EXILE AKIRAが初めての自叙伝『THE FOOL 愚者の魂』(毎日新聞出版)の発売を記念して、2日、都内でトークイベントを行った。
イベント前、AKIRAは取材に対応。初めての自叙伝について「自伝を出すにはまだ早いといえば早いかもしれない」といいながらも、人生の折り返し地点で自分の半生を綴った本書を「これからの自分自身にとってすごく重要でキーとなる、自分を見つめなおす本になる」と話した。
本書では、先日37歳の誕生日を迎えたAKIRAが自身の半生を語る。学生時代のこと、学生からEXILEになるまでの空白の時間など、今まであまり語られてこなかった部分も書いている。
「下積み時代は借金もいっぱいありましたし、路上で寝て過ごすこともありました。そういうことを恥じることなく赤裸々に綴ることで、学生や若い子たちにエールを届けられるようなストーリーであったらいいなと思う」
自身の転機になった、EXILE ÜSAとMAKIDAIについては「一番濃く描かれている」。
「今まではストリートドリーム的にしゃべらせてもらっている部分もありましたが、そのなかのドラマやストーリーは一瞬では語れないし、深い。ÜSAさんと MAKIDAIさんあっての自分ということもありますし、出会いだとか、僕がなぜ2人をこれだけ尊敬しているのかとか、僕がなぜEXILEのいちファンでいるのか、HIROさんを尊敬しているのかということが分かると思います。EXILEのことを知らない方が見てくれたらEXILEだったり僕の見方も変わると思います」