RIZINの榊原信行CEOが1月18日、2024年のRIZINの方向性について、世界戦略とトライアウトの本格的な開催などを掲げた。
この日は2024年最初の大会となる「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」(2月24日、佐賀・SAGAアリーナ)の追加カード発表会見が都内で行われた。榊原氏は会見の冒頭、今年は国内外で10~11大会の開催と「我々はRIZINファイティングフェデレーションとして世界中のプロモーションとコミュニケーションを取っているので、メジャー団体、ベラトールとかPFLとか、できればUFCともいろいろな形で交流していきたいと思っている。今、コミュニケーションが取れていなかったり、アライアンスが組めていない団体にも積極的にアプローチしていく」と世界中のさまざまなプロモーションとの交流の強化と拡大を目標に掲げた。
そして「世界のいろいろな格闘技団体にRIZINファイターとともに出向いていく。イメージでは『世界の果てまでイッテQ!』のような『世界の果てまでイッテRIZIN!』みたいな感じでいろいろな格闘技団体の大会にチャレンジしていく。それを映像として届けていくような新しい企画を4月以降で進めていく準備をしている」と語った。この模様はRIZINの定額制動画配信サービスである「RIZIN 100 CLUB」で配信していくという。
また「RIZINのオフィシャルYouTubeの登録が111万人。日本全国のあらゆるスポーツジャンルの1位が126万件のパ・リーグTV。あと15万人で格闘技があらゆるスポーツの中のナンバーワンに立てる。年内の目標は150万人の登録者だが、当面は“打倒パ・リーグTV”ということで皆さんのお力をお借りしたい」とYouTubeでのスポーツジャンル国内1位を目指すことも目標に掲げた。