SearchSearch

佐々木信治と藤井惠の愛弟子・古賀愛蘭が世界女子アトム級王座獲得。ジェニー・ファンとの接戦を制す【修斗】

2024.08.04 Vol.Web Original

 3度目となる修斗の女子のみの大会「COLORS Produce by SHOOTO Vol.3」(8月3日、東京・新宿FACE)のメインイベントで行われた「世界女子アトム級チャンピオン決定戦」で同級4位のジェニー・ファン(台湾/AACC)と同級5位の古賀愛蘭(BURST)が対戦し、古賀が2-1の判定で勝利を収め、第2代王者となった。

 今回の決定戦は現在、ONE Championshipを主戦場としている澤田千優の王座返上に伴うもの。

 ジェニーと古賀はCOLORS旗揚げ戦となった昨年5月に一度対戦し、ジェニーがオモプラッタを仕掛けながらのリアネイキッドチョークで勝利を収めている。しかし試合自体は古賀が有利に運んでおり、そも実力は紙一重。この日もジャッジの難しいラウンドが続いた。

初参戦の宇佐美がTKO勝ち。約6年半ぶり参戦の佐々木信治は初勝利ならず【RIZIN.39】

2022.10.23 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)でRIZIN初参戦を果たした宇佐美正パトリック(フリー)が佐々木信治(総合格闘技道場BURST)に3R2分33秒、TKO勝ちを収めた。

 1R、佐々木は遠めからタックルを仕掛け組み付く。宇佐美は首を抱えしのぐも、佐々木は足をかけてテイクダウンに成功するとサイドポジションでヒジとヒザを打ち込んでいく。マウントに移行すると、ロープ際からポジションを整えるなど余裕の試合運び。上からこつこつとパンチを打ち込み、残り時間1分を切ったところで腕十字を狙う動きを見せるが、宇佐美が警戒。そのまま上を取ったまま、ラウンド終了。

 2R、タックルを警戒する宇佐美はフェイントを使いながらパンチのタイミングを狙う。佐々木は左ジャブを突きながらタックルを狙うが、宇佐美のプレッシャーが強くこちらもなかなかタックルには入れない。しかしラウンド終盤、佐々木は左ジャブを当ててから組み付き、コーナーに押し込みテイクダウンを狙う。ここをなんとか脱出した宇佐美はラウンド終了直前に左右のフック。佐々木はややスタミナが切れたか。

初参戦の宇佐美が「強い選手に勝っていって、自分の強さを証明していけたら」【RIZIN.39】

2022.10.21 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)の前々日インタビューが10月21日、福岡市内で行われた。

 10月1日にLDH martial artsを離れ、フリーとなった宇佐美正パトリック(フリー)が「強い選手に勝っていって、自分の強さを証明していけたら」とRIZINでの目標を掲げた。宇佐美は元修斗環太平洋ウェルター級王者の佐々木信治(総合格闘技道場BURST)を相手にRIZINデビュー戦に臨む。

 宇佐美は2021年にLDH martial artsの所属選手契約をかけたLDH主催のオーディション「FIGHTER BATTLE AUDITION」に参加し、所属契約を勝ち取ると同年9月に修斗でプロデビュー。修斗とVTJで3連勝を飾ったものの「POUNDSTORM」(4月24日、東京・両国国技館)では元修斗環太平洋ウェルター級王者の大尊伸光に判定負けでプロ初黒星。その後、6月に行われた「Road to UFC」のライト級トーナメントに出場するチャンスを得たものの、減量中に脱水症状を起こし計量に参加できず欠場となった。今回はそれ以来の試合となる。

 宇佐美は現在の練習環境について「打撃も寝技もしっかり、ストラッサー起一さんにマンツーマンでついてもらって練習しています」と総合格闘技道場コブラ会を拠点に活動中。

 試合については「佐々木選手は自分より先輩でリスペクトを持っている選手なんですけど、しっかりいい試合ができたらと思います」と語った。

約6年半ぶり参戦の佐々木信治「ずっとここに戻りたいという気持ちでいたので怪我からも戻ってこれた」【RIZIN.39】

2022.10.21 Vol. パスワード:0920

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)の前々日インタビューが10月21日、福岡市内で行われた。

「RIZIN.1」(2016年4月17日)以来、約6年半ぶりのRIZIN参戦となる元修斗環太平洋ウェルター級王者の佐々木信治(総合格闘技道場BURST)が「ずっとここに戻りたいという気持ちでいたので怪我からも戻ってこれた」などとこの間の苦しかった時期を振り返った。

 佐々木は10月1日にLDH martial artsを離れフリーとなり、今回がRIZIN初参戦となる宇佐美正パトリック(フリー)と対戦する。42歳の佐々木に対し、宇佐美は22歳。年の差20歳の対戦となる。

 佐々木は前回の参戦時はダロン・クルックシャンクにTKO負けを喫している。その後、ROAD FCの舞台で活躍するも2018年5月のバオ・インカン戦で右手中手骨、眼窩底、上顎、頬、鼻と10カ所以上を骨折する選手生命に関わる大ケガを負い、長期欠場となったが、4度の手術を乗り越え復活。約3年ぶりの試合となった2021年2月の「GLADIATOR」でのライト級暫定王者決定戦で植田豊にTKO勝ちを収め暫定王座を獲得。12月には広島で開催されたプロフェッショナル修斗公式戦「闘裸男」に参戦し、ジョナタン・バイエスをフルマークの判定で破るなど完全復活を果たしている。

 宇佐美については「ボクシングで6冠を獲っていて、ボクシング始める前は空手などでも実績を残している生粋のストライカーだと思う。体が強いとも聞くので、体の強い打撃の選手という印象」とその打撃に警戒。そして試合については「打撃のキャリア的にはパトリック選手のほうが実績もある。例えばキックのスパーリングを10回したら10回やられると思うけど、寝技は10回中10回、自分。お互いにはっきりとした自分の長所がある。向こうも得意なところでくるので自分も得意なところでやりたい」などと語った。

フリーとなった宇佐美正パトリックが初参戦。10カ所以上骨折の大ケガから復活の元修斗環太平洋王者・佐々木信治と対戦【RIZIN.39】

2022.10.05 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)の追加カード発表会見が10月5日、都内で開催された。

 10月1日にLDH martial artsを離れ、フリーとなった宇佐美正パトリック(フリー)がRIZINに電撃参戦を果たし、元修斗環太平洋ウェルター級王者の佐々木信治(総合格闘技道場BURST)と対戦する。

 宇佐美は2021年にLDH martial artsの所属選手契約をかけたLDH主催のオーディション「FIGHTER BATTLE AUDITION」に参加し、所属契約を勝ち取ると同年9月に修斗でプロデビュー。修斗とVTJで3連勝を飾ったものの「POUNDSTORM」(4月24日、東京・両国国技館)では元修斗環太平洋ウェルター級王者の大尊伸光に判定負けを喫した。

 その後、6月に行われた「Road to UFC」のライト級トーナメントに出場するチャンスを得たものの、減量中に脱水症状を起こし計量に参加できず欠場となった。今回はそれ以来の表舞台への登場となった。

1・29修斗 メーンの斎藤「完全決着」 セミ出場の覇彌斗は前田の握手を拒否

2017.01.28 Vol.683

「プロフェッショナル修斗公式戦・2017年開幕戦」(1月29日、東京・後楽園ホール)の前日計量が28日、東京・水道橋のMLBカフェで行われ、第1試合に出場する奇天烈以外の全選手が計量をパスした。奇天烈はフライ級のリミット56.7kgを大きくオーバーする59.3kgだった。

 休憩時間に行われるジュニア修斗公式戦(48kg契約)に出場する鶴屋怜と吉井龍城も計量に参加。ともに1回でパスした。

 メーンでイギリスのマイク・グランディ相手に復帰戦を戦う修斗世界フェザー級王者の斎藤裕は「とりあえず判定はない。完全決着。期待してください」と挨拶した。

修斗ダブル王座戦で大尊と根津がベルト獲得

2014.03.17 Vol.613

 プロフェッショナル修斗の公式戦が16日、水道橋の後楽園ホールで行われ、環太平洋のウェルター級とフェザー級でタイトル戦が開催された。
 ウェルター級は昨年1月に第6代王者となった佐々木信治が、昨年のインフィニティトーナメントを制した大尊伸光を挑戦者に迎えての初防衛戦。挑戦者らしくガードも気にせずパンチを放つ大尊に対し、佐々木はしっかりしたガードから戦況をうかがう。佐々木は1R終盤にタックルからテイクダウンを奪い、2Rにはラバーガードの体勢から三角絞めを狙うなどグラウンドで有利に立つ。しかし一瞬の油断があったか、大尊のカウンターの左フックをまともに食らい、ゆっくりとダウン。大尊が追撃のパウンドを落とし、4分0秒、レフェリーが試合を止めた。
 大尊は「アバラが折れたみたいで痛いがうれしい。アバラが折れないようにもっと筋トレします」とキャラ前回のコメントを残しながらも、「いい試合をしてもっと修斗を盛り上げたい」と早くもチャンピオンの自覚を見せた。
 フェザー級は小野島恒太と根津優太による王座決定戦。この2人はこれまで2度対戦。名勝負を繰り広げ、戦績も1勝1敗の五分。決着戦がタイトル戦という、嫌がおうにも盛り上がるシチュエーションとなった。応援団が会場を二分し異様な熱気に包まれる。試合は1Rから左右のロー、ミドルを中心にハイキックも織り交ぜ、多彩な蹴りで根津が主導権を握る。小田島は組み止めて戦況の打開を図るが、最後まで蹴り続け、手数でも圧倒した根津が3-0の判定で勝利を収め、初戴冠を果たした。

Copyrighted Image