回目読んだら、映画を1本見たような感動がありました」と感想を語った上田監督は、同書の反響について「(書籍のベースになった)稲田さんのネット記事を読んだんですけど、それに対するコメントで、けっこう激しい言葉で怒っている人がいたじゃないですか」と質問。

 稲田氏は「自分の視聴スタイルを否定されたくないという若者世代と、そんな見方をするなんてけしからんという年配世代、Twitterでは両方からメチャメチャ怒っているリプライがありました」と苦笑い。

 上田監督が「他の記事なんですが、激しく怒っている人のコメントを読んでみて、どうも、そういう現象の背景や文脈をスキップしていると感じたんです」と振り返ると、稲田氏は「記事のタイトルだけとか、冒頭の3行だけ読んで怒っている人も多いんですよ」。すかさず斉藤は「自分も“スキップ”してるじゃないか、と(笑)」。

 稲田氏は「書籍のほうは全部読んでくれる人が多いのか、感情的な反発は少ないんです。ただ、ある感想で“著者が、倍速視聴に賛成なのか、反対なのか最後まで分からなかった”という人がいて。本で問題視しているのは、まさにあなたのことですよ、と(笑)。映像作品に分かりやすさや単純な是か非か、あるいは“正解”を求める人が一定数いるんだと、この本の読まれ方でも改めて分かってきた」。上田監督も「SNSでよく見る分断の根っこがここにあるような気がする」とうなずいた。

 

 

映画『100ワニ』初日挨拶で神木隆之介「何やかやありましたけど…」中村倫也は「ネットで調べたら…」

2021.07.09 Vol.web original

 

 映画『100日間生きたワニ』舞台挨拶が9日、都内にて行われ、声の出演をした神木隆之介、中村倫也、新木優子、ファーストサマーウイカ、上田慎一郎監督、ふくだみゆき監督が登壇。
初日を迎え本作への思いや好きなシーンで盛り上がった。

 Twitterで連載され話題を呼んだきくちゆうきによる4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」をもとにしたアニメーション映画。

 コロナ禍での公開延期などを乗り越えての公開初日に、主人公ワニ役の神木は「何やかやありましたけど今日を迎えられてうれしい」と笑顔を見せた。

 ネズミ役の中村、モグラ役の木村昴とも旧知の仲ということで、神木は「2人とも心を許せる方。3人でわちゃわちゃしている関係性がそのまま(役に)乗っかっている」と幼なじみ3人のシーンを振り返った。

「倫くん(中村)だから気を使わずできた」と神木が言うと中村は「僕のキャスティング理由は隆(神木)と仲がいいからという、それだけで決めたとか。ネットでいろいろ調べたら書いてあった」とトボけて会場を笑わせる一幕も。

【インタビュー】上田慎一郎 × 神木隆之介 映画『100日間生きたワニ』100日後のその先へ

2021.07.05 Vol.741

トレンド記録、コロナで脚本書き換え、そして“炎上”も越え…100日後のその先へ

 Twitterで大きな話題を呼んだ、きくちゆうきによる4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」がアニメーション映画化。100日間のワニの日常と、そこから100日後の大切なものを失った仲間たちの姿を描いたアニメーション映画『100日間生きたワニ』を手がけたのは『カメラを止めるな!』の監督・上田慎一郎とアニメーション監督としても活躍するふくだみゆき夫妻。上田監督と主人公ワニの声を演じた神木隆之介が、『100ワニ』最終話の考察ブームと余波までを振り返りつつ、新たなタイトル、新たな物語となった映画に込めた思いを語る!

神木隆之介「僕は小学6年で時が止まってたのに」再会した木村昴から丁寧にあいさつされショック

2021.06.20 Vol.Web original

 

 アニメーション映画『100日間生きたワニ』のオンラインイベントが20日、都内にて行われ、キャストの神木隆之介、木村昴、ファーストサマーウイカ、上田慎一郎監督、ふくだみゆき監督が登壇した。

 きくちゆうきによる、Twitterでトレンド記録も出した話題作のアニメーション映画化。

 製作について「大変なことしかなかった」と苦笑した上田監督。「原作を2日目から見始めて、30日くらいで(映画化の)企画書を書きました。最初は実写映画として考えたこともありました。ワニの被り物して、とかじゃないですよ(笑)」というエピソードも明かしつつ「試写会を見た人の感想が届くようになり、それを聞いて、ふくだと一緒に作ってよかったと言いました」と完成作に胸を張った。

 主人公ワニ役の神木も「キャラクターが動いている姿がかわくていとおしかった。その中に込められているメッセージが僕の中にすごく刺さって、見終わったあとすぐにしゃべれなかった」と本作への思いを語り、イヌ役のファーストサマーウイカは「アニメ化ならまだしも映画化というのはビックリした。“その後”どうなったんだろうと思っていたので、それをオリジナルで描いていてまたビックリした」と振り返り、モグラ役の木村は「もし一人で見ていたらトイレで爆泣きしてた」と完成作に太鼓判。

 またVTRで参加した中村倫也は「こんにちわー、聞こえますかー」と、さもライブでリモート参加しているかのようなフリをして登壇者たちを笑わせつつ「映画を見て、より身近な気分になりました」。

 この日は、オンラインの視聴者からの質問も。それぞれのキャスティングの理由を聞かれた上田監督とふくだ監督は「ワニ役の神木さんはピュアさやまっすぐさ、失ったときの喪失感というところで、すぐに思いついた。ネズミ役の中村さんは、実際にワニと仲がいいということもあり、また、クールに見えて、さっきのVTRのようにおどける感じもネズミっぽい。モグラ役の木村さんは明るくなる声質でいい意味で三枚目感がよかった」。さらに上田監督から「イヌ役は合コンとか飲み会にいてほしい人というイメージ」と言われると、ファーストサマーウイカは「よく言われる(笑)」と大笑い。

斎藤工と『カメ止め』上田監督のスペシャルコンテンツも!本屋博がオンラインイベント

2020.05.04 Vol.Web Original

 新型コロナウイルスの感染拡大により、「ステイホーム」を合言葉におうち時間が続いているこのゴールデンウイーク。そんな中で今年、二子玉川ライズ・ガレリアで初開催された本屋の魅力と可能性を発信するフェス『二子玉川 本屋博』が、5日にオンラインイベント〈「オンライン本屋博」一日限定の特別イベント〉として帰ってくる。

カメ止めがテレワークで再結集! 完全リモートで緊急制作「人と会えなくてもものづくりはできる」

2020.04.13 Vol.Web Original

 2018年に社会現象的大ブームを巻き起こした映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督と“カメ止め”キャストが再結集し、短編映画『カメラを止めるな!リモート大作戦!』を緊急制作する事が決定した。

 今回、彼らが挑むのは“完全リモート”での映画製作。ビデオ通話の画面や、キャストが自撮りしたスマートフォン映像を上田監督が編集し、スタッフ&キャストが一度も会わずに、映画を完成させる予定だという。

 作品は現在制作中で、4月末〜5月頭の完成を目指している。完成しだいYouTubeにて一般無料配信予定とのこと。

 世界中の人々が外出自粛を余儀無くされている中、「明るいエンタメを届けたい」「現在、仕事を失い生活の危機に瀕しているクリエイターがたくさんいます。そんな人たちに“人と会えない状況でも知恵と工夫でものづくりはできる”と前を向いてもらいたい」と、本作制作の背景にある思いをコメントしている。

 本作の未公開映像、監督・キャストからのメッセージ動画は4月13日にMotionGallearyにて立ち上がるクラウドファンディング「ミニシアター・エイド基金」内に特典として提供する予定。

【明日何を観る?】『スペシャルアクターズ』『フッド:ザ・ビギニング』

2019.10.17 Vol.723

『スペシャルアクターズ』

 売れない役者の和人。ある日、彼は数年ぶりに再会した弟に誘われ俳優事務所「スペシャル・アクターズ」に入ることに。そこでは映画やドラマの仕事のほかに、日常の中で演じる仕事、つまり演じることを使った何でも屋を引き受けていた。

監督:上田慎一郎 出演:大澤数人、河野宏紀、富士たくや他/1時間49分/松竹配給/10月18日(金)より新宿ピカデリー他にて公開 http://special-actors.jp/

『カメ止め』上田監督2作目主演は10年間で出演3本の無名俳優「両親も俳優だと知らなかった

2019.09.25 Vol.web original



 映画『スペシャルアクターズ』ワールドプレミア試写会が25日、都内にて行われ上田慎一郎監督とキャスト15名が登壇した。

 2018年の映画界を席巻した『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督による劇場長編映画第2作目。緊張すると気絶してしまう売れない俳優・和人が、弟・宏樹に誘われ、演じることを使った何でも屋“スペシャルアクターズ”に所属することになるが、カルト教団から旅館を守ってほしいというミッションの中心メンバーに選ばれてしまうというストーリー。2013年に始まった「松竹ブロードキャスティングオリジナル映画プロジェクト」第7弾として製作。シリーズ最多となる1500通を超える応募者から選ばれた、ほぼ無名の俳優15人が選出された。

【インタビュー】浅沼直也、上田慎一郎、中泉裕矢の「カメ止め」クリエイター陣がトリプル共同監督『イソップの思うツボ』

2019.08.16 Vol.721

 異例の大ヒットを記録し2018年最大の話題作となった『カメラを止めるな!』のクリエイター陣がこの夏、またもや日本をダマす!?  映画『イソップの思うツボ』は、「カメ止め」監督・上田慎一郎のオリジナル脚本をトリプル監督で映画化。上田とともにメガホンをとったのは『カメ止め』で助監督を務め、「カメラを止めるな!スピンオフ『ハリウッド大作戦!』」や『君がまた走り出すとき』を監督した新進気鋭の監督・中泉裕矢と、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2017でグランプリを獲得し、『カメ止め』ではスチールを担当した浅沼直也。三者三様の特徴を生かしつつ情熱をぶつけ合い、二転三転のドラマが繰り広げられる予測不能のエンターテインメント!

『スペシャルアクターズ』完成披露試写会プレゼント試写会に5組10名

2019.08.12 Vol.721

『カメラを止めるな!』で日本で大旋風を巻き起こし海外でも話題を呼んだを上田慎一郎監督による、待望の劇場長編第2弾!

 カメ止め同様、まだ無名の役者たちとともにゼロから創り上げた完全オリジナル作品。1500人以上の応募者からオーディションで選んだ15人のスペシャルな役者たちと企画会議、ワークショップを経て、その役者に合わせたアテ書きで脚本を執筆。カメ止めの次回作ということで「プレッシャーで気絶しそうだった」という上田監督自身の経験も取り込まれたこん身の一作となっている。

 ポンコツ役者チームの舞台裏ものであると同時に、凸凹兄弟のコンビものでもあり、さらにはスパイ映画、はたまたヒーロー映画ともいえる!? 展開はまたもや予測不能! 笑って泣ける上田ワールドがさく裂する、注目必至の一本。

 暗い部屋でひとり、超能力ヒーローが活躍する大好きな映画を見ては溜息をつく売れない役者の和人。ある日、彼は数年ぶりに再会した弟から俳優事務所の「スペシャル・アクターズ」に誘われる。そこでは映画やドラマの仕事のほかに、日常の中で演じる仕事、つまり演じることを使った何でも屋を引き受けていた。そんな折、スペアクに「カルト集団」から旅館を守ってほしいと依頼が入る。乗っ取りを図るヤバめな連中相手にプランを練り、演技練習を重ねるスペアクの役者たち。しかし、和人には皆に内緒にしている秘密があった。極限まで緊張すると気絶してしまうのだ。あろうことか、このミッションの中心メンバーにされた和人。果たして彼の運命やいかに!? 10月18日より新宿ピカデリー他全国ロードショー。

<試写会の応募について>
【日時】9月25日(水)19時~
【会場】丸の内ピカデリー2(有楽町)
【ゲスト】上田慎一郎監督&キャスト登壇予定
以下のリンクのフォームからご応募ください。
http://www.campaign-kenshou.com/campaign.php?id=3752

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