いつかは暮らしたい憧れのヨーロッパ。その思いを具体化する書籍が『海外暮らし最強ナビ【ヨーロッパ編】』(辰巳出版)だ。イギリス・フランス・ドイツ・オランダ・イタリア・フィンランド・エストニア・ジョージアの8カ国を厳選し、ビザの種類、住宅事情、生活情報や現地の仕事などを具体的に紹介。在住者の体験談も多数収録しており、どの国で何をしようか考える一助に。発売を記念して同書を3名にプレゼント。(係名:「海外暮らし最強ナビ」)
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ヨーロッパ暮らしを実現する『海外暮らし最強ナビ【ヨーロッパ編】』
憧れのヨーロッパ8カ国を厳選し、ビザの種類や仕事、生活情報などをまとめた『海外暮らし最強ナビ【ヨーロッパ編】』(辰巳出版)。
ドイツ在住経験のあるフリーライターの久保田由希さんは「私がベルリンで暮らしていた時、移住の相談を受けたりネットの投稿を読んだりして感じたのは、いきなり永住など高い目標を設定している人が多いこと。でもビザを取らず、もっと気軽に1〜2カ月くらい住んでみるだけでも全然違います。私は海外に住む人がもっと増えればいいなと願っているので、その間口を広げるような本を作りたかったんです」と語る。
実際に海外で住居や仕事を探すのは大変ですか?
「住居探しはヨーロッパの大都市は特に難しくて、皆さんかなり苦労されているという話を聞きます。すぐに見つかると思わずに、最初はとりあえず3カ月住める場所を確保して、その間に次を探すという人が多いと思います。住宅に関する詐欺もあるので、焦って探すと引っかかってしまうことも……」
現地在住者のリアルな声が多いのも大きな魅力。
「各国のことは各国のライターさんにお願いして、テーマにふさわしい方を見つけてもらいました。制作が始まった途端にコロナ禍になって、取材自体はオンラインでできるものの、先が見えなくてすべてが誰にも分からないことに苦労しましたね」
久保田さんが感じるヨーロッパの魅力は?
「物事を長い目で見られるようになったことです。ヨーロッパは歴史を身近に感じられるので、時間の感覚がすごく変わりました。いろんな人種のいろんな人たちがいて価値観にも幅が出てきます。 『私はヨーロッパに行きたい』と思っている限り、いつかは何らかの形で行けると思いますから、まず行きたいと思い続けてほしいです。海外で暮らした経験は無駄にはならないので、どんな形でもいいから行ってみてほしいですね」