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K-1アドバイザーの石井和義氏が「今年は『立ち技元年』。新しいものがスタートする年」とビッグプランの存在を示唆

2024.03.07 Vol.Web Original

K-1がRISEの伊藤代表を招きランチミーティング

 K-1が3月7日、都内でカルロス菊田プロデューサー、宮田充Krushプロデューサー、石井和義K-1アドバイザー、そしてRISEの伊藤隆代表によるランチミーティングを開催した。

 このミーティングにはK-1に限らず格闘技関係の取材を行っているメディアも参加し、今後のK-1やRISEはもとよりキックボクシング界、ひいては格闘技界全体について闊達な意見交換を行った。

 両団体は「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)と「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の2大会に渡って10対10の対抗戦を行う。

 ミーティングでは他の競技に比べて、格闘技界のルールの一般層への伝わりにくさを指摘する声が挙がると伊藤氏は「うちとK-1さんも微妙にルールが違う。分かりやすくしたほうがいい。統一ルールみたいなものがあってもいいと思う。ムエタイ、キックボクシング、K-1・RISE系の3つに分かれるとか」などと統一ルールの創設にも言及。石井氏は「キックボクシングはサッカーになるべき。アメフトになると分からない。総合がアメフトなら、キックはサッカーになっていくべき。もっと一般の人が分かりやすいようにしなければ」と競技自体の分かりやすさを強調した。

 統一した機構やルールがないことから「世界」や「日本一」といった概念が見えにくい問題について石井氏は「K-1は世界中で大会をやり始める。キックボクシングはキックボクシングで伊藤さんが近いうちに発表すると思うが“これが世界一”というようなすごいことをする」とRISEがなにやら世界戦略を描いていることを示唆する場面も。

RISEの伊藤代表が「MMAなら平本有利。でもYA-MANはそれを全部ひっくり返すリング運を持っている」【RIZIN.45】

2023.12.11 Vol.Web Original

 RISE OFGM -65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が12月10日に行われた「RISE174」(東京・後楽園ホール)のリング上で「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で対戦する平本蓮(剛毅會)について「ぶっ殺してくる」とホームのファンに宣言した。

 この日の夕方、RIZINが都内でカード発表会見を行い、そこでYA-MANと平本が66.0kg契約のRIZIN MMAルールで対戦することが発表された。会見は公開で行われたのだが、会場には平本ファンが多数駆け付け、YA-MANにとっては完全アウェイの雰囲気。その中で2人は激しい舌戦を繰り広げた。

 その後、YA-MANは後楽園ホールに駆け付けるとリング上で「年末、平本とやることになったんで、ぶっ殺してきます。今の格闘技業界って、魔裟斗さん世代の人たちが盛り上げてくれて、今、後楽園ホールでRISEという舞台があったり、K-1という舞台があったり、今の格闘技業界があると思うんですよ。あいつはその人たちを侮辱したんで、あいつは本当にぶっ殺します。絶対に許せないんで。皆さん、期待していてください」と強い言葉で平本戦への決意を述べた。

K-1とRISEのトップが会見に同席。K-1中村氏の「対抗戦、やるならやる」にRISE伊藤氏も「うちもやる気満々」【THE MATCH 2022】

2022.04.07 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われる「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の会見が4月7日、都内で行われた。

 この日はこの「THE MATCH 2022」という大会名、チケット販売の詳細、追加ルールなどが発表された。

 チケットの最高価格はVVIP1列席(アリーナ1列目)の300万円と「日本の格闘技史上、日本のエンターテインメント史上最高額」(実行委員会の榊原信行氏)という文字通りのメガイベントとなった。

 会見には両選手はもちろん、実行委員会のK-1の中村拓己プロデューサー、RIZINを運営する株式会社ドリームファクトリーワールドワイドの榊󠄀原信行氏、RISEの伊藤隆代表が出席したのだが、特に中村氏と伊藤氏がこういう形で公の場で同席するというのは異例のこと。

 冒頭、中村氏は「自分はもともと格闘技の記者をやっていて、今はK-1のプロデューサという仕事をやらせてもらっているが、記者時代に榊原さんに取材をさせてもらっていて、その時によく榊原さんがおっしゃっていたのが“イベントを成功させるためには熱が大事。選手、ファン、プロモーターの熱が一つの場所に集まったときに大きなイベントが成功するんだ”と。正直、当時の自分はピンときていなかったが、今、イベントをプロデュースする側になり、その言葉の意味を重く感じ、日々、K-1というイベントを運営しています。今回、この『THE MATCH 2022』という舞台ができたのも、武尊選手と那須川選手の戦いたいという熱、そしてファンの皆さんのこの試合を見たいという熱、そしてこの試合を実現させたいという我々プロモーターの熱。その熱があったから、この『THE MATCH 2022』という夢の舞台ができたと思っている。この熱をよりいっそう大きなものとして、格闘技ファンの皆さんはもちろん、それ以外の日本全国の人たち、そして全世界にこの熱を発信して、過去最高のイベントを作っていきたい」、伊藤氏は「世紀の一戦、ドリームマッチ、なかなか実現することはないと思うんですが、これを次代の選手、夢を見ている子供たちに夢を与えるためにも素晴らしい大会にしなければいけないと思う。また日本の格闘技再燃のためにもこの『THE MATCH 2022』が起爆剤になるのではないかとと思っている。実行委員会として真摯に努めたい」などとそれぞれ挨拶した。

RISEの伊藤代表がGLORYとの提携で「キックボクシングを世界の格闘技の中心に持っていきたい」

2022.02.19 Vol.Web Original

 RISEが2月18日、都内で会見を開き、1月に発表された世界的なキックボクシング団体「GLORY」との提携についての詳細を発表した。

 会見にはRISEの伊藤隆代表、RISE QUEENフライ級王者・小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)、そしてGLORY側からはリモートでエグゼクティブ・CO・チェアマンであるスコット・ロッドマン氏と女子スーパーバンタム級王者のティファニー・ヴァン・スースト(アメリカ)が参加した。

 小林とティファニーは3月19日(現地時間)にベルギー・ハッセルトのTrixxoアリーナで、ティファニーが持つ「GLORY女子スーパーバンタム級王座」をかけて対戦することが発表されている。

 伊藤代表は「GLORYという団体は歴史があり、選手層も厚く、リスペクトしていた団体だった。世界ではMMAやMMAとキックボクシングを一緒にやっている団体があるが、キックボクシング一本でやっているところはRISEとしては同志というか同じコンセプトを持っているのかなと思っていた。数年前から提携の話はもらっていたが、ここ半年で一気に話が詰まった。選手層が違うのではないかという部分で不安な部分もあるかもしれないが、GLORYは65~70kg以上、RISEは65kg以下が中心。パートナーシップを組むことでより選手層が厚くなる」などと提携に立った経緯などを説明。

ぱんちゃん璃奈と寺山日葵の対戦についてKNOCK OUTの宮田充プロデューサーが「しかるべきタイミングが来たら当然テーブルについて話すべきだと思う」

2021.09.14 Vol.Web Original

「必要に応じて伊藤代表と話をさせてもらう流れもあるかもしれない」

 KNOCK OUTの宮田充プロデューサーが9月14日、KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者のぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)とRISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(TEAMTEPPEN)の一戦についてコメントした。

 この2人についてはぱんちゃんが9月1日に行われた「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の公開練習の際に「RIZINという中立なリングで寺山選手と戦いたい」と発言。一方、寺山は翌日に行われた「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日、東京・後楽園ホール)の公開練習で「今は(対戦する)小林愛三選手のことしか考えていない」と語った。そして寺山は小林に勝利を収めた12日の試合後の会見で“大晦日のRIZINのオファーが来たら?”という問いには「その時が来たらという感じ」と語るにとどめたのだが、RISEの伊藤隆代表は「やりたいならRISEに来ればいい。うちはウェルカム」とコメントしていた。

 この日、KNOCK OUTは「KNOCKOUT 2021 vol.5」(10月29日、東京・後楽園ホール)などのカード発表会見を行った。宮田氏はその会見後に「自分のツイッターやKNOCK OUTの公式のSNSに関係者やファンの方からたくさんのメッセージや意見をいただいたので、僕も何かしら話すべきかと思った。といっても5日後にはぱんちゃん選手にとって大きな節目となる試合があるので、ぱんちゃん選手には試合に集中してほしいし、させてあげたいというのが自分の気持ち」と前置きしたうえで「あとは具体的に試合をするしないは、お互いに別々のコメントを発して決めていくものではないので、もししかるべきタイミングが来たら当然テーブルについて話すべきだと思うし、そこからが僕の仕事だと思う」とまずはぱんちゃんには19日の百花戦に集中させてあげたいとした。

 12日の伊藤代表の「昨年のトーナメントにオファーした」という発言については前REBELSプロデューサーの山口元気代表にも確認済みであるとし「そこから1年。彼女もチャンピオンとしてキャリアを積んできて意識も高まっているでしょうし、そこからの発言だと思う。基本的には所属ジムのSTRUGGLEさんと話をしなければいけないので、19日の試合が終わってからジムを通じてぱんちゃん選手の意思確認というかどう進めたらいいのかを話していきたい。当然、今回、RIZINさんにお世話になっているので、榊原代表にも相談すべきことかなと思うし、必要に応じて伊藤代表と話をさせてもらう流れもあるかもしれないと思っている」と試合実現のための交渉などがあるにしても19日の試合以降になるという認識を示した。

 伊藤代表の「やりたいならRISEに来ればいい」という発言については「伊藤さんには伊藤さんの立場があって、昨年オファーをしたという流れがあってのものだと思うし、それに対して僕がまたコメントを発表させてもらうというのはちょっと違うと思う。やるとなると仕事なので、いつやるか? どこでやるか? 何キロでやるか?といった決め事がたくさんあるし、その戦いの後にどうなっていくのかということもある。このタイミングなのかもしれないし、先のタイミングなのかもしれない。否定するものではないが、何しろ今回は試合の直前なので、“そろそろ試合モードになりましょう”という感じ。ただファンの皆さんが熱を持っていろいろなコメントをやり取りしてくれているのは、女子のキックボクシングについてはすごく良かったんじゃないかと思う」などと語った。

RISEが女子トーナメントを開催。神村プロデューサー「我こそはという選手に志願してほしい」

2020.08.13 Vol.Web Original

10月の横浜と11月の大阪で男女3つのトーナメントを開催

 RISEが8月13日、会見を開き、今秋に予定していた「RISE WORLD SERERSE」を来年以降に延期することを発表した。これは新型コロナウイルスの影響により海外の選手の来日がままならない状況にあるため。

 そして改めて「RISE DEAD OR ALIVE in YOKOHAMA」(10月11日、神奈川・ぴあアリーナMM)と「RISE DEAD OR ALIVE in OSAKA」(11月1日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で3つのトーナメントを開催することを発表した。

 この2大会で女子の最強決定トーナメント「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」が開催される。

 このトーナメントのプロデューサーを務める神村エリカは「もっともっと女子が活躍する場を作れないかと考えていた。各団体に王者がいる中で、じゃあ誰が一番強いのか。これは自分が現役の時から突き詰めていたこと。本当に正真正銘、"私は軽量級で真のチャンピオンになりたい"と思っている人に出てもらって、そこで一番を決める。それだけ」と大会に向けての思いを語った。

 階級については、現在のRISEに出場する選手が46~49kgの選手が多いため47.6kgとし、参加選手は8名。10月の横浜で1回戦を行い、11月の大阪で準決勝と決勝を行う。

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