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井上直樹が激闘の末、元谷友貴を破り初防衛に成功。井上は「しょっぱい試合をしてすいません」、元谷は言葉を詰まらせ「また頑張っていきたい」【RIZIN.50】

2025.03.30 Vol.Web Original

 RIZINの2025年第1弾大会となる「RIZIN.50」(3月30日、香川・あなぶきアリーナ香川 ※ABEMA PPVなどで配信)のメインイベントで行われた「バンタム級タイトルマッチ」で王者・井上直樹(Kill Cliff FC)が元谷友貴(アメリカン・トップチーム)を相手に初防衛戦に臨んだ。ハイレベルな攻防が繰り広げられた試合は判定となり、2-1で井上が勝利を収めた。層が厚いRIZINバンタム級は過去に防衛を果たした王者はおらず、井上は初の偉業を成し遂げた。

 井上は昨年9月、朝倉海が返上した王座をかけ王座決定戦でキム・スーチョルと対戦し1RでTKO勝ちを収めて王座を戴冠。元谷は昨年大晦日の次期挑戦者決定戦で秋元強真を破り、今回のベルト挑戦の切符をつかんだ。2人は2020年の大晦日に対戦し、その時は井上が一本勝ちを収めている。

王者・井上直樹と挑戦者の元谷友貴がフェイスオフ→コメントと静かに闘志をぶつけ合う【RIZIN.50】

2025.03.29 Vol. Web Original

 RIZINの2025年第1弾大会となる「RIZIN.50」(3月30日、香川・あなぶきアリーナ香川)の前日計量が3月29日、香川・高松市内で行われた。

 メインイベントで行われる「バンタム級(61.0kg)タイトルマッチ」で対戦する王者・井上直樹(Kill Cliff FC)は60.95kg、挑戦者の元谷友貴(アメリカン・トップチーム)は60.90kgでともに規定体重をクリアした。

 計量後にマイクを持った元谷は「最強の王者に挑戦できることをうれしく思っています。激しいメインの仕事をしたい」と静かながらも闘志を漂わせた。井上は「四国初上陸の舞台で、初防衛します」といつも通り、淡々としたコメント。フォトセッションでのフェイスオフと合わせ、静かに闘志をぶつけ合った。

王者・井上直樹に挑戦の元谷友貴 王座奪取に必要なものは「しっかり練習していくことしかない」【RIZIN.50】

2025.03.28 Vol.Web Original

 RIZINの2025年第1弾大会となる「RIZIN.50」(3月30日、香川・あなぶきアリーナ香川)の前々日インタビューが3月28日に行われた。

 今大会のメインイベントでは王者・井上直樹(Kill Cliff FC)に元谷友貴(アメリカン・トップチーム)が挑戦するバンタム級タイトルマッチが行われる。

 元谷は昨年大晦日の次期挑戦者決定戦で秋元強真を破り、今回のベルト挑戦の切符をつかんだ。2015年からRIZINに参戦し、約10年、待望のタイトル挑戦となった。井上とは2020年の大晦日に対戦し、その時は一本負けを喫している。

 元谷は「チャンピオンがすごい強い選手なので、それに挑戦できることをうれしく思っています。(井上は)速い。打撃も速いし、穴のない選手だなと思います」と井上の印象を語る。

 リベンジマッチとなるのだが「前回の反省点含めてそれからの井上選手の試合を見てできるかぎり練習してきました。どんな試合になるかちょっと分からないけど、自分としてはしっかり5分3R戦い抜いて自分の流れに持っていきたいと思います」と語った。

 今回の試合の位置づけとしては「集大成っていう感じではなくて、ひとつの試合というか、そういう気持ち。ベルトは勝てばついてくるというイメージ。やっぱりリベンジして、攻略したいなと思う気持ちが強い」とリベンジの比重が重いよう。

 先にインタビューをした井上が防衛するためには「日々練習をすること、油断をしないことが一番大事」と語っていたのだが、元谷は井上から王座を奪取するために必要なことについては「しっかり練習していくことしかないかなと思います」と語った。

初防衛戦の井上直樹 王座防衛に必要なものは「日々練習をすること、油断をしないことが一番大事」【RIZIN.50】

2025.03.28 Vol.Web Original

 RIZINの2025年第1弾大会となる「RIZIN.50」(3月30日、香川・あなぶきアリーナ香川)の前々日インタビューが3月28日に行われた。

 今大会のメインイベントでは王者・井上直樹(Kill Cliff FC)に元谷友貴(アメリカン・トップチーム)が挑戦するバンタム級タイトルマッチが行われる。井上は初防衛戦となる。

 2人は2020年の大晦日に対戦し、その時は井上が一本勝ちを収めている。

 井上は昨年9月、朝倉海が返上した王座をかけ王座決定戦でキム・スーチョルと対戦し1RでTKO勝ちを収めて王座を戴冠。元谷は昨年大晦日の次期挑戦者決定戦で秋元強真を破り、今回のベルト挑戦の切符をつかんだ。2015年からRIZINに参戦し、約10年、待望のタイトル挑戦となった。

 井上は初防衛戦にあたり「今まで通りしっかり練習してきたことが出せればいいなと思っています。試合は試合なのでいつも通りの気持ちで臨んでいます」といつも通りの淡々とした語り口。

 再戦ということについては「まだ分からない部分もたくさんあるので、勝っているからといって油断しないようにしっかり勝ち切るところを見せられたらいいかなと思います」と語った。

王者・井上直樹「防衛して美味しいうどんを食べて帰る」、挑戦者の元谷友貴「自分の力を出し切っていい結果に」【RIZIN.50】

2025.03.07 Vol.Web Original

 RIZINが3月7日、都内で「RIZIN.50」(3月30日、香川・あなぶきアリーナ香川)の合同公開練習を行った。

 バンタム級タイトルマッチで対戦する王者・井上直樹(Kill Cliff FC)が初防衛に向けて、そしてと挑戦者の元谷友貴(アメリカン・トップチーム)は王座奪取とリベンジに向けて、ともに静かに闘志を燃やした。

 井上は昨年9月に行われた王座決定戦でキム・スーチョルを1RTKOで破り、RIZIN参戦10戦目でついに王座を獲得。元谷は昨年大晦日に次期挑戦者決定戦で秋元強真(JAPAN TOP TEAM)を完封し井上への挑戦権を獲得した。2人は2020年の大晦日に対戦し、井上が1Rでリアネイキッドチョークで一本勝ちを収めている。

 元谷は1分半の持ち時間で恒例のサークリングからのカード配り、そして後半はMMAのマススパーリングを行った。井上はボクシンググローブを着けて、シャドーとミット打ちを計1分半行った。

元谷友貴を相手に初防衛戦の井上直樹が「しっかり防衛して美味しいうどんを」【RIZIN.50】

2025.01.31 Vol. Web Original
 RIZINが1月31日、都内で「RIZIN.50」(3月30日、香川・あなぶきアリーナ香川)の追加カード発表会見を開催した。会見には昨年大晦日に初防衛戦が発表されているバンタム級王者・井上直樹(Kill Cliff FC)が登壇した。井上は大晦日に行われた「バンタム級王座次期挑戦者決定戦」で秋元強真(JAPAN TOP TEAM)を完封した元谷友貴(アメリカン・トップチーム)と対戦する。
 
 井上は昨年9月に行われた王座決定戦でキム・スーチョルを1RTKOで破り、RIZIN参戦10戦目で王座を獲得した。会見では「今回、元谷選手との試合が決まりました。一度勝ってはいますが気を抜かずにしっかり防衛して美味しいうどんを食べて帰りましょう」といつものようにクールなコメント。
 
 元谷は現在、アメリカで練習中で会見は欠席。RIZINを通じて「DEEPの元谷です。今回会見に出席できずすみません。RIZIN.50で井上直樹選手とタイトルマッチが決まって、今アメリカで練習しています。僕はRIZINでは10年戦ってきて、初のタイトルマッチでベルトへの思いもありますが僕がやってきたことを全部試合で出し切れるように3月30日まで気を抜かず集中したいなと思います。井上選手はとても強く素晴らしい選手だなと思っています。僕にとってすごく厳しい戦いになるのはわかっていますが、ちゃんと自分の弱さと向き合って超えていきたいなと思っています。井上選手、当日は最高の試合をしましょう!」とコメントした。

元谷友貴が次期挑戦者決定戦で秋元強真を完封。3月30日の香川大会で井上直樹に挑戦【RIZIN.49】

2025.01.01 Vol.Web Original
 RIZINの10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE/RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で行われた「バンタム級王座次期挑戦者決定戦」で元谷友貴(アメリカン・トップチーム)が秋元強真(JAPAN TOP TEAM)を完封し、3-0の判定勝ちを収めた。
 
 この勝利で元谷は2025年3月30日に香川県のあなぶきアリーナ香川で開催される「RIZIN.50」でバンタム級王者・井上直樹(Kill Cliff FC)への挑戦が決まった。
 
 1R、オーソドックスの元谷とサウスポーの秋元。秋元が圧をかける。秋元が左インロー。元谷はパンチ、右インロー。秋元は右フック。元谷は右インロー。元谷のミドルをキャッチした秋元がボディーブロー。元谷がパンチを振ってタックル。コーナーに押し込む。そしてテイクダウンに成功しグラウンドでバックを取るが、秋元は立ち上がることに成功。しかし元谷はすぐにまたテイクダウン。上を取る。ハーフで元谷がコツコツとパンチ。秋元がガードに入れる。元谷はコツコツとパンチ。元谷はハーフ。そしてフロントチョークの体勢に。体勢を入れ替え、マウントの体勢で絞め上げる。秋元が首を抜いて脱出。元谷はスリーパーを狙う。

次期挑戦者決定戦で対戦の秋元強真が左でのKOを予告。元谷友貴は「スタンドから自分が作っていく」【RIZIN.49】

2024.12.29 Vol.Web Original
「RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
 
 今大会ではバンタム級王者・井上直樹への次期挑戦者決定戦で元谷友貴(アメリカン・トップチーム)と秋元強真(JAPAN TOP TEAM)が対戦する。
 
 元谷は前戦では王座挑戦をアピールしていた太田忍を一本勝ちで返り討ちにし、タイトル戦をアピールしていた。秋元は今年9月にRIZIN初参戦を果たすとバンタム級で金太郎、11月にはフェザー級で鈴木博昭とRIZIN常連ファイターを立て続けに撃破している。
 
 先にインタビューを行った秋元は元谷について「打撃もできて、一番は組みと極め力がある」と評したうえで「自分が寝技を見せてきていないから“一本取られる”みたいな選手の予想動画が多いから早く試合がしたい。元谷選手は昔から見ている選手でクセは分かっていて分析もやりやすかった」などと自信を見せた。
 
 この試合は次期挑戦者決定戦なのだが「変な試合して王座戦になるとCONFESSIONSで井上直樹選手に“実績残してない”と言われているので、圧倒的に勝って来年、井上選手を倒したい」と語ったうえで、試合展開については「組みの展開も見せたいが、自分のなかでは1RでKOできると思っているので、また左を当てようかなって」と左のパンチでのKOを予告した。また「自分からタックルに行くことはないですけど、テイクダウンディフェンスも“倒されてからの攻防を見たことがない”と言われているが、逃げに徹するほど差があるとも思っていないし、自信がある」とも語った。

前フェザー級王者のケラモフが1階級上のライト級王者サトシに挑戦。堀口恭司は初防衛戦。元谷友貴と秋元強真が次期挑戦者決定戦【RIZIN DECADE】

2024.12.05 Vol.Web Original

「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第3部となる「RIZIN.49」の追加カード発表会見が12月5日、都内で開催された。

 今大会ではいくつかのタイトル戦が組まれることが予告されていたのだが、ライト級では王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)に前フェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)が挑戦する。

 サトシは2021年にトフィック・ムサエフとの王座決定戦で勝利を収めライト級王座を戴冠。これまで矢地祐介、ジョニー・ケース、ルイス・グスタボを相手に3度の防衛を果たしている。

 ケラモフは2023年7月に「超RIZIN.2」で行われた王座決定戦で朝倉未来に1Rで一本勝ちを収めフェザー級王座を獲得。11月に自国で開催された「RIZIN LANDMARK 7」で鈴木千裕を相手に初防衛戦に臨むも1RでKO負けを喫し王座陥落。同大会で起きたトラブルが原因で拘留されていたが、嫌疑が晴れ、拘留が解けたことから11月の名古屋大会で約1年ぶりにRIZIN出場を果たし、摩嶋一整に1R28秒で秒殺KO勝ちを収めた。

井上直樹がキム・スーチョルにTKO勝ちし王座獲得「水垣さんが頑張ってくれた」と感謝【RIZIN.48】

2024.09.29 Vol.Web Original
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のセミファイナルで井上直樹(Kill Cliff FC)とキム・スーチョル(韓国/ROAD GYM WONJU MMA)がバンタム級王座決定戦で対戦し、井上が1RでTKO勝ちを収め悲願の王座奪取を成し遂げた。
 
 井上は2017年4月に日本人最年少の19歳でUFCと契約。RIZIN参戦後、優勝候補と目された2021年のバンタム級JAPANグランプリでは準決勝敗退、昨年5月には堀口恭司が返上したバンタム級王座決定戦進出を賭けフアン・アーチュレッタと好勝負を繰り広げるも判定負けを喫するなどタイトル戦に進むことができず、今回が初めてのタイトル挑戦だった。

3度目の防衛戦のサトシと挑戦者のグスタボが「明日は絶対にいい試合になる」【RIZIN.48】

2024.09.28 Vol.Web Original
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が9月28日、都内で開催された。
 
 今大会で行われる2つのタイトル戦に出場する4選手が無事に規定体重をクリアした。
 
 メインでは王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)にルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)が挑戦するライト級タイトルマッチが行われる。
 
 サトシは70.85kg、グスタボは70.75kgで規定体重の71.0kgをクリアした。
 
 計量後のステージ上でグスタボはまずは日本語で「こんにちは、元気?」とファンに呼びかけた。そして「また日本で試合ができてとてもうれしく思っています。今日ここに来てくれた皆さん、ありがとうございます。メディアの方、ファンの方と今日ここにいられて、うれしく思っています。明日は絶対に素晴らしい試合を見せて絶対に王者になります」とコメント。
 
 今回が3度目の防衛戦となるサトシは「皆さん、こんにちは。タイトル戦は久しぶり。前から言っていますが私のせいじゃない(笑)。明日はグスタボと絶対にいい試合をするので、みんな楽しみにしていてください」とリラックスした表情で王座防衛を約束した。

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