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「東京プリンセスカップ」制した伊藤麻希が山下実優が保持するプリプリ王座獲りに意欲【東京女子プロレス】

2021.08.16 Vol. Web Original

一夜明け会見で思いの丈を吐露

 東京女子プロレスの最強女王決定トーナメント「第8回プリンセスカップ」で初制覇を果たした伊藤麻希が8月16日、東京・新宿区のCyberFightで一夜明け会見を行い、思いの丈を吐露した。

 伊藤は14日(東京・後楽園ホール)の準決勝で2連覇中だった瑞希を、15日(同所)の決勝で第2回(15年)覇者の中島翔子を破って、優勝にたどりついた。

 伊藤は「ずっと報われない人生というか、満たされない人生を送ってたんだけど。初めて結果を残して一番になってみたら、途端に性格が丸くなったんです。全部に対してやさしくなれるというか。たぶん人のことを見れる余裕ができたんでしょうね。今はすごく幸せな、穏やかな気持ちで過ごしています。体はすごく痛いんです。アザもたくさんできていてビックリしたんですけど、特に大きなケガがなく終えたことに安心しました。いい親孝行ができたんじゃないかって思いました」と笑みを浮かべた。

 準々決勝(7月31日、東京・新宿FACE)での鈴芽戦で左目下を骨折し、完治しないままでの強行出場となったが、まだ痛みがあるため、この会見終了後に病院で検査を受ける予定だという。

 準決勝、決勝での2連戦を振り返り「感謝です。負けてたらこんなこと言わなかったと思うんです。でも優勝して丸くなったんです。初めて感謝するという感情が沸きました。2人とも伊藤が持ってないものをたくさん持ってるから、リスペクトしてる。こんなこと昔だったら絶対言わなかったと思うんだけど。2日連続いい試合ができたと思うんです。それは2人に実力があって、伊藤のおかげじゃなくて、2人のおかげだと思ってる」と話した。

伊藤麻希が「東京プリンセスカップ」を初制覇。10・9大田区で山下実優のプリプリ王座に挑戦へ【東京女子プロレス】

2021.08.15 Vol.Web Original

伊藤デラックスで中島を破る

 東京女子プロレスが8月15日、東京・後楽園ホール大会を開催。同団体の最強女王を決めるトーナメント「第8回東京プリンセスカップ」決勝戦で伊藤麻希が中島翔子を破り、涙の初制覇を飾った。伊藤は東京女子プロレス年間最大の祭典「WRESTLE PRINCESS Ⅱ」(10月9日、東京・大田区総合体育館)で、プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優に挑戦することが決まった。

 1回戦シードだった伊藤は、2回戦でらく、準々決勝で鈴芽、準決勝で2連覇中だった瑞希を下して、決勝にコマを進めたが、鈴芽戦で顔面を骨折。ケガは完治しておらず、この日も強行出場となった。対する中島は14年、15年(優勝)、16年、20年に続く5度目の決勝進出で、6年ぶりの優勝を期していた。

 序盤はスタンド、グラウンドでのレスリングの攻防でスタートするも、伊藤はエプロンでDDTを見舞うと、場外でボディースラム、そしてフェンスに投げつける。リングに戻った中島はトペを皮切りに、619、串刺し式ドロップキック、顔面攻撃などで猛反撃。その後は一進一退の展開となり、20分過ぎ、伊藤のフライング・ビッグヘッドを自爆させた中島はダブルアーム式DDT、ノーザンライト・スープレックスを繰り出すもカウントは2。伊藤は逆さ押さえ込みの体勢から伊藤パニッシュへと切り替えるも、中島はエスケープ。中島がウラカンラナから619にいこうとすると、ここで捕獲した伊藤が伊藤デラックスで絞り上げると、たまらず中島がタップして勝負が決した。

「東京プリンセスカップ」決勝は中島翔子vs伊藤麻希【東京女子プロレス】

2021.08.15 Vol.Web Original

伊藤が瑞希の3連覇を阻止

 東京女子プロレスが8月14日、東京・後楽園ホール大会を開催し「第8回東京プリンセスカップ」の準決勝2試合を行った。

 メインでは伊藤麻希が3連覇を狙った瑞希を破って、15日(同所)の決勝戦にコマを進めた。

 7月31日の準々決勝(東京・新宿FACE)での鈴芽戦で顔面を骨折しながらも、この日、強行出場した伊藤は果敢にヘッドバット、スイングDDT、エプロンでのDDTなどを繰り出した。瑞希もフットスタンプ、雪崩式キューティースペシャルなどで応戦。15分過ぎには強烈なエルボーの打ち合いになったが、伊藤がヘッドバットから伊藤デラックスで絞め上げて、瑞希からギブアップを奪った。

 試合後、瑞希とガッチリ握手を交わした伊藤は「瑞希! オマエのお陰で強くなれたから。オマエのお陰でここまで来られたから。ありがとうな」とマイク。続けて、「顔面骨折して、それで明日優勝したらこんなにかっこいいことはないよな。絶対やるよ。あまりハッピーエンドとか信じてなくて。でも伊藤がその証拠になればいいか。明日、伊藤が優勝してハッピーエンドがこの世界に存在するってことを証明してやるよ!」と優勝宣言。

顔面骨折の伊藤麻希が「東京プリンセスカップ」優勝を宣言【東京女子プロレス】

2021.08.02 Vol.Web Original

「このくらいハンデがあったほうが燃える」

 東京女子プロレスが8月2日、東京・千代田区の神田明神内で「第8回東京プリンセスカップ」準決勝(8月14日、東京・後楽園ホール)に向けて記者会見を開き、顔面を亀裂骨折した手負いの伊藤麻希が優勝を宣言した。

 同会見では、まず準決勝の組み合わせ抽選が行われ、対戦カードが伊藤vs瑞希、中島翔子vs渡辺未詩に決定。決勝戦は同15日の後楽園大会で争われる。

 7月31日、東京・新宿FACEでの準々決勝で、伊藤は鈴芽の場外へのダイビング・ボディーアタックを食った際に左目下を負傷。試合後、病院で検査を受けたところ、左頬(きょう)骨不全骨折で全治2週間~1カ月と判明。これにより、8月7日の愛知・日本ガイシスポーツプラザ第3競技場(名古屋市)は大事を取って欠場するが、準決勝戦には強行出場する。

 伊藤は「(名古屋を)欠場するからには、絶対治す。初めて骨折を味わったんですけど、逆に燃えるというか。このくらいハンデがあったほうが燃えるんです。これを乗り越えた後にまた伊藤は強くなれるんですよ。それを考えると興奮するし。しかも、その相手が瑞希ということで。このちょっと不利な状況でも伊藤は必ず勝ちますよ。このトーナメント、勝った先に誰がきても大丈夫。絶対に優勝します。一種のギャンブルだと思って。伊藤は治ると思うから。この夏はこのギャンブルを楽しんで、優勝したいと思います」とキッパリ。

瑞希がプリプリ王者・山下実優を倒し「東京プリンセスカップ」3連覇を宣言【東京女子プロレス】

2021.08.01 Vol.Web Original

「今回は私のほうがトーナメントにかける思いが強かった!」

 東京女子プロレスが7月31日、東京・新宿FACEで最強女王決定トーナメント「第8回東京プリンセスカップ」準々決勝を行い、昨年、一昨年と2連覇中の瑞希がプリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優を破り、3連覇を宣言した。

 序盤から山下が得意のキックで攻め立てれば、瑞希はドロップキック、フェースロックで応戦。10分過ぎ、山下がジャーマン、アティテュード・アジャストメントとたたみかけるもカウントは2。Skull kickをかわした瑞希はジャックナイフで丸め込むもフォールは奪えず。さらに、瑞希はその場跳びフットスタンプ、投げ捨てキューティースペシャル、ダイビング・フットスタンプを繰り出した。最後はキューティースペシャルで投げて難攻不落の山下から3カウントを奪取し、ベスト4進出(8月14日、東京・後楽園ホールで準決勝)を決めた。

 瑞希は「化け物に勝ったぞ! みぃちゃん(山下)は瑞希に持っていないものをたくさん持っていて、うらやましいなと思うこともたくさんあるけど。瑞希が持っているものは、みぃちゃんが持ってないから、もう別にいいと思いました。今日戦ってくれてありがとう。みぃちゃんの分まで優勝目指して頑張るね」とマイク。続けて「去年のプリンセスカップは準決勝、決勝と新宿FACEでした。今回は後楽園で、しかも2DAYSでやることができて、東京女子が大きくなっているなっていうのはすごく感じます。瑞希がその波を引っ張っていくので、皆さん振り落とされないように付いてきてください!」とアピールし、大会を締めくくった。

山下実優&伊藤麻希が6・17後楽園でのプリンセスタッグ王座獲りに向け弾み【東京女子プロレス】

2021.06.13 Vol.Web Original

山下「タッグのベルトを絶対に獲りたい!」、伊藤「どっちも強いから、絶対大丈夫!」

 東京女子プロレスが6月12日、東京・北沢タウンホールで「スプリングツアー’21~The Bullet~」を開催。同17日の東京・後楽園ホールで、NEO美威獅鬼軍(沙希様、メイ・サン=ミッシェル)が保持するプリンセスタッグ王座に挑む山下実優、伊藤麻希の「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」が王座獲りに向け弾みをつけた。

 この日のメインイベントで角田奈穂、らく組と対戦した「121000000」は序盤、らくの独特のペースに引き込まれたものの形勢逆転。10分過ぎ、山下がらくに串刺し式のハイキック、伊藤が飛びつきDDTを決めた。これはカットされたが、伊藤が角田を逆エビ固めで絞り上げている間に、山下が孤立したらくにアティテュード・アジャストメントを決めて3カウントを奪取した。

 快勝した山下は「私はこのシングルのベルトを防衛して、シングルのチャンピオンだけど、やっぱり伊藤とタッグのベルトを絶対に獲りたい! 伊藤が大好きだから」とマイク。笑みを浮かべた伊藤は「そこまで言われると清々しいな! 伊藤も嫌いじゃないな、オマエのこと。獲れるよ、絶対に! 伊藤たちはどっちも強いから、絶対大丈夫!」と王座奪取に自信を見せた。

山下実優&伊藤麻希が沙希様&メイ・サンからプリンセスタッグ王座獲りを宣言【東京女子プロレス】

2021.06.11 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが6月10日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、同17日の東京・後楽園ホールで、NEO美威獅鬼軍の沙希様、メイ・サン=ミッシェルが保持するプリンセスタッグ王座に挑む「120000000(ワン・トゥー・ミリオン)」の山下実優、伊藤麻希がベルト獲りを宣言した。

 挑戦者チームの山下は「先日のサイバーファイトフェスで、私はシングルのベルトを防衛して。伊藤も見て分かる通り、イケイケで。121000000、今一番勢いがあると思います。ついに私にとっては初めての(プロレス雑誌の)表紙になれました。秋山(準)さん、丸藤(正道)さん、ヨシヒコさんと。この4人で」と言うや、伊藤が机を叩いて、「そういうことじゃないだろ。オマエそれで満足なのか。秋山準でさえ、ヨシヒコを呼んだんだぞ。なんでオマエは私のことを呼ばなかったんだ。本当にタッグでヤル気あるのか? 自分のことしか考えてない。伊藤はオマエをメチャメチャ応援したよ。表紙を取って、2冠になって、それで満足なのか。自分のことばっかり」と絶叫して激怒。

 机を叩き返した山下は「ふざけんじゃないよ。私は伊藤のことが大好きだよ。なんで分かんないんだ。オマエが一番応援してくれたよ。セコンドの声、聞こえてたよ。私のこと分かってんのか!」と言い返した。

 すると、伊藤が泣き出して、「大丈夫です。再来週、各メディアの表紙を私たちがジャックします。本当に愛してるのか? オマエは!」と問いただすと、山下は「好きだって言ってんじゃないか。121000000が一番最高だって!」と叫び、伊藤は「伊藤はそう思うよ。タッグベルト絶対獲ります!」と王座奪取を誓った。

SKE48荒井優希 デビュー2戦目も伊藤麻希の前に黒星。6・17後楽園では初のシングル戦が決定【6・6サイバーフェス】

2021.06.07 Vol.Web Original

必殺のカカト落としを放つもカウントは2

 CyberFight傘下の4団体による合同興行「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)が開催され、SKE48荒井優希が本格的なプロレスデビュー2戦目に臨んだが、“天敵”伊藤麻希の前に再び屈した。

 この日の第5試合で荒井は乃蒼ヒカリ、瑞希と組み、急きょ結成された「さいたま伊藤リスペクト軍団2021」の伊藤、上福ゆき、小橋マリカと対戦。

 有観客では初試合となった荒井は上福にボディースラム、エルボー連打を繰り出し、伊藤には初公開のビッグブーツを見舞うも決定打は与えられず。10分過ぎ、伊藤がフライング・ビッグヘッドを自爆すると、荒井は必殺のFinally(カカト落とし)をたたき込むもカウントは2。2発目をカットされた荒井はスクールボーイで伊藤を丸め込むもフォールは奪えず。伊藤はDDT、フライング・ビッグヘッドとつなぎ、伊藤パニッシュで絞り上げると、荒井はたまらずギブアップし、2戦目も黒星を喫した。

プロレスデビュー2戦目のSKE48荒井優希「今の全力を出したいと思います」【6・6サイバーフェス】

2021.06.04 Vol.Web Original

“天敵”伊藤麻希と6人タッグで激突

 DDTプロレスリング、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスによる4団体合同興行「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に向け、6月3日、東京・渋谷区のAbemaTowersで東京女子が記者会見を開き、本格的なプロレスデビュー2戦目に挑むSKE48荒井優希が意気込みを力強く語った。

 5月4日の東京・後楽園ホール大会(無観客試合)でのタッグマッチでデビュー戦を行った荒井だが、伊藤麻希に無念のギブアップ負けを喫した。今大会では、第5試合で乃蒼ヒカリ、瑞希とトリオを結成し、“天敵”ともいえる伊藤、上福ゆき、小橋マリカ組と対戦する。

 荒井は「デビュー2戦目で、観客ありだと初めての試合になるので、すごく緊張する部分もあるんですけど。プロレス好きが集まるということで、皆さまに認めていただけるように。そしてふだんプロレスを見ない方も、きっと見てくださると思うので、そういう皆さまには“また見に行きたい”って、思っていただけるように。私の今の全力を出したいと思います」と意欲。

 デビューから1カ月が経ち、必殺技「Finally(カカト落とし)」以外の技の披露にも期待がかかるが、「デビュー戦を踏まえて、自分でもまだまだだなって感じる部分が多くて悔しい気持ちもたくさんあったので。以前より、たくさん練習させていただいています。技などは当日楽しみにしてくださるとうれしいので、皆さん見ててください」(荒井)と新兵器の開発を示唆。

SKE48荒井優希が本格デビューも伊藤麻希の前に惜しくも敗退【東京女子プロレス】

2021.05.04 Vol.Web Original

6・6さいたま「サイバーフェス」への参戦が決定

 東京女子プロレスが5月4日、東京・後楽園ホールで「YES! WONDERLAND 2021~僕らはまだ夢の途中~」を無観客で開催し、インターネットテレビ局ABEMA、動画配信サイト「WRESTLE UNIVERSE」で生中継された。第3試合では、人気アイドルグループ・SKE48荒井優希が本格的なプロレスデビュー戦に臨んだが、善戦むなしく因縁の相手・伊藤麻希に敗れ、白星発進はかなわなかった。

 荒井は2018年2月23日、愛知県体育館で行われた豆腐プロレスのリアルプロレスイベントにバブリー荒井のリングネームで出場。同10月にはDDTプロレスが管理するアイアンマンヘビーメタル級王座を奪取し、同28日に開催された同団体の後楽園大会での「女子時間差バトルロイヤル」に参戦し、2人残りで最後は伊藤麻希に敗れた。その素質にほれ込んだCyberFightの高木三四郎社長がラブコールを送り続けた結果、荒井はプロレスに取り組むことを決断し、練習に励み、ついに本格的なデビューを果たすことになった。

東京女子5・4後楽園で本格デビューのSKE48荒井優希が公開練習「あんだけ言われたので伊藤麻希さんを狙っていく!」

2021.04.28 Vol.Web Original

渡辺未詩と組んで伊藤麻希&遠藤有栖と対戦

 プロレスへの本格参戦を発表したSKE48荒井優希が4月28日、東京・文京区のDDT御茶ノ水道場で公開練習を行った。荒井は東京女子プロレスの5月4日、東京・後楽園ホール大会で行われる本格デビュー戦、渡辺未詩&荒井vs伊藤麻希&遠藤有栖に向け、上々の仕上がり具合を披露した。

 公開練習には、トレーニングパートナーの山下実優、今回アイドルタッグを組む「アップアップガールズ(プロレス)」の渡辺が参加。荒井は山下が抱えるミットめがけて、得意技のカカト落としを何度も試し斬り。さらに、ボディースラム、ロープワークからショルダータックルを食った際の受け身などを入念に確認した。

 本格デビュー戦は東京都に緊急事態宣言が発令されたことに伴い、無観客試合となり、インターネットテレビ局ABEMA、「WRESTLE UNIVERSE」(英語実況)による生配信が実施されるが、荒井は「無観客はすごく寂しい。“見に行くよ”って声もたくさんいただいていたので。そんな皆さんが近くにいないのは寂しいんですけど。配信があって、大会が開催されるので、そのことに感謝して。画面の向こうで見てる皆さんに伝わるように、精いっぱいリングに立ちたいと思います」とコメント。

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