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王者スーパー・タイガーと真霜拳號がともに“強さ”を認め合い、静かに火花【ストロングスタイルプロレス】

2022.08.18 Vol.Web Original

8・25後楽園の「レジェンド選手権」で激突

「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.18」(8月25日、東京・後楽園ホール)の会見が8月18日、都内で開催された。

 今大会ではメインで王者スーパー・タイガー(ストロングスタイルプロレス)に真霜拳號(2AW)が挑戦する「レジェンド選手権」が行われるのだが、会見では両者が静かに火花を散らした。

 真霜は6月の後楽園大会でストロングスタイルプロレスに初参戦。試合はスーパー・タイガーと間下隼人の兄弟弟子タッグが2AWの真霜と花見達也を迎撃するという実質的な“対抗戦”に。互いの団体の面子をかけた激しいぶつかり合いの末、最後はスーパー・タイガーが花見を破ったのだが、試合後に真霜がベルトへの挑戦をアピール。スーパー・タイガーも「喜んで受けてやる」と応じる一幕があった。

 この日の会見で真霜は「前回の参戦時にベルトへの挑戦を表明したが、このリングで全く実績を残していなかったので、すぐには無理かと思っていたが、今回組んでいただけた。それは実績はないが実力は認めてもらえたのかと思っている。自分の実力には自信があるし、スーパー・タイガーの強さや怖さは実感しているが、それを上回る自信はある。僕はこのベルトを狙って、このリングに侵略しに来たわけです。なので最短ルートでこのベルトをいただき、完遂させたい。一発で獲ります」と千載一遇のチャンスに闘志を燃やした。

船木誠勝が「あれしかないと思った」と関根シュレックを非情の顔面ヒザ蹴り葬【ストロングスタイルプロレス】

2022.06.10 Vol.Web Original

 初代タイガーマスクこと佐山サトル率いる「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.17」(6月9日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで船木誠勝と関根“シュレック”秀樹が一騎打ちを行い、船木がヒザ蹴りを顔面に打ち込みダウンさせてからの体固めで3カウントを奪った。

 2人は関根のストロングスタイルプロレス初参戦となった2019年9月19日に行われた後楽園大会でタッグを結成。その日、関根は控室で「プロレスとMMAで結果を出したらいつかシングルをやってください」と船木に直訴していた。

 関根は総合では2016年12月にONE championship、2020年にはRIZINにも参戦。RIZINでは初戦こそ敗れたが昨年大晦日にはシビサイ頌真を破り、初勝利を挙げた。そして今年3月17日のストロングスタイルプロレス後楽園大会でタッグマッチで船木と対戦。30分時間切れ引き分けとなったのだが、試合後、関根が船木との一騎打ちをアピールすると、船木も「やりましょう!」と快諾。今回の対戦が実現した。この間、関根は「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日)で貴賢神を相手にTKO勝ちを収めるなど勢いを増してのこの日の試合となった。

真霜拳號の王座挑戦表明にスーパー・タイガー「喜んで受けてやる」【ストロングスタイルプロレス】

2022.06.10 Vol. Web Original

 初代タイガーマスクこと佐山サトル率いる「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.17」(6月9日、東京・後楽園ホール)で初参戦を果たした真霜拳號がスーパー・タイガーの持つレジェンド王座への挑戦をアピールした。

 真霜は当初、3月の後楽園大会に参戦の予定だったが、新型コロナウイルスに罹患してしまい無念の欠場。今回は仕切り直しの参戦だった。

 この日はストロングスタイルプロレスのスーパー・タイガーと間下隼人の兄弟弟子タッグが2AWの真霜と花見達也を迎撃。実質的な“対抗戦”となったタッグマッチは互いの団体の面子をかけた激しいぶつかり合いを展開し、最後はスーパー・タイガーが花見にローリングソバット、キャプチュード、ツームストーンパイルドライバーからタイガースープレックスホールドで3カウントを奪い勝利を収めた。

謎の3人組「DARKER’S」が会見に乱入しタイガー・クイーンに対戦要求。対戦予定だった高瀬みゆきと組んで迎撃か【ストロングスタイルプロレス】

2022.06.02 Vol.Web Original

6・9後楽園で「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.17」

 初代タイガーマスクこと佐山サトルが生み出した“女性版タイガーマスク”タイガー・クイーンに何者かから新たなる刺客が放たれた。

 クイーンは昨年7月のデビューから快進撃を続け、シングル戦は7連勝。時に初代虎を超える動きを見せるなど名実ともにスター街道をばく進中なのだが、ここで浮上したのがライバル不足という問題。

 これについてはコーチ役のジャガー横田も早い段階から指摘しており、佐山も昨年末には「次は新しいダイナマイト・キッドを作ってみたい。イメージしているのは男子だけど女性もいい」と語っていた。

 クイーンは3月に行われた前回の後楽園大会で高瀬みゆきと対戦し、最後はフライングニールキックでなんとか勝利を収めたのだが、序盤から高瀬のラフファイトと大技攻撃、シビアな拷問技に苦しむ場面が目立った。試合後には「勝てたけど、悔しいです」とコメント。今後に課題を残す内容だったのだが、次戦となる「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.17」(6月9日、東京・後楽園ホール)では高瀬との再戦がマッチメイクされた。

船木誠勝と関根“シュレック”秀樹が一騎打ち。タイガー・クイーンは高瀬みゆきと対戦【ストロングスタイルプロレス】

2022.05.26 Vol.Web Original

 初代タイガーマスクこと佐山サトル率いる「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.17」(6月9日、東京・後楽園ホール)の全対戦カードが5月26日、発表された。

 メインで船木誠勝と関根“シュレック”秀樹が一騎打ちを行う。2人は3・17後楽園のメインで船木はスーパー・タイガーを、関根は佐藤光留をパートナーにタッグで対戦した。試合は両チーム譲らぬ熱戦を展開し、30分時間切れ引き分けとなったのだが、試合後、関根がマイクを取り船木との一騎打ちをアピールすると、船木も「やりましょう!」と快諾、今大会で初のシングルマッチが決定した。

 両者は2019年9月19日に行われた後楽園大会でタッグを結成しているのだが、これが関根のストロングスタイルプロレス初参戦。その日、関根は控室で「プロレスとMMAで結果を出したらいつかシングルをやってください」と船木に直訴していた。

 関根は元・警察官で43歳にて退職、格闘技&プロレスの夢を追いかけた。総合では2016年12月にONE championship、プロレスでは2018年7月にハードヒットへ初参戦。着実に実績を作り、昨年大晦日と4月16日のRIZINで連勝。そしてついに、念願の船木誠勝戦へと有言実行でコマを進めたこととなる。

 またセミファイナルではタイガ-・クイーン(一般社団法人初代タイガーマスク後援会)が高瀬みゆき(フリー)と対戦する。

藤原敏男が来場した闘病中の佐山サトルに「年末に2人で暴れようぜ!」とエール【帰ってきた藤原祭】

2022.04.28 Vol.Web Original

 外国人として初めてムエタイの頂点・ラジャダムナン王者となり「キックの荒鷲」とも「キックの神様」とも呼ばれる元キックボクサーの藤原敏男氏を主役とするイベント「藤原祭」が約8年ぶりに復活。「CHAKURIKI 15 帰ってきた藤原祭」が4月27日、東京・後楽園ホールで開催された。

 この「藤原祭」は2003年12月7日に藤原氏のキックボクシング35周年を記念して第1回を全日本キック連盟の主催により開催。2010年から2014年ははM-1 MCが主催。今回はドージョーチャクリキと藤原祭実行委員会によって開催された。

 藤原氏は「格闘技スペシャルエキシビション6人タッグマッチ」に出場。藤原氏はプロレスラーの藤原喜明、キックボクサーの藤原国崇と組んでキックボクサーの藤原あらし、藤原康平、プロレスラーの藤原秀旺と対戦。出場選手全員が「藤原」という史上初のマッチメイクとなった。

ストロング小林さんの追悼式で新間寿氏「猪木vs小林は私のプロレス人生で最高の試合でした」

2022.03.18 Vol.Web Original

 初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰を務めるストロングスタイルプロレスの2022年の後楽園ホール大会第1弾「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.15 -“怒涛の怪力”ストロング小林追悼興行―」が3月17日、東京・後楽園ホールで行われた。

 今大会はサブタイトルにあるように昨年の12月31日に81歳でその生涯を閉じたストロング小林さんの追悼興行として行われ、第3試合終了後に追悼式が行われた。

 小林さんは1966年に国際プロレスに入団し、1967年に日本でデビューした覆面レスラー第1号となる「覆面太郎」でデビュー。その後、素顔になり、ストロング小林としてIWA世界ヘビー級王座をはじめ多くのタイトルを獲得し、エースとして活躍。1974年2月に国際プロレスに辞表を提出し、ジャイアント馬場とアントニオ猪木への挑戦を表明。3月に猪木の持つNWF世界ヘビー級王座に挑戦した。これは当時はタブーとされていた大物日本人同士の対決として大きな注目を集めた。この試合と12月に行われた再戦でともに敗れた小林さんは新日本プロレスに入団。坂口征二とのタッグでNWA北米タッグ王座を獲得するなど中心選手として活躍した。腰痛の悪化で長期欠場に入り、復帰を果たせぬまま1984年8月に現役を引退した。

スーパー・タイガーが究極の「兄弟喧嘩」で間下隼人を破りレジェンド王座防衛【ストロングスタイルプロレス】

2021.12.10 Vol.Web Original

「初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスvol.14」(12月9日、東京・新宿FACE)のダブルメインイベント第2試合で行われた「レジェンド選手権試合」で王者・スーパー・タイガー(ストロングスタイルプロレス)に弟弟子の間下隼人(ストロングスタイルプロレス)が挑戦した。スーパー・タイガーがこの究極の「兄弟喧嘩」を制し防衛を果たした。

 今年、間下がスーパー・タイガー越えを目指し、2人は7月の後楽園大会、9月の新木場大会とタッグで激突。いずれもスーパー・タイガーが間下からピンフォールを奪って勝利を収めたが、10月の後楽園大会ではついに間下がスーパー・タイガーから直接ピンフォールを奪い返した。この一連の戦いを経て、ともに一騎打ちを要望。今回の対戦となった。

タイガー・クイーンがシングル戦5連勝もラフ&パワーファイター対策に課題【ストロングスタイルプロレス】

2021.12.10 Vol.Web Original

「初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスvol.14」(12月9日、東京・新宿FACE)のダブルメインイベント第1試合でタイガー・クイーン(一般社団法人初代タイガーマスク後援会)がライディーン鋼(PURE-J女子プロレス)とシングル戦で対戦し、タイガースープレックスホールドで勝利を収めた。これでタイガー・クイーンはデビュー以来、シングル戦で5連勝となった。

 2人は以前、ディアナの道場マッチでタッグで対戦。カード発表会見で鋼はその時のクイーンについて「力がない。ぺらんぺらん。物足りなかった」と発言。得意のパワーで「つぶす」と宣言していた。

初代タイガーマスクが“2代目ダイナマイト・キッド”育成計画発表【ストロングスタイルプロレス】

2021.12.10 Vol.Web Original

 今年、女性版タイガーマスク「タイガー・クイーン」を生み出した初代タイガーマスクが12月9日、今度は“2代目ダイナマイト・キッド”を育成中であることを明かした。

 この日は自らが率いる「初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスvol.14」の年内最終大会が東京・新宿FACEで行われた。初代虎は第3試合終了後、リングに上がると「来年2月に新しい『タイガーマスク全集』というビデオが出ます。そのビデオをチェックしているんですが、何というすごい動きでしょう。早くああなりたいものです」と復帰へのあくなき意欲を見せた。

 そして「新間さんとプロレス界を作ってきた私ですが、途中から格闘技のほうに行きました。格闘技の道場では毎朝5時に選手が起きて10キロ走り、階段を走って、午後からは出稽古に行って、ボクシング、キックボクシング、レスリングの練習をして、夜にはまた私のトレーニングを4~5時間受けてと、すごい練習をしています。それ以上に今、プロレスの練習をみんな頑張っています。プロレスと格闘技は相反するものですが、両方とも素晴らしいものです。この裏と表があるような世界ですが、表の世界のプロレスはタイガー・クイーン、スーパー・タイガー、間下(隼人)、こういった選手たちが今日、すごい戦いを見せてくれると思います。タイガーマスクを引き継ぐのは彼ら彼女たちです」と現在、ストロングスタイルプロレスを支える3選手の名を挙げ期待をかけた。

タイガー・クイーンが今度はファイヤーバード・スプラッシュを初公開。ベテラン伊藤薫を破りシングル戦4連勝

2021.10.30 Vol.Web Original

ディアナの横浜・ラジアントホール大会に登場

 初代タイガーマスクの佐山サトルが生み出した女性版タイガーマスク「タイガー・クイーン」が10月30日、ワールド女子プロレス・ディアナの横浜・ラジアントホール大会で伊藤薫と対戦し、初公開のファイヤーバード・スプラッシュからの片エビ固めで勝利を収めた。

 タイガー・クイーンはストロングスタイルプロレスの7月大会で山下りなを相手にデビュー。山下をタイガースープレックスホールドで葬ると、以降、シングルマッチ2試合とミックスドマッチ1試合を戦い、今回がデビュー5戦目となる。この日は主戦場とするストロングスタイルプロレスと提携するディアナへの提供マッチとして行われた。

 シングル戦ではこれまで山下、佐藤綾子、彩羽匠と対戦し3連勝を飾っているのだが、この日はこれまでの相手とはサイズが違いすぎる105キロの伊藤薫。また伊藤は1989年に全日本女子プロレスでデビューした大ベテラン。総合格闘技のリングに上がったこともあるなどキャリアも豊富でクイーンにとっては試金石となる一番となった。

 試合前、握手を交わした両者。ゴングが鳴るとクイーンがいきなり側転式のフライングボディーアタック。そして対角線に振ってムーンサルトキックで伊藤の出鼻をくじく。伊藤をロープに振るが、切り返され逆にロープに振られるとショルダータックルで吹っ飛ばされる。しかしネックスプリングで立ちあがると軽やかなタイガーステップ。

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