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DDT10代プロジェクトのユニコーン&イルシオンがチャレンジマッチで遠藤、上野を相手に奮闘【DDT】

2022.05.07 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月6日、東京・新宿FACEで「Audience 2022 TOUR in SHINJUKU」を開催。こどもの日の翌日とあって、DDT10代プロジェクト「DDTeeeen!!」の両輪である14歳のエル・ユニコーン、19歳のイルシオンがチャレンジマッチに臨み、敗れはしたものの奮闘した。

 まず第3試合で、イルシオンが上野勇希にチャレンジ。イルシオンはブレーンバスター、エルボー連打などで必死の攻めを見せたが、上野のフロッグ・スプラッシュで憤死。

 次に第4試合で、ユニコーンがKO-D無差別級王者の遠藤哲哉に破格のチャレンジの機会を得た。体格ではるかに劣るユニコーンは変幻自在の空中殺法、丸め込み連発で食い下がったが、遠藤のふだん以上の回転数の旋回式トーチャーラックボムで沈んだ。

 イルシオンは「20代の選手と初めてシングルやりました。改めて力の差を知りました。結果は全然満足してない。もし次があったら絶対に俺が上野選手を倒します。もうすぐ20歳になるので、たくさん10代の選手とやって、10代興行を盛り上げて、DDTeeeen!!の中心になります」と話した。

KO-D無差別級王座初V成功の遠藤哲哉「サイバーファイトフェスではDDT、ノアの選手でもいいけど、誰が来ようと僕が一番目立つ自信がある」【DDT】

2022.05.02 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月2日、東京・渋谷区のAbemaTowersで前日の横浜武道館大会の一夜明け会見を開き、上野勇希の挑戦を退けて、KO-D無差別級王座の初Vに成功した遠藤哲哉が出席した。

 遠藤は「初めての横浜武道館、非常にきれいな会場で防衛できたのは誇りに思っております。またぜひ試合をさせていただけたらなと。昨日のタイトルマッチ、上野勇希の覚悟も受け止めていたつもりですけど、まだ彼の深さというところまで届いてなかったのかなと思います。想像以上のところはありました。もっと楽に防衛できるかなと正直思ったんですけど、気持ちの強さとか、DDTを思う信念の強さ。それはもう今後、認めていくつもりです。彼が楽しさを前面に出してやっていきたいと言っていたので。この試合を彼のなかで、DDTにおける楽しさに昇華できたときに、またこのベルトをかけて相手してやりたいと思っています」と語った。

 今後の防衛戦は8月20日、東京・大田区総合体育館での開催は決まっているが、それまでにタイトル戦が組まれるかどうかは未定の状態だ。それを聞いた遠藤は「大田区総合体育館のメインイベントに立つのも俺。サイバーファイトフェス(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)は、まだカードとか何も聞いてないので。決まっているのか決まっていないのか分からないですけど、どっちにしても両団体、一番目立つのはこの俺です」とキッパリ。

 4・10後楽園で米国に旅立つ前の竹下幸之介が「勝ったほうに日本のDDTを託す」と言ったことに対し、上野が「なぜ言い返さない」と発言していたが、遠藤は「別に竹下から託されることじゃないと思ってます。個人的にずっとDDTを背負ってやってきたつもりなので。アイツに託されなくても俺は背負ってるし、なんならDDTの選手全員で背負ってやってるんで。別にアイツが一人で頑張ってきたわけでもない。このタイトルマッチは俺と上野の戦いなんで、そこに割り込んでくるのは邪魔かなと思っていました」と吐露。

KO-D無差別級王者・遠藤哲哉が熱闘の末、上野勇希を破り初V「次の相手も俺が指名する形じゃなく、向こうから来てほしい」【DDT】

2022.05.02 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月1日、横浜武道館で春のビッグマッチ「MEGA MAX BUMP 2022 in YOKOHAMA」を開催。KO-D無差別級王者・遠藤哲哉が30分超えの熱闘の末、上野勇希を退け初防衛に成功した。

 開始間もなく、遠藤は場外でエプロンの角にボディースラムで上野の腰をたたきつける容赦ない攻撃を見せる。それでも上野はトルニージョ(キリモミ式プランチャ)、ジャーマン、ハーフネルソン・スープレックス、フロッグスプラッシュなどで猛攻。遠藤もカナディアン・デストロイヤーで反撃。上野はBMEを2度トライするも、いずれも不発。遠藤はサスケスペシャル、スワンダイブ式ファイアーバードスプラッシュ、旋回式トーチャーラックボムとたたみかけ、バーニングスター・プレスを狙うも、上野は剣山で阻止。上野はWRから、4・22新宿で遠藤を失神させたスリーパーで絞め上げるも、遠藤はなんとかエスケープ。30分過ぎ、上野はWRアンリミテッド(リストクラッチ式WR)を狙うも、それをかわした遠藤はドロップキック、エクスプロイダー、変型片翼の天使を繰り出し、最後はバーニングスター・プレスを決めて3カウントを奪った。

5・1横浜武道館でKO-D無差別級王座に挑む上野勇希が308秒で王者・遠藤哲哉を絞め落とす【DDT】

2022.04.23 Vol. Web Original

「王座戦も僕が勝って新しいものをつくっていきます」

 DDTプロレスが4月22日、東京・新宿FACEで「DDT FREE -April-」を開催。5月1日、横浜武道館でKO-D無差別級王座に挑む上野勇希が、前哨タッグ戦で王者・遠藤哲哉をわずか5分8秒でスリーパーで絞め落とし、タイトル戦に向け弾みをつけた。

 これまで上野は遠藤から、辛らつな発言を浴び続けてきた。4月20日の調印式では「プロレスラーとして、人間として薄っぺらい」とバッサリ切り捨てられていた。

 この日、上野はクリス・ブルックス、高梨将弘と組み、バーニングの遠藤、秋山準、高鹿佑也と激突。まず高梨と秋山が先発し、グラウンドでのレスリングの攻防を見せた。続いて、上野と遠藤に代わると、遠藤がショルダータックルを一閃。ロープに詰めた上野がチョップを見舞って威嚇。さらに上野が再びロープ際で張り手をかますと、遠藤がソバット。これで火がついたのか上野は序盤でいきなり必殺技のWRを繰り出した。そして上野が胴絞めスリーパーに移行して絞め上げると、頭を強打していた遠藤は失神し、慌ててレフェリーが試合を止めた。

 マイクを持った上野は「4月10日、後楽園、タケ(竹下幸之介)が“オマエらどっちかにDDTを任せる”と言ったんです。僕はメチャクチャ悔しかったですよ。でもタケに勝ったことない、無差別獲ったこともない男が何も言えない。5月1日も僕が勝って、僕がチャンピオンとして、タケに“海外のDDTはオマエに任せたぞ”って言ってあげますから。僕が素晴らしいチャンピオンの遠藤さんに勝って、楽しくて強いDDTを僕が背負って、引っ張って。誰に任されるものでもなく、新しいものを作っていきます」とベルト獲りを宣言。

KO-D無差別級王者・遠藤哲哉が挑戦者・上野勇希をバッサリ「プロレスラーとしての、人間としての薄っぺらさに尽きる」【DDT】

2022.04.21 Vol.Web Original

 DDTプロレスが4月20日、東京・渋谷区のライブハウスduo MUSIC EXCHANGEで春のビッグマッチ「MEGA MAX BUMP 2022 in YOKOHAMA」(5月1日、横浜武道館)に向け記者会見を開き、KO-D無差別級王者・遠藤哲哉が挑戦者の上野勇希をバッサリ切り捨てた。

 上野は「いろんな人の熱をもらって挑戦者になりました。大好きなDDTを、無差別級王者の上野勇希として背負っていきたい。素晴らしいチャンピオンの遠藤さんに勝って、僕がチャンピオンになりたい」と意欲。

 遠藤は「皆さん、挑戦者・上野勇希に期待してますか? レスラーとしてはいいものをもってると思います。ただ、無差別のベルトを巻いてトップに立つ器には達してないと思います。俺から言わせてみれば、まだまだ薄っぺらい人間ですね。顔よし、体よし、動きよし。プロレスはそれだけじゃないんですね。3月20日、両国国技館の遠藤vs竹下(幸之介)が何で盛り上がったか? 俺と竹下の10年、そしてDDTの25周年。この重みがあの試合を盛り上げました。仮に竹下vs上野のタイトルマッチで、あれ以上の試合をしたところで話題にはなってなかった思います。上野にはまずそこが足りない。5月1日のタイトルマッチ、俺的にはそんなに注目されてないと思うんです。上野が俺に勝つビジョンが見えてないからだと思うんです。それも含めて、プロレスラーとしての、人間としての薄っぺらさに尽きると思います。今回、俺の役割は上野に挫折を味わわせることだと思います」と辛らつな発言を残した。

KO-D無差別級王者・遠藤哲哉が10周年記念試合を自らの白星で飾り、5・1横浜武道館での初V戦に向けベルト死守宣言【DDT】

2022.04.11 Vol.Web Original

 DDTプロレスが4月10日、東京・後楽園ホールで「April Fool 2022」を開催。KO-D無差別級王者・遠藤哲哉が「デビュー10周年記念試合」を自らの白星で飾り、5月1日、横浜武道館で控える上野勇希との初防衛戦に向けベルト死守を誓った。

 遠藤は秋山準、坂口征夫と組み、竹下幸之介、HARASHIMA、アントーニオ本多組と対戦。このカードは遠藤が希望したもので、パートナーの秋山はバーニングの参謀役、坂口は同じ年にDDTデビューを果たした同期。対戦相手の竹下、本多はかつて所属したユニット・ハッピーモーテルの仲間で、HARASHIMAは遠藤がデビューした当時からDDTのトップで活躍していたレジェンドと全員が意味のある選手。また、米AEWへの長期遠征を決めた竹下は、この一戦が壮行試合になった。

 遠藤はライバル竹下と激しいエルボー合戦を展開。遠藤がハンドスプリング式オーバーヘッドキックを決めれば、竹下はジャンピング・ニーパットを繰り出し、ともにメラメラと闘志を燃やした。ふだんはコミカルな動きが多い本多も弟分の記念試合とあって、この日ばかりは戦闘モード全開。遠藤と本多はバイオニック・エルボーの応酬となり、遠藤がオーバーヘッドキックから旋回式トーチャーラックボムをさく裂するも、本多はカウント2でクリア。ならばと、遠藤はバーニングスター・プレスを決めて本多にトドメを刺した。

KO-D無差別級王者・遠藤哲哉が挑戦者・上野勇希を一刀両断「オマエがあんまり情けないと代打で透明人間と防衛戦」【DDT】

2022.04.02 Vol.Web Original

 DDTプロレスが4月1日、神奈川・横浜ラジアントホールで「April Fool 2022 TOUR in YOKOHAMA」を開催。KO-D無差別級王者・遠藤哲哉が同団体として初進出となる横浜武道館大会(5月1日)での初V戦に向け、挑戦者・上野勇希を一刀両断にした。

 3月27日の東京・後楽園ホール大会で王座戦が決まった2人は、この日のメインイベントで初の前哨戦(遠藤、秋山準、岡田佑介組vs上野、勝俣瞬馬、小嶋斗偉組)に臨んだ。

 遠藤率いるバーニングは小嶋の左腕に集中砲火を浴びせ、試合を優勢に進めた。遠藤と上野は激しいエルボー合戦を繰り広げ、上野がブリザード・スープレックス、顔面へのドロップキックをたたき込めば、遠藤は二段階式ジャーマンで反撃。20分過ぎ、小嶋を捕獲した遠藤はハンドスプリング式オーバーヘッドキックから旋回式トーチャーラックボムを決めて3カウントを奪取し、サウナカミーナに快勝した。

上野勇希が5・1横浜武道館で遠藤哲哉の持つKO-D無差別級王座に挑戦「無差別のチャンピオンとしてDDTを引っ張っていく」【DDT】

2022.03.28 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月27日、東京・後楽園ホールで「Day dream Believer 2022」を開催。上野勇希が新KO-D無差別級王者の遠藤哲哉に挑戦を表明し、5月1日、神奈川・横浜武道館で挑むことが決定した。

 この日のオープニングで3月20日の東京・両国国技館で同王座から陥落した竹下幸之介が4月10日の後楽園大会を最後に米AEWに長期遠征することを発表。そんななか、メインイベントでは竹下、上野、小嶋斗偉のサウナカミーナが遠藤、岡田佑介、高鹿佑也のバーニングと全面対抗戦で激突。

 試合は一進一退の白熱の攻防が続き、若手の小嶋と高鹿は激しく意地をぶつけ合った。20分過ぎ、その2人は強烈なエルボー合戦から、高鹿がムーンサルトプレスを決め、チキンウイング・アームロックで絞め上げた。そこでスルリと体勢を入れ替えた小嶋は青木真也直伝の三角絞めに入ると、高鹿がたまらずギブアップ。後輩の高鹿に負け続けていた小嶋はようやく一矢を報いた。

HARASHIMA&吉村がタッグリーグ戦を制しKO-Dタッグ王座に返り咲き。3・20両国でクリス&高梨が挑戦へ【DDT】

2022.02.28 Vol.Web Original

 DDTプロレスが2月27日、東京・後楽園ホールで「Ultimate Tag League 2022 the FINAL!!」を開催。今タッグリーグ戦に臨むにあたって、KO-Dタッグ王座を返上したHARASHIMA、吉村直巳組が優勝決定戦で竹下幸之介、上野勇希の同級生コンビを破って優勝を果たし、同王座に返り咲き。3月20日、東京・両国国技館でクリス・ブルックス、高梨将弘のCDKと初防衛戦を行うことが決まった。

 BブロックのHARASHIMA組はフェロモンズ(飯野“セクシー”雄貴、今成“ファンタスティック”夢人)と勝ち点4同士で直接対決。フェロモンズのお下劣殺法に耐えたHARASHIMAが飯野をビクトリーロールで丸め込んで3カウントを奪い、勝ち点を6に伸ばし決勝に進出。

 一方のAブロックでは最終戦を迎えた時点でバーニングの遠藤哲哉、秋山準組が勝ち点6で単独トップに立ち、4点の竹下組と最後の公式戦を戦った。バーニングは引き分けでも決勝に上がれる状況だったが、遠藤が決めにいったバーニングスター・プレスを竹下に剣山で阻止されると流れが変わった。竹下がPlus Ultraを遠藤に決めるも、秋山がカット。しかし、竹下がザーヒーから再度Plus Ultraで絞め上げると遠藤はたまらずギブアップ。これにより、両チームが6点で並んだが、直接対決で勝った竹下組が逆転で決勝にコマを進めた。

激戦のタッグリーグAブロックは遠藤&秋山が単独首位に浮上。竹下&上野の同級生コンビは樋口&岡谷に苦杯【DDT】

2022.02.15 Vol. Web Original

 DDTプロレスが2月14日、東京・新宿FACEで「DDT FREE -February- Ultimate Tag League 2022 in SHINJUKU!!」を開催。激戦となったタッグリーグAブロックでは、バーニングの遠藤哲哉、秋山準組が単独首位に浮上した。

 12日の大阪大会終了時点、2戦2勝だった遠藤組はセミファイナルで近藤修司、平田一喜組と対戦。バーニングの標的にされた平田は秋山にブレーンバスターを見舞うなど、必死に食い下がったが、最後は秋山のエクスプロイダー2連発で憤死。バーニングは全勝をキープし勝ち点を6点に伸ばした。

 リーダーの遠藤は「次は2・27後楽園、サウナカミーナ。ここまで来たら、俺たちが全勝で優勝。テッペン取るぞ!」と全勝でのリーグ戦制覇を宣言した。

タッグリーグ戦優勝目指す竹下&上野、遠藤&秋山が好発進。秋山「俺らも2人で組んで初日だから、負けるわけにはいかない」【DDT】

2022.01.31 Vol.Web Original

 DDTプロレスの最強タッグを決めるリーグ戦「Ultimate Tag League 2022」が1月30日、東京・後楽園ホールで開幕。Aブロックで優勝候補の一角とみられる竹下幸之介、上野勇希組、遠藤哲哉、秋山準組がともに白星で好発進した。

 まずは第3試合で、竹下組が近藤修司、平田一喜組と対戦。サウナカミーナは近藤のパワーに手こずったものの、分断に成功すると、上野が平田をBMEで沈めて勝利。

 竹下が「99%俺らが攻めてたけど、1%ヒヤッとさせられた」と言えば、上野は「無事勝てましたけど、これがリーグ戦とか勝負事の分からないところで。チャンピオン・竹ちゃんと試合して、開幕戦落とせないですから。咲くやこの花コンビがDDTに名を残しますよ」と笑顔。

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