内幸町駅に直結する日比谷国際ビルに20日、九州と下町に特化した食べ歩き・はしご酒スポット「日ゞ小路(ひびこうじ)」がオープンした。富国生命ビルと日本プレスセンターに挟まれたオフィスビルの地下街に広がる同施設は、九州料理や焼酎、地酒を集めた「九州エリア」7店舗と個性豊かなお酒に合うおつまみが楽しめる「下町エリア」3店舗の2つのゾーンに分かれており、全10店舗中9店舗が東京初出店だという。新しい飲食店に目がない編集部が、実際に食べて飲んだ6店舗をレポートする。
【新規開業店】熱々鉄板チェインズ
新規開業店となる広島鉄板料理の「熱々鉄板チェインズ」。広島出身の店主・木田さんはなんと異業種からの転身組で、趣味でお好み焼きを焼き続けて25年で独立開業した変わり種。こだわりの「肉玉そば」700円(税別)は、具材にかつお節ととろろ昆布を入れ、麺にソースを絡ませることによって昔ながらの味わいを再現した。「屋台のお好み焼きとカープは、広島の復興の象徴なんです」という木田さん。現在はオタフクソースを使っているが、いずれはソースの種類も選べるようにしたいのだとか。