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自分が本当に欲しい下着を追求「ジュバンドーニ」が考える “未来のパンツ” とは?

2020.07.20 Vol.731

 2016年からスタートした天然素材の国産下着ブランド「JUBAN DO ONI(ジュバンドーニ)」。7月に開催される「はじまり はじまり」と題した展示販売会では、代々木上原のギャラリーに加え、ホームページ上でも新作の発表を行う。代表を務めるクラリネット奏者の黒川紗恵子さんに話を聞いた。

「フリーランスとして仕事が安定しなくて悩んでいた時に、周りにミュージシャンをやりながらすごく楽しそうに他の仕事をしている先輩たちがいて、ふと『ひとつに仕事を絞らなくてもいいんじゃないか』と思ったんです」という黒川さん。どうせやるならやりたいことを、と考えた際に、過去に自分が本当に欲しいと思える天然素材の下着が売り場になかった経験がよみがえった。「誰かが作らないと絶対困っている人がいるはずだ」と感じた黒川さん、まずは100円ショップで購入したパンツを解体し、自ら型紙を起こしてミシンで縫うことを繰り返した。

インナーは肌基準で選ぶ時代【腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ!】

2018.02.22 Vol.703

 グンゼの大人気ブランド「KIREILABO(キレイラボ)」誕生はお客様の声から。

「40代以上の、いわゆるエイジング世代のお客様から、それまで販売していた商品の着心地が変わったような気がするというお声をいただいたんです。しかし、特に変えたところもなかったので、原因を探ってみると、お客様の肌自体に変化があることが分かりました。いわゆる更年期などの影響でそれまで感じなかったかゆみやチクチクを感じやすくなっていたんです。それが“肌がよろこぶスキンウェア”KIREILABO誕生のきっかけになりました」

 エイジング世代以外の女性にも好評。

「実際に商品を出してみたら、10代から70代、80代の方まで肌の悩みを持っている方がとても多いことが分かりました。さらに肌基準で開発を進め、完全無縫製インナーが生まれました」

 具体的には?

「縫い目のない完全無縫製が大きな特長です。カーブがあって難しい袖付けのところまで無縫製で仕上げています。また、洗濯タグをなくし、転写プリントを採用する事で、チクチクやかゆみの原因を軽減しています」

 この冬は同シリーズの「完全無縫製 ウォーマー」も大好評。

「インナーは素材と技術の進歩でどんどん進化しています。KIREILABOは、まず肌の快適さという発想が基本にあり、その上で冬の防寒対策ができるところがご好評いただけたんだと思います。私が初めて完全無縫製インナーを着た時は、肌あたりが少ないやさしい着心地にびっくりしました。また縫い目がないので、アウターにひびきにくい特長があります。インナーを変える事で気分が変わる事もあるので、一度肌基準でインナーを選んでみて下さい」

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