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乙武氏への“選挙妨害”で一気に注目度アップの東京15区。街頭演説の告知もままならないなかで有権者はまともな投票行動ができるのか

2024.04.26 Vol.Web Original

 4月28日に投開票される衆議院の補欠選挙が3つの選挙区で行われている。その中でも最も注目を集めていると言っても過言ではないのが東京15区だ。

 ここは元自民党の柿沢未途前衆議院議員の辞職に伴っての補選。柿沢氏の辞職の理由が江東区長選を巡る公選法違反(買収など)の罪で起訴されたことというのも昨今の「政治と金」問題から話題を呼んでいたのだが、立候補者がとにかくバラエティーに富んでいる。

 ベストセラーとなった「五体不満足」の乙武洋匡氏(48歳、無所属、新)、元格闘家で参議院議員の職を辞して立候補の須藤元気氏(46歳、無所属、新)、保守勢力の中で注目されている飯山陽氏(48歳、諸派、新)、選挙期間中も2度目のエベレスト登頂に挑戦している福永活也氏(43歳、諸派、新)とちょっと検索しただけでも個性的な面々が並ぶ。いずれも週刊誌からネットメディアまでそれぞれの媒体の好物となりそうな人たちばかり。いや、実際、立候補が噂された段階からさまざまな形で話題にはなっていた。

 しかしそれも告示日が過ぎ、選挙戦が始まればそれなりの政策論争になるのではと期待していたのだが、そうは問屋が卸さないのが東京15区。

 乙武氏については告示日の16日の第一声の際に別の候補者の陣営が選挙カーを乗り付け、横で大音量で演説。21日には亀戸駅前の街頭演説会の際に乙武陣営の関係者と見られる男性を突き飛ばした容疑で男が逮捕され、同日の豊洲駅周辺での演説の際には乙武氏の応援に駆けつけた大田区の荻野稔区議が、16日の第一声の際の候補者のたすきをかけた人物から引き倒されたとして、その動画をSNS上にアップ。これらの選挙妨害ともいえる行為に東京15区である江東区の大久保朋果区長が自身のX(旧ツイッター)で「江東区長として、区民の皆さんの安全確保を深川、城東、湾岸警察署にお願いしています。東京都、警視庁とも連携しています。江東区の安全を守りたい。強く思っています」との声明を出す異常事態となっている。

 これらの事象を受け乙武氏はこれまでの自らの体験から掲げた「『こどもまんなか』の日本へ」「インクルーシブな日本へ」といった人権問題に重きを置いた公約に加え、22日には「選挙の自由妨害罪」に関する「公職選挙法の改正」を追加公約に掲げ、闘う姿勢を見せている。

 選挙妨害は言語道断で大きな問題。果たしてどんなことが行われているのか?と思い、街頭演説を取材しに行こうと思ったら、なかなかその情報が出てこない。今回の一連の流れのせいか各陣営とも街頭演説の予定をSNS等で告知しない傾向となっているようなのだが、果たしてこれで有権者はそれぞれの候補者の政策や人柄などを知ったうえでの投票行動ができるのだろうかという疑問は残る。東京15区の有権者にとっては難しい選挙になっているといえるだろう。

 今回の選挙には上記の候補のほかに吉川里奈氏(36歳、参政、新)、秋元司氏(52歳、無所属、元)、金沢結衣氏(33歳、維新、新)、根本良輔氏(29歳、諸派、新)、酒井菜摘氏(37歳、立憲、新)が立候補している。

乙武氏がロボット義足で約70mの歩行を披露!「歩きたいと願う人の選択肢に」

2021.10.13 Vol.746

 ベストセラー『五体不満足』の著者である乙武洋匡氏と、ソニーコンピュータサイエンス研究所の遠藤謙氏がスタートさせた、ロボット義足を使って人間の身体の進化を目指すプロジェクト「OTOTAKE PROJECT」の成果発表会が9月28日、日本科学未来館で行われた。3年半に渡るプロジェクトの集大成で、乙武氏が66.2mの力強い歩行を披露した。

「OTOTAKE PROJECT」は、誰もが不自由なく、自由に身体を動かすことができる未来を目指して2018年にスタート。ロボット義足を設計するエンジニアやデザイナー、義足を装着する義肢装具士、歩行法のサポートをする理学療法士らがプロジェクトチームに加わり、推し進めてきた。

乙武氏「分身ロボットカフェ」開業に大学時代のバイト秘話明かす「障害者って仕事するの難しい」

2021.06.21 Vol.Web Original

 難病や重度の障害で外出困難な人が分身ロボット「OriHime-D(オリヒメディー)」を操作して接客を行う「分身ロボットカフェDAWN ver.β(ドーン バージョンベータ)」の常設実験店グランドオープンを記念して21日、オープニングセレモニーが行われ、作家でタレントの乙武洋匡氏らが登壇した。

ダイバーシティなパフォーマンスの祭典「超ダイバーシティ芸術祭」が再始動!

2021.03.05 Vol.Web original

 障害・性・世代・言語・国籍など、個性豊かな人たちと一緒に楽しむパフォーミングアーツの祭典「True Colors Festival 超ダイバーシティ芸術祭 -世界とつながるともっと面白い-」が3月から開催される。

 「True Colors Festival −超ダイバーシティ芸術祭−」は多様性が溢れ、人々が支え合う社会になることを目指して2019年9月からスタートしたイベント。新型コロナウィルスの感染拡大で昨年4月以降はイベントが中止になる中、6月にはコロナ禍で「不安を抱えている人に寄り添うことの大切さ」を発信するため、15の国と地域から46名の障害のあるアーティストが参加し、ミュージックビデオ「Stand By Me」を発表。9月には初のオンラインイベントを開催するなど、芸術のリレーを繋いできた。

ダイバーシティを体感する10日間の祭典、オンライン映画祭「True Colors Film Festival」が開幕

2020.12.03 Vol.Web original

 障害、女性のエンパワーメント、貧困、人種差別などダイバーシティ&インクルジョンのさまざまな課題を扱ったオンライン映画祭「True Colors Film Festival」が3日開幕。幕開けとなる発表会では、アンバサダーの乙武洋匡らが出席し、映画祭の見所やオープニング記念作品の上映が行われた。

 本映画祭は「One World One Family (世界は一つの家族)」をテーマに、アジアをはじめ各国の映画監督が多様性をテーマに制作した作品28本を厳選し、オンライン映画上映プラットフォームにて無料配信する。

寝たきりでも働ける「分身ロボット」接客カフェオープン

2019.10.08 Vol.Web Original

 大手町の「3×3 Lab Future」にて7日、期間限定でロボットが接客する「分身ロボットカフェ DAWN ver.β2.0」がオープンした。重度の障がいや病気、その他さまざまな事情で外出が困難な人が、自宅や病院にいながら分身ロボット「OriHime-D」を遠隔操作して接客する実験的なカフェ。期間限定でのオープンは昨年11月に続く2回目で、今回も「体験チケット」購入という形でクラウドファンディングを募り、1000万円以上の支援が集まった。

 今回の開催にあたって、分身ロボットを開発するオリィ研究所 共同創設者の吉藤オリィ代表取締役所長は「作りたいものはロボットでもなければカフェでもない。“どうすれば人類は孤独が解消できるのか”がテーマ」と語り、「体が動かなくなったとしても、自分の意志で会いたい人に会えて、行きたい場所に行けて、死ぬ瞬間まで誰かに必要とされながら自分らしく生きていく未来を作っていく。これが私たちが本当の意味で目指しているもの」とその意義を説く。

ホリエモン万博開催「大赤字です。助けて!」

2018.02.01 Vol.web Original

 ホリエモンこと堀江貴文氏が31日、都内の会場で「ホリエモン万博」開催発表会見を行った。
 同イベントは、2月3日(土)と4日(日)に六本木を中心とした27会場行われる“分散型都市フェス”で、イベント、展示、飲食、参加型の30以上のコンテンツを用意。ホリエモンが好きなことだけを集め、参加者とともに遊ぶ、いわば大人の文化祭。
「1つの会場でイベントを行うほうがよっぽど楽だけど、創業の地でもある六本木の街を活性化させたいと思い多くの会場を使うことにした。六本木と言えばホリエモンだし(笑)。そんな六本木が高齢化し、またチェーン店も増え、雰囲気が変わってきた。古き良き大人の街六本木を取り戻したいという思いもある」と分散型都市フェスにした理由を説明。

 コンテンツの目玉は「怒涛の講演会」。乙武洋匡、鈴木おさむ、古市憲寿、岩崎夏海、さだまさし、津田大介、西村博之、茂木健一郎ら豪華ゲストが登場する。堀江氏は「乙武さんのぶっちゃけトークに注目です。とんでもないエロトークが展開されるかも」と危険な(?)予告も飛び題した。

 そのほか、堀江貴文氏のバイオグラフィーや、発行書籍を展示された「ホリエモン展」、山田孝之らが参加するクラウドファンディングを利用する映画企画のプレゼンや、資金調達に成功して製作された映画の紹介をする「CAMPFIRE映画祭」、フリースタイルラップと人狼ゲームがコラボレーションする「軟式globe×ラッパー人狼」、ホリエモンも参加しR-1のネタを披露する「節分豆まき!H-1お笑いネタ祭2018」、こだわりの日本酒とグルメが楽しめる「日本酒祭」、ハイスペック男子とハイスペック女子による「街コン」など盛りだくさん。

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