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「アカデミー賞って賞金ある?」佐々木蔵之介、山崎貴監督に直球質問

2024.03.20 Vol.web original

 

 公開中の映画『ゴジラ-1.0』のアカデミー賞受賞記念舞台挨拶が20日、都内にて行われ、俳優の神木隆之介、浜辺美波、青木崇高、吉岡秀隆、佐々木蔵之介と山崎貴監督が登壇。キャスト陣がTVリポーターになり切って山崎監督を質問攻めにした。

 1954年に登場したゴジラの70周年記念作品、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作。3月11日(日本時間)に行われた第96回アカデミー賞授賞式でアジア映画初となる視覚効果賞を受賞した。

 キャストに続いて山崎監督がオスカー像を手に登壇すると、観客も拍手喝さいと大歓声でアカデミー賞受賞を祝福。

 キャストたちも受賞の瞬間や反響を振り返り、順番にオスカー像を持たせてもらい感激しきり。

 この日は、そんなキャスト陣が山崎監督を“直撃取材”。浜辺が「“東宝芸能”の浜辺です。オスカー像はどちらに飾られるんですか?」、「“三丁目芸能”の吉岡です。受賞した日はどんな夢をご覧に?」などTVリポーターになり切ったキャストたちに会場も大笑い。

 そこに佐々木が「いろんな人から聞かれたんですけど…アカデミー賞って賞金ってあるんですか」と素朴な疑問を直撃。すると山崎監督は「賞をとらなかった人たちは、数百万円くらいのお土産をもらえるらしいんですけど、僕たちは“とったので無いです”と言われました。ちょっと楽しみにしてたんですけどね(笑)」。

 さらに佐々木から「そのオスカー像は日本円にしたらいくらくらい?」と聞かれると山崎監督は「プライスレス」とニヤリ。

「たくさんの人にいじられた」という受賞後の英語スピーチについて青木から聞かれると、山崎監督は「五分五分だと思っていたので、直前に通訳の人に書いてもらったが、前もって読んでいなかったので焦っていたのと、字が汚くて壇上で読めなかった」と明かし、会場も大笑い。吉岡から「せっかくシュワルツェネッガーさんがプレゼンターだったんだから“I’ll be back”って言ってほしかった」と言われると監督は「そんなシャレたこと言える状況じゃなかった」と苦笑。

 山崎監督は、スピルバーグ監督とも対面。「ゴジラのフィギュアを2体持っていったら“それどこで買えるの?”と聞かれたんですが、一番くじ(キャラクターくじ)の非売品で。そう言ったら“そうか…”みたいな顔をしているから、どちらかあげますと言ったら“いいの!?”って、すごい悩んで。今スピルバーグの家には一番くじA賞のゴジラがあります」と明かし「何がうれしかったって、スピルバーグの心の中にまだ少年が残っているということ」と巨匠との邂逅を振り返っていた。

 

神木隆之介、浜辺美波らが黄金のオスカー像を手渡しリレー

2024.03.20 Vol.web original

 

 公開中の映画『ゴジラ-1.0』のアカデミー賞受賞記念舞台挨拶が20日、都内にて行われ、俳優の神木隆之介、浜辺美波、青木崇高、吉岡秀隆、佐々木蔵之介と山崎貴監督が登壇。山崎監督がアメリカから持ち帰ったオスカー像をキャストたちが順番に手に持ち感激をあらわにした。

 1954年に登場したゴジラの70周年記念作品、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作。3月11日(日本時間)に行われた第96回アカデミー賞授賞式でアジア映画初となる視覚効果賞を受賞した。

 オスカーを手に登壇した山崎監督に、キャスト、会場が拍手喝さい。神木は観客を巻き込んで「世界のタカシー!」

 キャスト陣が興奮の面持ちで受賞の瞬間と反響を振り返った一方、1人吉岡は「僕、知らなくて。いつも行くコンビニの店員さんから“やりましたね、オスカー”と言われて“取ったんですか!?”って」と明かし会場を笑わせた。

 そんなキャストたちもオスカー像を持ってみることに。山崎監督から手渡された佐々木は「皆さん、よくこう(握るように)持っているけど、確かにこう持つのが一番持ちやすい」と感心。浜辺は「(帰国会見で)私は持たせてもらったので」と言い、次は神木の手に。神木は「重い!この重さにいろんな思いがつまっているんだな」と感嘆。吉岡も「こんな幸せな経験をさせていただけるとは」、青木は「15歳でスカウトされてから…」と受賞スピーチを気取り笑いをさらった。

 さらにこの日は、キャスト陣が芸能リポーターになり切って山崎監督を“取材”。神木から「“世界のタカシ”から“宇宙のタカシ”を目指されるということで。今後『スター・ウォーズ』を撮りたいという夢は?」と聞かれた山崎監督は頬を緩ませつつ「撮りたいと言って撮れるものじゃない」と苦笑していた。

佐々木蔵之介、齋藤飛鳥を「お守りにしたい」齋藤も「ずっとそのままの蔵之介さんでいて」

2024.03.20 Vol.web original

 

 公開中の映画『マイホームヒーロー』の舞台挨拶が20日、都内にて行われ、俳優の佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、木村多江が登壇。父役を演じた佐々木に、娘役の齋藤が感謝の花束を贈った。

 山川直輝(原作)、朝基まさし(作画)による同名大ヒットコミックを連続ドラマ化&映画化。ごく普通の父親が娘の DV 彼氏を殺してしまったことから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織との命がけのだまし合いが繰り広げられる。映画ではドラマの最終回から7年後を舞台にした完結編が描かれる。

 緊迫のサスペンスながら、極限状態の家族の愛を描く物語に「泣いた」という声も続出している本作。公開から13日目、周囲からの反響も大きいという一同。

 佐々木が演じる主人公の娘を演じた齋藤は「母が何回も見に行って何回も泣いて何回も長文の“ほめ”メッセージをくれた」と明かし「母は映画やドラマが大好きで、お芝居をしたことないのにけっこう厳しくて(笑)。“初めて、あすのお芝居いいと思った”と言ってくれました」と照れ笑い。

 トークでは、佐々木が「(立川)談春さんとのシーンで出てくる橋はすごい心霊スポット」と明かしたり、木村多江が“水責め”シーンの撮影秘話を明かすなど、裏話も続々。

 そんな共演陣一人ひとりに感謝のメッセージを伝えた佐々木。“娘”齋藤には「映画では緊迫のシーンが多かったけど実はけっこう父と娘として居心地が良かった。(齋藤は)努力家なんですけどすごく謙虚。自然と役としてそこにいてくれた」と感謝しつつ「僕が娘を守っている役だけどむしろ守られているようでした。今後も、飛鳥ちゃんを老後安泰のお守りと思って、活躍を見守ろうかなと思います(笑)」。

 そんな佐々木に花束をプレゼントした齋藤は「こんな一流の人でも、お芝居を突き詰めようとすればもっと突き詰められるんだと勉強させていただきました」と佐々木へのリスペクトを語り「蔵之介さんは会社員だった時代もありますしいろんな過ごし方をされてきたと思いますが、死ぬまでお芝居をしていてほしいし、大声の独り言も言い続けてほしい(笑)。ずっとそのままの蔵之介さんのままでいてほしいです」と感謝を込めて語っていた。

佐々木蔵之介、なにわ高橋恭平は「思ったこと全部見える素直さがかわいい」

2024.03.20 Vol.web original

 

 公開中の映画『マイホームヒーロー』の舞台挨拶が20日、都内にて行われ、俳優の佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、木村多江が登壇。佐々木と高橋が劇中の関係と真逆の和気あいあいトークで会場を盛り上げた。

 山川直輝(原作)、朝基まさし(作画)による同名大ヒットコミックを連続ドラマ化&映画化。ごく普通の父親が娘の DV 彼氏を殺してしまったことから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織との命がけのだまし合いが繰り広げられる。映画ではドラマの最終回から7年後を舞台にした完結編が描かれる。

 公開から13日目、周囲からの反響も大きいという一同。冒頭のあいさつでは、高橋が自身が演じた“間島恭一”ではなく、佐々木が演じた主人公一家の苗字「鳥栖…」と言いかけ、すかさず佐々木が「公開からだいぶ経ってるしさ…」とツッコみ、会場も大笑い。

 齋藤が演じる一家の娘・零花のDV彼氏という役どころだが高橋は「鳥栖家にあこがれていて(笑)」と照れ笑い。

 この日は、ドラマからともに駆け抜けた共演陣に、主演の佐々木からそれぞれに感謝のメッセージ。
 
 佐々木は娘役の齋藤に「娘役として自然にいてくれて居心地がよかった。僕が娘を守るという役だけど、むしろ守られているようだった」、妻役の木村にも「劇中の役どころのように、僕と多江さんが共犯者としてこの作品を作れたと思う」と感謝。

 一方、高橋には「最初に“すみません、僕、人見知りなのでよろしくお願いします”と言われて“どういう挨拶なんやねん”というところから始まった(笑)」とイジリつつ「正直なんだよね。いろんな思いを抱えて演じていたと思うけど、それが全部見えるんです。可視化できるねん(笑)。けどその素直さがめちゃめちゃかわいくて。これだけかっこいいのにかっこつけてないところがいいな、と思いました」と楽しい共演だったと振り返り、高橋も「めちゃめちゃうれしいっすね!」と大喜び。

 そんな高橋は母親役の「(神野)三鈴さんが着ていた上着が紫色で、三鈴さんが恭平くんのメンバーカラーだよねと。“恭一が送ってくれた”という設定でやってくれたと聞いて、すごくうれしかったです」と感激していた。

「世界のタカシ」山崎貴監督、アカデミー賞へ向けロビー活動中の米国で「名前は言えない超巨匠たちと会っている」

2024.01.12 Vol.web original

 

 公開中の映画『ゴジラ-1.0』の大ヒットとモノクロ版上映開始を記念する舞台挨拶が12日、都内にて行われ、俳優の神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、佐々木蔵之介、田中美央が登壇。注目集まるアカデミー賞ノミネーションに向け渡米中の山崎貴監督も現地からリモートで参加し続編への意欲を語った。

 1954年に登場したゴジラの70周年記念作品、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作。

 国内での興行収入は1月11日までの70日間で52.1億円、北米では1月10日までの41日間で約72億円を突破。全世界興行収入は140億円を超える大ヒットを記録中。

 この日は、渡米中の山崎貴監督もリモートで参加。アカデミー賞ノミネーションに向け現地でロビー活動をしているという山崎監督。「昼間、いろいろやって今は夜中の2時ですよ」と、やや疲れた様子ながらも「現地で取材を受けたり、超巨匠、上から数えるような方たちから“タカシ、会いたいんだ”と連絡を頂いて何人もと会ってます」と明かし、誰と会ったのか聞き出そうとするキャストたちに「言えないくらいの巨匠たち」とニヤリ。

 そんな山崎監督に大声援を届けようと、キャストが客席にマイクを向けると観客も「世界のタカシー!」。山崎監督は「すごい呼び捨てされている(笑)」と苦笑しつつ「みんなありがとう!」と相好を崩した。

 この日は、モノクロ版上映にちなみキャストが監督に「白黒はっきりさせておきたいこと」を質問。神木は「僕、以前からよく“世界のタカシ”って読んでいるんですけど、あれイヤですか?」と尋ね、監督から「イヤだよ(笑)」と言われるも「じゃ、これからも呼びますね(笑)」。

 佐々木から「予想外に上手くいったこと、行かなかったことは」と聞かれると「今の状況、世界での展開を含めて完全に予想外。今アメリカに来ていることも夢じゃないかというくらい、すべてが上手くいっている」と予想をはるかに超えた世界的反響に感激しきり。

 山田から「たくさんの人に愛される映画になった理由は」と聞かれると「今日、とある監督に会ったんですけど、皆の演技が素晴らしいと言っていました。皆さんのお芝居が言葉の壁を超えて伝わったんですよ」と役者陣をたたえた山崎監督。

 続編の話題になると「じゃあみんなで東宝に言いましょう。キャストの皆さん、スケジュールがどうのとか言いませんよね?」と言質を取ろうとしキャストたちも苦笑。さらに過酷だったという海でのロケを引き合いに「また海、行きます?」と提案し、神木がひるむと「白黒はっきりつけましょうよ(笑)」。

「CGの視覚効果がすご過ぎて、海のシーンがロケだと気づかれなかった。一度、スタジオで撮った場合と比較したい」とたじろいでいた神木も最後には「また海行きましょう」と承諾。観客も続編への期待に大盛り上がりだった。

「ハリウッドにフロムジャパンの力を見せつける」『ゴジラ-1.0』異例の全米公開 日本では『シン・ゴジラ』対比265%の超ヒット

2023.11.03 Vol.web original

 

 映画『ゴジラ-1.0』の初日舞台挨拶が3日、都内にて行われ、俳優の神木隆之介、浜辺美波らキャストと山崎貴監督が登壇。主演の神木と山崎監督が北米公開に向けて意気込みを語った。

 1954年に登場したゴジラの70周年記念作品、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作。

 作品鑑賞後の観客の大喝采に感激しきりの一同。山崎監督は「子どものころからゴジラが好きで、50年来の夢が叶った」と感慨深げに語りつつ初日を迎えた感想を聞かれ「長いこと“ゴジラを撮りたい人”で来たのが、もう“ゴジラを撮った人”になっちゃってさみしくなってしまった。嫁に出しちゃった気分。もう1本くらい撮らせてほしい」とアピールし観客も賛同の大拍手。

 公開までほとんどの情報が伏せられていたため、取材にも苦労したと振り返るキャストたちも、この日は鑑賞後の観客に向け撮影の苦労話や裏話を次々と披露。

 佐々木蔵之介が「本当にゴジラの音がすごい。あれは球場を貸切って十数カ所から音を流して、それを録音したと聞いた。だから響きがめちゃくちゃいいんです。今CMで“グア~”って言ってるあれ、こうやって撮ったんだぞと自慢してます」と明かすと、浜辺美波も「今までのゴジラは手がこう(下)で、『シン・ゴジラ』(2016)はゴッドだから手が上に向いていて、今回は横を向いてるんだと聞いて、ちょっと誇らしげに“らしいよ”って自慢してます」と言い、山崎監督が「今回は神と獣の中間だから」と解説。

 全国522館で封切られ、公開初日15時時点で、興行収入は『シン・ゴジラ』(興行収入82.5億円)の265%を記録する大ヒットスタート。北米でも、邦画実写では異例の数となる1500館以上での公開が決定しており、日本だけでなく海外でも注目度急上昇ランキングで1位を獲得。山崎監督と神木は来週の北米プレミアに参加するとのことで、山崎監督は「大分、ハリウッドに荒らされてますからね、ゴジラ。フロムジャパンの力を見せつけてきますよ」と意気込みつつ「アメリカの人たちの反応が楽しみ。本家ですから堂々と行ってこようと思います」。神木も「日本の文化やゴジラがどういう存在なのか、どう見えているのか肌で感じるのが楽しみ」と期待を寄せつつ、監督から「全部英語であいさつを」と言われると「できないできない(笑)」と苦笑していた。

 この日の登壇者は神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介、山崎貴監督。

 

 

神木隆之介「唯一見える絶望、それがゴジラ」浜辺美波は笑顔で「やっと会えた!」

2023.10.18 Vol.web original

 

 映画『ゴジラ-1.0』のワールドプレミアイベントが18日、新宿歌舞伎町・ゴジラロードにて行われ、俳優の神木隆之介、浜辺美波ら豪華キャストと山崎貴監督が登壇。ゴジラづくしのイベントで歌舞伎町を沸かせた。

 1954年に登場したゴジラの70周年記念作品、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作。

 ゴジラロードに敷かれたのは今作のゴジラと同サイズである50.1mのレッドカーペット。巨大ゴジラヘッドに見守られたレッドカーペットに、主演・神木は「どこを見てもゴジラづくし」と感激。

 ゴジラの旗を手に盛り上がる観客にゲストたちも大喜び。安藤サクラは「新しいゴジラへの皆さんの期待を感じます」と目を輝かせたが、青木崇高は「ゴジラヘッドもそうですけど、ゴジラの旗を振ってるなんて正気の沙汰とは思えない。史上最強のゴジラですからね」と、本作のゴジラの脅威をアピール。

 神木も完成作に「ひと言では言い表せない。ああ、これが絶望と言うんだと思った。絶望って目に見えないものですけど、唯一見える絶望、それがゴジラ」と圧倒された様子。一方、ヒロイン役の浜辺は「本当にいる、やっと会えたと思いました」と目を輝かせ、2人のギャップに会場も大笑い。

 佐々木蔵之介は「不覚にも涙を流して最後、立てなかった。それくらいの絶望と、でも希望も見せていただいた。このときに、世界に向けて破戒の恐ろしさを発信する作品」と胸を張り、吉岡秀隆も「山崎監督の集大成と言っても過言ではない」。

 安藤サクラは「見ながら絶叫していました」と絶叫上映を提案。山田裕貴は「このゴジラは体感するゴジラ。本当にそこに存在するんじゃないかというゴジラになっています」とキャスト陣もかつてないゴジラ映画の誕生に興奮しきり。

 初お披露目となる巨大ゴジラトラックも登場し、一同大喜びだった。

 この日の登壇者は神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介、山崎貴監督。

『ゴジラ-1.0』は11月3日より公開。

玉森裕太、阿部サダヲの適当ぶりを暴露しようとして自爆「記憶って改ざんされるんですね」

2023.02.17 Vol.web original

 

 映画『シャイロックの子供たち』初日舞台挨拶が17日、都内にて行われ、主演・阿部サダヲ、共演の上戸彩、玉森裕太ら豪華キャスト陣と本木克英監督が登壇。玉森いわく「適度な適当感がよかった」という共演者同士が、その言葉通りの和気あいあいぶりを披露した。

 池井戸潤による同名ベストセラー小説の映画化。メガバンクの支店で起きた現金紛失事件をめぐる謎と人間ドラマを、映画オリジナルの完全ストーリーで描く。

 感染対策もあり、撮影中はなかなか会話できなかったという一同。阿部や上戸とともに本作の宣伝活動に駆け回ったという玉森が「阿部さんも上戸さんも良い方で、すごく好きになりました」と言うと上戸は「ありがとう(笑)」、阿部も「オレだって好きだよ」と相思相愛のもよう。

 阿部の印象について聞かれた玉森が「適度な適当感がよかった」と言うと、すかさず阿部が「彼も相当、適当なところあるんですよ」。

 玉森が髪色を変えたことにも、上戸はすぐに気づいたが阿部はまったく気づかなかった、と玉森。

「もう一個言うと、阿部さんが現場にカレーを差し入れてくれた日があって。それをこの3人とスタッフさんで一緒に食べたのに、後日、上戸さんがいなかった体で話していた」と暴露したが、上戸が「玉ちゃん、また適当なこと言ってる(笑)」と大笑い。

 どうやら、上戸のほうが阿部がその場にいたことを忘れてカレーを食べた思い出を話していたというのが実情だったようす。阿部は「なんだ、その絞り出したエピソード」とボヤいたが、玉森は「記憶って改ざんされるんですね」とあっけらかんと言い、会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、佐々木蔵之介、本木克英監督。

 映画『シャイロックの子供たち』は公開中。

都市型総合芸術祭「東京芸術祭 2022」開幕『嵐が丘』『守銭奴』など多彩なプログラムを上演

2022.10.10 Vol.752

 豊島区池袋エリアを中心とした都市型総合芸術祭「東京芸術祭 2022」が開幕した。「ひらく」「きわめる」「つながる」をキーワードに、演劇やダンス作品、ワークショップ、アートプロジェクトなど、30を超える多種多様なプログラムを上演。

 オープニングセレモニーでは、野外劇『嵐が丘』(10月17日〜、グローバルリングシアター)に出演する片桐はいり、シルヴィウ・プルカレーテ演出『守銭奴 ザ・マネー・クレージー』(11月23日〜、東京芸術劇場 プレイハウス)に出演する佐々木蔵之介らが登壇。片桐は「雨、風、雑踏の音、車の音、ネオン……街にあるものを全部取り込んでお芝居ができたら」、佐々木は「プルカリーテさんがお金に汚い彼をどんなふうに演出されるのか楽しみ」と豊富を語った。

 小池百合子東京都知事は「都市に彩りを添えるのがアートであり、文化や芸術。東京都が芸術や文化であふれる都市となるようご協力をお願い申し上げます」と挨拶した。12月11日まで。

佐々木蔵之介と片桐はいり、共通点は池袋西口公園と緑魔子!?「東京芸術祭 2022」開幕

2022.09.23 Vol.Web Original

「東京芸術祭 2022 オープニングセレモニー」が23日、池袋西口公園野外劇場「グローバルリングシアター」にて行われ、小池百合子東京都知事、俳優の佐々木蔵之介、片桐はいりらが登壇した。

ディーン『シャーロック劇場版』は岩田剛典の「母性本能をくすぐる技術が進化した」

2022.05.12 Vol.web original

 映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』完成報告会が12日、都内にて行われ、ディーン・フジオカ、岩田剛典ら豪華キャストと西谷弘監督が登壇した。

 世界的探偵小説「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案に、ディーン・フジオカ演じる誉獅子雄(ほまれ・ししお)と、岩田剛典演じる若宮潤一(わかみや・じゅんいち)による名探偵バディが数々の難事件に挑む人気ドラマの劇場版。

 天才的な探偵・誉獅子雄役ディーン・フジオカと、そのバディ若宮役の岩田剛典、江藤刑事役・佐々木蔵之介というドラマからのレギュラー陣に加え、劇場版では新木優子、広末涼子、村上虹郎、小泉孝太郎、稲森いずみ、椎名桔平というオールスターが勢ぞろいした光景に、司会の笠井真輔アナウンサーも「普段それほどでなくても豪華キャストと言うことがあるんですが、今日は本当に豪華キャスト」と感嘆した。

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