GENERATIONSの中務裕太が学長を務める、ダンスを専門的に学べる高校「EXPG高等学院」の卒業式が4月1日、都内で行われた。式には、卒業生新入生108名が出席し修了証書を手に旅たちの日を迎えた。
EXILE TETSUYAから引継ぐかたちで今年度から学長となった中務にとって初めての卒業式。緊張気味ではあったものの、「一人ひとり思い入れがある」という卒業生たちを「ずっと友達でもありますし同志でもありますし学長でもあります。皆さんのことをずっと応援しています」と愛のこもったメッセージで送り出した。
挨拶で中務は、TETSUYAがしたように会場の照明を明るくして生徒たちの顔を見回して「もっと緊張するな」と笑うと、「3年間、楽しいことだけではなかったと思います。楽しかったこと、感動したこと、辛いこと、悲しいこと、ムカついたこと、人生が嫌になったこと、夢や目標が分からなくなったこと、たくさんの感情があったと思います。でも、どの感情も間違ってないです。むしろ正解です。人間は楽しいだけの感情ではまったく成長できない生き物です。だからこそ3年間で感じたいろんな感情は皆さんの心を大きく成長させたと思います」と笑顔で語りかけた。
また「自分の人生は自分が主人公です。言ってしまえば。周りの人たちは皆さん 1人1人の人生を輝かせるための登場人物にすぎないです。そう思えば、自分のことが強くかっこよく、そう見えてくると思います」と強調。「自分の人生を自分なりに自分らしく輝かせてください。いつかその輝きがたくさんの人の人生を豊かにする輝きになって、たくさんの人を幸せにできます」とエールを送った。
学長として過ごした1年が終了。2年目に入る。
卒業式前の取材で中務は、「すごい大きな話になりますけど、これからの日本を支えていくのは今いる高校生たちに絶対なると思います。自分自身の生き方だったり、誰かのために生きるとか、そういうのを 1人でも多く考えてくれる生徒がいるとうれしいです。自分のためだけに生きるっていうよりかは人のために生きるっていう子が 1人でも多く生み出せるように頑張りたいなって、気持ちが改めて引き締まってるって感じです」と話していた。