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RIZINが5月30日の大阪大会を6月27日に延期。6月は東京ドームと2大会を開催【RIZIN】

2021.05.12 Vol.Web Original

緊急事態宣言延期の余波

 RIZINが5月12日、オンラインで会見を開き、5月30日に大阪・丸善インテックアリーナ大阪で開催予定だった「RIZIN.29」を6月27日に延期することを発表した。

 今月11日までだった新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための緊急事態宣言が31日まで延期されたことに伴うもの。

 会見で榊原信行CEOは会見の冒頭「国が決めた規制に逆らうこともできない。非難や批評をすることは簡単だが、この状況を受け止めて、RIZINとしてはファンの皆さんや選手とともに未来を目指してこの難局を乗り越えて、ここまで作り上げてきた歴史がここで耐えることがないように何とか継続していきたいと思っている」と話した。

 そして「いろいろな関係者の方々の尽力で1か月後の6月27日に日程を空けていただいくことができた。延期に伴い、選手や関係者にご相談させてもらった。1カ月延びることでトレーニングやコンディション管理など、いろいろな調整が必要だったと思うが、全選手がスライドすることを快く受け入れてくれた。全選手、関係者の皆様にお礼を申し上げたい」と大会の延期を発表した。

 RIZINでは5月23日に予定されていた東京ドーム大会を6月13日に延期しており、これで6月に2大会が開催されることになった。

 榊原氏は「こんな状況なので前向きなことをイメージして生きていってもらえたらと思う。格闘技が皆さんが日々生きていく糧に、原動力になれるように、6月13日と27日に向けて準備を進めていきたい。ドームも追加カードを今週から来週にかけて発表していきたい。もっとわくわくどきどきしてもらえるような発表ができるように準備を進めていく」と2大会へ向けての決意を述べた。

 大阪大会では「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」大阪ラウンドの1回戦4試合、皇治(TEAM ONE)、梅野源治(PHOENIX)、白鳥大珠(TEAM TEPPEN)、髙橋亮(真門ジム)による「RIZIN KICK ワンナイトトーナメント」などが行われる。

皇治が「俺を口だけという奴こそ口だけ。そういう口だけ野郎を黙らせる」とワンデイトーナメントを要求【RIZIN.29】

2021.04.23 Vol.Web Original

キックボクシングにもチャンスを!と訴える

「RIZIN.29」(5月30日、大阪・丸善インテックアリーナ大阪)に出場する皇治(TEAM ONE)が4月23日、オンラインで緊急会見を開き、大阪大会でキックボクシングのワンデイトーナメントを開催することを要求した。

 当初、同大会では皇治がメインを務めることが発表されていたのだが、会見で皇治は「メインを任せてくれると言ってくれるのはうれしいが、俺も格闘家の端くれとして、そんな同情はいらない。RIZINに引っ越してきて負けて、結果も残せていないのにメインになるほど落ちぶれていない。RIZINで頑張っている選手たちにも示しがつかない。俺は自分の実力でメインを奪ってやろうと思っている」としたうえで「キックのワンデイトーナメントをしてほしい」と訴えた。

 皇治は4月11日に行った自らが代表を務めるジム「TEAM ONE」のお披露目会でもトーナメントの開催を訴え、「ロッタンとやりたい」などとも発言していた。

 皇治は「立ち技にもチャンスが欲しい。それは俺が発言していかないと」と同大会から行われる「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」への対抗心もチラリ。

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