スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
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世界卓球女子ダブルス みまひな“誤審”に泣き銀メダル
ブダペストで行われた卓球の世界選手権で4月28日に行われた女子ダブルス決勝に進出した伊藤美誠、早田ひな組は中国の孫穎莎、王曼イク組に2−4で敗れ銀メダルとなった。
伊藤、早田組は2017年の前回大会では銅メダルで、今回は第1シード。1967年大会の森沢幸子、広田佐枝子組以来、52年ぶりとなる日本ペアの金メダルが期待されていた。
2人はサーブでリズムを作り、早田の力強いドライブ、コースを狙った伊藤の速攻で2ゲームを連取。その後、2ゲームを奪われ2−2となった第5ゲーム。ここも9−9と一進一退の攻防が続くなか、審判の“誤審”でリズムを崩し、このゲームを落とすと続く第6ゲームも挽回できず2−4で敗れた。
世界卓球 伊藤美誠【アフロスポーツ プロの瞬撮】
スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
卓球女子が3年連続銀メダル
「2018世界卓球選手権スウェーデン大会」(4月29日〜5月6日、スウェーデン)の団体女子決勝が5日行われ、日本は中国に1−3で敗れ、3大会連続の銀メダルとなった。日本は第1試合のシングルで伊藤美誠が3−2で先勝したものの、第2試合で平野美宇が昨年の世界女王の丁寧に0−3、第3試合でも石川佳純が0−3、第4試合で平野が0−3と3戦続けてストレート負けを喫した。
6日は男子団体の決勝が行われ、中国がドイツに3−0で勝利を収め、9連覇を達成した。日本は4日の準々決勝で韓国に1−3で敗れた。
世界卓球代表に史上初中学生2人 伊藤、平野美選出
日本卓球協会は19日、中国・蘇州で4月26日〜5月3日の日程で行われる世界選手権個人戦代表の男女14人を発表し、昨年12月のワールドツアー・グランドファイナルの女子ダブルスで優勝した伊藤美誠と平野美宇を選出した。2人はともに14歳で、中学生2人の同時選出は史上初。強化本部推薦で初選出された。
強化本部推薦は(1)国際競争力の実績(2)国際競争力向上への潜在性−をもとに決定される。平野美は昨年、世界ランク上位選手との対戦で石川、福原、平野早に次ぐ勝利をあげた。伊藤は平野美に及ばないものの、日本女子の村上恭和監督は「世界に通用するスタイルで、2020年はもっとも有望」と、その潜在能力を高く評価した。