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青木&上野&ササダンゴがKO-D6人タッグ王座を奪取し、4・16新潟で秋山組が挑戦へ。若手リーグ戦は“驚異の新人”正田壮史が優勝【DDT】

2023.02.27 Vol.Web Original

 DDTプロレスが2月26日、東京・後楽園ホールで「Into The Fight 2023」を開催した。青木真也&上野勇希&スーパー・ササダンゴ・マシンの異色トリオが、王者組のバーニング(遠藤哲哉&鈴木鼓太郎&岡田佑介)を下し、KO-D6人タッグ王座を奪取。ササダンゴの地元である新潟・万代島多目的広場大かま大会(4月16日)で、秋山準、岡田佑介、高鹿佑也組と初V戦を行うことが決まった。
 
 挑戦者組はバラバラで不安を隠せなかったが、上野がバーニングの3人めがけてトペ・コンヒーロを発射するなど孤軍奮闘。ササダンゴは岡田のダイビング・ヘッドバットを食って窮地に陥ると、自らマスクを脱いで岡田に被せ視界を悪くさせ、ラリアットを一閃。代わった青木と岡田がエビ固めの応酬になり、青木が高角度前方回転エビ固めで丸め込んで王座奪取に成功。

サウナカミーナ興行で若手の小嶋斗偉が先輩・勝俣瞬馬から殊勲の星を挙げ第3弾の開催を誓う【DDT】

2023.02.15 Vol.Web Original

 DDTプロレスの人気ユニット・サウナカミーナが2月14日、東京・新宿FACEで1年ぶりのプロデュース興行「花より熱波2~みんなの知らない世界~」を開催。最終セット(メインイベント)では若手の小嶋斗偉が2カウントフォールルールながら、先輩の勝俣瞬馬から殊勲の星を挙げ、第3弾の実施をファンに誓った。
 
 第3次サウナブームといわれるなか、2020年11月に同団体のサウナ愛好家の竹下幸之介、上野勇希、MAO、勝俣の4人がDDTサウナ部を本格始動。後にユニットとして活動を始め、2021年11月には小嶋が加入し勢力を拡大。昨年4月に竹下が米AEWへの長期遠征に出発して、単発出場となったが、残った4人が獅子奮迅の活躍を見せ、今や同団体きっての人気ユニットに成長した。
 
 昨年2月15日、新宿大会以来となった第2弾プロデュース興行は、メンバー各選手がそれぞれ1試合ずつに出場。清めの1セット目では、MAOと勝俣の「しゅんまお」がクリス・ブルックス&高梨将弘、大石真翔&旭志織、ツトムオースギ&バナナ千賀との4WAYマッチで対戦し、俺たちのまっどまっくすからMAOが大石を押さえ込んで勝利。4セット目では上野がゴージャス松野&がばいじいちゃんとの「血で血を洗い流す正々堂々のスペシャルハンディキャップマッチ」に臨み、がばいじいちゃんのスワントーンボムを誤爆させ、松野から3カウントを奪取。5セット目では小嶋がヤス・ウラノとのシングル戦に挑んだが、ウラカンラナを切り返されて敗れた。

バーニングがフェロモンズを退けKO-D6人タッグ王座初防衛。2・26後楽園で上野&青木&ササダンゴが挑戦へ【DDT】

2023.01.30 Vol.Web Original

 DDTプロレスが1月29日、東京・後楽園ホールで「Sweet Dreams!2023」を開催した。KO-D6人タッグ王者組でバーニングの遠藤哲哉、鈴木鼓太郎、岡田佑介組がフェロモンズ(飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&竹田“シャイニングボール”光珠)を退け王座初防衛に成功。2月26日の後楽園で、上野勇希、青木真也、スーパー・ササダンゴ・マシンの異色トリオが挑むことが決まった。

 奇襲をかけたフェロモンズは、この日もお下劣殺法でバーニングを追い込んでいく。ディーノが鼓太郎にリップロックを狙うも、鼓太郎がかわし、遠藤の唇に命中。すると、遠藤は意識が飛んでしまったか、トランクスを脱いでOバック姿に。さらにフェロモンズ陣営に加担し、セクシーピーラーに加わり味方のバーニングを攻撃。鼓太郎がなんとか遠藤の意識を戻そうと、エルボー、掌底を繰り出すも戻らず。ならばと意を決した鼓太郎が遠藤によもやのリップロックを敢行。これで目が覚めた遠藤はディーノにバーニングスター・プレスを見舞って3カウントを奪った。

土井成樹が3WAY戦を制し、UNIVERSAL王座を奪取。敗れて失意の佐々木大輔は失踪予告!?【DDT】

2023.01.14 Vol.Web Original

 DDTプロレスが1月13日、東京・新宿FACEで「Sweet Dreams!2022 TOUR in SHINJUKU 〜 FIRE!〜」を開催。サバイバル3WAYマッチで行われたDDT UNIVERSAL選手権試合(王者・上野勇希vs挑戦者・土井成樹vs挑戦者・佐々木大輔)は、元ドラゴンゲートの土井成樹(フリー)が上野、佐々木を制して王座戴冠。2020年2月に創設されたベルトが初めて団体外に流出する非常事態に陥った。土井は2月18日、名古屋国際会議場イベントホールでダムネーションT.AのKANONを挑戦者に迎え初防衛戦を行う。

 3WAYマッチとあって、3者ともに駆け引きを駆使して、だましだまされる展開に。佐々木が上野を場外戦に連れ出すと、その間に佐々木のセコンドのKANON、MJポーが土井を場外で攻撃。上野が佐々木にトップロープ越えのトペ・コンヒーロ、佐々木と土井にまとめてミサイルキックを発射。レフェリーが昏倒しているすきに、KANON、ポーが乱入して土井を襲撃すると、平田一喜が入って救出しようとするがダムネーションT.Aに蹴散らされる。上野が佐々木めがけてフロッグスプラッシュを繰り出して、2人まとめてフォールを狙うもカウントは2。佐々木が上野をミスティカ式クロスフェース・ロック、変型フェースロックで絞め上げ、さらに佐々木式ウラカンラナを決めるも、上野は強引に丸め込んで3カウントを奪い、佐々木が脱落。

UNIVERSAL王者・上野が1・13新宿での土井、佐々木との3WAY防衛戦に向け泰然自若。王座死守後のプランも語る【DDT】

2023.01.11 Vol.Web Original

「3月の米国大会でタイトルマッチをすることが夢」

 DDTプロレスが1月11日、東京・渋谷区のAbemaTowersで13日に東京・新宿FACEで行われるDDT UNIVERSAL選手権(王者・上野勇希vs挑戦者・土井成樹vs挑戦者・佐々木大輔)の調印式と記者会見を行った。土井と佐々木は言いたい放題だったが、上野は王座を死守した先の青写真をしっかりと描いた。

 同王座戦を巡っては、3日の後楽園ホール大会で土井と佐々木による次期挑戦者決定戦が実施されたが、30分時間切れドローに終わったため、3WAYマッチによるタイトル戦に変更になった。試合形式は王者の希望により、勝ち抜け戦ではなく最後の一人になるまで戦うサバイバル戦が採用される。

 調印書にサインを済ませた土井は「DDTに参戦して2カ月、ようやくシングルで結果を出すときがきた。オイ、佐々木大輔! まずはオマエや。この前の挑戦者決定戦、なに30分もやってんねん。空気読まんかい、あそこ普通、俺やろ。まあ選手権試合は60分、この前の続きやろうぜ」と発言。続けて「上野については、DDTの現在、未来だと思ってるから。そこは俺が食ったるから。サバイバル3WAYって難しい名前ついてるけど、俺が2人ピンフォール、ギブアップ獲ったらええんやろ? 俺はずっとサバイバルしてきたから、勝ち残りっちゅう話や。難しくもなんともない。オマエ(佐々木)と決着つけて、俺がチャンピオンの上野から獲ったら一番おいしいと思うから」とベルト獲り宣言。

1・13新宿でのUNIVERSAL王座戦は王者・上野vs土井vs佐々木による3WAYマッチに。次期挑戦者決定戦は30分時間切れドロー【DDT】

2023.01.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが1月3日、東京・後楽園ホールで新春興行「初夢2023」を開催。土井成樹と佐々木大輔によるDDT UNVSRSAL王座次期挑戦者決定戦は30分時間切れドローに終わり、1月13日、東京・新宿FACEでの王座戦は王者の上野勇希に、この2人が挑戦する3WAYマッチで行われることになった。

 序盤はレスリング勝負から一進一退の攻防を展開。しかし、佐々木のセコンドのKANON、MJポーが黙ってはおらず介入したが、大鷲透が蹴散らした。25分過ぎ、土井が雪崩式DOI555、正調のDOI555を繰り出せば、佐々木はペディグリー、ミスティカ式クロスフェースで反撃。その後は丸め込みの応酬となったが30分タイムアップのゴングが鳴った。

KO-D無差別級王者・樋口和貞が上野勇希を破ってV5に成功し、DDT25周年イヤーを締める【DDT】

2022.12.30 Vol.Web Original

2023年1・29後楽園で“最強の挑戦者”火野裕士を迎撃へ

 DDTプロレスが12月29日、TOKYO DOME CITY HALLで年内最終興行で今年最後のビッグマッチ「NEVER MIND 2022」を開催。KO-D無差別級王者の樋口和貞が最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2022」覇者の上野勇希との死闘を制し、5度目の防衛に成功して、同団体の25周年記念イヤーを締めくくった。樋口は2023年1月29日、東京・後楽園ホールで“最強の挑戦者”火野裕士を迎え撃つことが決まった。

 序盤、上野はキリモミ式のトルニージョをぶっ放すも、樋口の圧倒的なパワーの前に劣勢気味。それでもトップロープ越えトペ・コンヒーロ、変型パイルドライバーなどを繰り出して攻め込む。樋口もぶっこ抜きブレーンバスター、チョップで反撃。上野のエルボーと、樋口のチョップのラリーに発展。上野は変型三角絞め、スリーパーで絞め落とそうとするも、強引に抜け出した樋口は串刺しラリアット連打、アバランシュ・ホールド。上野は場外の樋口めがけ、ムーンサルト・アタック、スワンダイブ式フランケンシュタイナーと猛攻。樋口はドクターボム、ランニング・ラリアットを叩き込む。それでも上野はハーフネルソン・スープレックス、スタンド式シャイニング・ウイザード、フロッグスプラッシュとたたみかけるも、BMEが自爆で、樋口が豪快なぶちかまし。そしてチョップ連打も、耐えた上野は張り手連発からドロップキックを見舞うも、倒れなかった樋口は突っ張り。25分を過ぎても、上野のスピードは落ちず、フランケンシュタイナー、ドロップキック、ローリング・ギロチン式エースクラッシャー。これをカウント2で返されると、WRで決めにいくも、阻止した樋口はブレーンクロー。上野がエルボーから再びWRを狙うも、かわした樋口は欠場中のパートナー・吉村直巳の必殺技・払腰を一閃。これで流れが変わり、樋口はヘッドバット、ぶちかましからブレーンクロー・スラムで叩きつけて3カウントを奪った。

DNA出身同士によるKO-D無差別級王座戦に向け、樋口和貞と上野勇希が武者震い。王者・樋口は「ハッキリとどっちが強いか白黒つけたい」【DDT】

2022.12.27 Vol.Web Original

 DDTプロレスが12月26日、今年最後のビッグマッチ「NEVER MIND 2022」(12月29日、TOKYO DOME CITY HALL=TDCホール)の直前記者会見を都内で開き、KO-D無差別級選手権を戦う王者・樋口和貞と挑戦者・上野勇希がともに決戦に向け武者震いした。

 7月4日、後楽園ホールでトーナメント「KING OF DDT 2022」を制して初戴冠を果たした樋口はこれが5度目の防衛戦。上野は先に開催された最強決定リーグ戦リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2022」で優勝した実績が評価されて、同王座への挑戦が認められた。

 上野は「2022年、DDTを背負いたいと思い、それに向けて突っ走るなかで(DDT)UNIVERSALを獲って、D王GPを優勝することができました。2022年最後のビッグマッチを行う。そこでKO-D無差別級に挑戦できる。2023年、UNIVERSAL、無差別級のチャンピオンとして、どんな成長ができるか。その立場でどう楽しめるか、その未来がすごく楽しみ。勝ちたいと思います」とベルト獲り宣言。

 樋口は「上野勇希の強さは、よく分かってるつもりです。今回D王で優勝して、自分の前に立ってくれる。自分はKO-D無差別級のベルトをかけて、D王覇者・上野に挑戦したいという気持ちです。TDCホールでは25周年を締めくくるために、ハッキリとどっちが強いか白黒つけたいと思います」とキッパリ。

KO-D無差別級王者・樋口和貞 12・29TDCホールでのV5戦に向け「D王覇者の上野勇希にベルトを持って挑戦したい」【DDT】

2022.12.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスの2022年下半期、樋口和貞がまさに激走した。7月3日、東京・後楽園ホールでトーナメント「KING OF DDT 2022」を初制覇し、空位だったKO-D無差別級王座を初戴冠。同月24日の後楽園では吉村直巳とのハリマオでKO-Dタッグ王座を奪取(11月に返上)。その後は、2冠王として防衛を続けた。先のシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2022」では、惜しくも優勝決定戦進出はならなかったが、今年最後のビッグマッチ「NEVER MIND 2022」(12月29日、TOKYO DOME CITY HALL)では、「D王」を初制覇した上野勇希を挑戦者に迎え、5度目の防衛戦に臨む。そこで決戦を目前に控えた樋口を直撃した。

12・29TDCホールでのKO-D無差別級選手権に向け、樋口和貞と上野勇希がバチバチに火花【DDT】

2022.12.15 Vol.Web Original

上野は「無差別獲って、DDTの一番になる」とベルト獲り宣言

 DDTプロレスが12月14日、東京・新宿FACEで「DDT FREE -December-」を開催。29日にTOKYO DOME CITY HALLで開催される今年最後のビッグマッチ「NEVER MIND 2022」で、KO-D無差別級王座を争う、王者・樋口和貞と挑戦者・上野勇希がバチバチに火花を散らした。
 
 上野は先に行われたシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2022」を制覇して挑戦を表明。それが認められて王座戦が決まり、この日、初の前哨対決となった。樋口は石田有輝と組み、上野は小嶋斗偉とのコンビで対戦。
 
 樋口がチョップ連打、串刺しラリアット、アバランシュ・ホールドで攻め込めば、上野もハーフネルソン・スープレックス、ジャーマンを繰り出した。上野はドロップキック、トペ・コンヒーロ、スタンドでのシャイニング・ウィザード、ブリザード・スープレックスを見舞っていくが、BMEが自爆。樋口はドクターボムからダイビング・ボディープレスを敢行も、上野は剣山で阻止。20分過ぎには上野がエルボー、樋口がチョップで意地の張り合い。上野が顔面にドロップキックを放てば、樋口はぶちかましで吹っ飛ばし、激闘を展開。その後、小嶋と石田が激しくやり合ったが、小嶋が「不思議の国の小嶋~KOJIMAワンダーランド~」を決めて3カウントを奪い、前哨戦第1ラウンドは上野組が制した。

「D王」覇者・上野勇希が12・29TDCホールでKO-D無差別級王座に挑戦決定【DDT】

2022.12.05 Vol.Web Original

「強さの象徴の樋口和貞の目の前に立って、胸張ってDDTの一番になりたい」

「D王 GRAND PRIX 2022 the FINAL」(12月4日、東京・後楽園ホール)で行われた優勝決定戦で納谷幸男を破って、初制覇を果たした上野勇希が12月5日、東京・渋谷区のAbemaTowersでの一夜明け会見に登壇した。

 上野は「なんとか優勝することができて。朝起きて、全身痛くないところはないくらいボロボロで、それでもこの痛みを超えたから優勝できたし、この痛みのおかげでD王覇者になれたと思うと、痛いけど心地いいなと思いました。とてもうれしい結果になりました」と振り返った。

 優勝を争った納谷について「納谷は見たまんま。器がものすごいわけで、新しいライバルになったなんて偉そうにいえるような選手ではないと認識してて。昨日勝った僕から言うと、勝ったらうれしいといえるくらいの選手だと感じました。強かったです」と話した。

 開幕前から上野は“優勝”を口にしていたが、その発言へのプレッシャーに関して「プレッシャーはありました。でもプレッシャーを抱えることができない選手になりたくないし、僕がやりたいことはもっと背負っていって。その姿を見てもらって、もっとDDT、僕のことも好きになってもらいたい。これからも高い所を目指してやっていきたいと思い続けられると思わせる。プレッシャーがあったからこそ、前を向けた期間だったし、もっともっといけるなと思ってます」と吐露。

 大きな対格差のある納谷やRSP(リッキー・シェイン・ペイジ)に勝てたことについては「自信になるし、自分がやってることが間違いじゃないなって。勝った後に思うのは、今日勝てたのは当然じゃないと試合するたびに思います。やっぱり大きい人はきついし勝ててよかったなと思います」と語った。

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