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“初代虎”佐山聡が新格闘技「神厳流総道」を発表。「藤原敏男をモデルにした打撃系の格闘技。この格闘技を作るのが私の夢」

2023.07.15 Vol.Web Original

 初代タイガーマスクの佐山聡が7月15日、都内で行った講演会で新格闘技「神厳流総道」を発表した。

 佐山は6月のストロングスタイルプロレス後楽園大会でこの新格闘技の発表を予告していた。この講演会は今年で4年目。昨年には「神厳流総術」を発表しており、そこから進化し、今回の発表となった。

 新格闘技についてはアントニオ猪木、新間寿、カール・ゴッチ、藤原敏男といった多くの人々の知恵と力の結集がタイガーマスクであることから、そのタイガーマスク、佐山聡が創造するものが単に強いだけの格闘技であってはならない。そういう人々から学んだ人の道を反映するものでなければならないといった考えや思想から生まれたのがこの「神厳流総道」。冒頭、コンセプトの説明の中で「現代社会における武道の必要性」「現代社会における武道のメリット」「日本人の抱えるメンタル面の問題」といった観点から「現代社会において、日本人はたくさんのメンタル面の問題を抱えている」と指摘。そのうえで「神厳流総術」とは「古から伝わる分武の精神を、現代秩序と近代総合と組み合わせ、歴史や科学に日本独自の神儒(朱子学・陽明学)仏思想を駆使し、まとめ上げた武道」と説明した。

タイガー・クイーンが初代虎の動きを完全再現。最後は完璧タイガースープレックスで衝撃デビュー【ストロングスタイルプロレス】

2021.07.30 Vol.Web Original

山下りなを相手に破格のメインイベント

 初代タイガーマスク、佐山サトルによって生み出された女性版タイガーマスク「タイガー・クイーン」が「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.11」(7月29日、東京・後楽園ホール)でついにその秘密のベールを脱いだ。

 この日、デビュー戦にしてメインを任されたタイガー・クイーンの入場はまずアニメ「タイガーマスク」の「みなしごのバラード」がかかったかと思うとクイーンの「I Was Born To Love You」に切り替わり颯爽と登場。頭には王冠。マントをまとったまま初代タイガー同様、コーナートップにすくっと立つと右手で天高く指差してからリングイン。マントを脱ぐと、紺色を主体としたコスチュームをまとった170センチはあろうかというスラリとした体躯が現れた。

 対戦相手の山下りな(フリー)は2013年にOSAKA女子プロレスでデビューし、現在はフリー。国内のさまざまな団体のリングに上がり、多くのタイトルを獲得。この日も2本のベルトを引っ提げ入場した。

 通常のスタイルのプロレスはもちろん、165cm、70kgの体格を生かしたハードなスタイルに定評があり、デスマッチやハードコアスタイルの試合では男子と戦ったこともある。

佐山聡率いる佐山道場がついに修斗参戦。平沼ヤマトが判定勝ち【修斗】

2021.05.17 Vol.Web Original

トライアウトで3-0の判定勝ち

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.3」(5月16日、東京・後楽園ホール)で修斗の創始者・佐山聡氏率いる「佐山道場」がついに修斗参戦を果たした。

 佐山氏は長く修斗とは距離を置いていたのだが今年3月の後楽園ホール大会に佐山氏の長男である佐山聖斗氏が来場し、佐山道場の選手たちがケージに入り、ファンに挨拶。5月大会から修斗に参戦することを発表した。

 今回参戦するのは全日本学生柔道選手権-60kg、-66kg級で代表に選出され、東京オリンピック日本代表の阿部一二三選手とも引き分けた経歴を持つ平沼ヤマト。プロ昇格をかけたトライアウトのフェザー級3分2Rに臨んだ。

 対するはアマ修斗のトップファイターである村山大介(マスタージャパン東京)。村山は2019年全日本選手権フェザー級準優勝、2020年中四国選手権準優勝と十分な実力を持ち、二度もプロ昇格を受けながら、いまだにアマチュア修斗に拘る異端児。村山も今回が初のトライアウト挑戦となる。

佐山聡率いる佐山道場がついに修斗参戦。先兵は阿部一二三とも引き分けた男・平沼ヤマト【5・16 修斗】

2021.04.08 Vol.Web Original

アマチュア修斗に拘る異端児・村山大介と対戦

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2021Vol.3」(5月16日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが4月8日、発表された。

 3月16日の後楽園ホール大会に修斗の創始者・佐山聡の長男である佐山聖斗氏が来場し、佐山聡率いる佐山道場の選手たちがケージに入り、5月大会から修斗に参戦することを発表した。

 その佐山道場からの先兵として、全日本学生柔道選手権-60kg、-66kg級で代表に選出され、東京オリンピック日本代表の阿部一二三選手とも引き分けた経歴を持つ平沼ヤマトが登場することとなった。

 佐山道場は一般会員を募集せず、スカウトで選手を採用し、少数精鋭で選手を育成している。この平沼も柔道での輝かしいキャリアを捨て内弟子となり、佐山聡の直接指導を受け、打撃の技術も開花。総合格闘家としてのキャリアを踏み出す。

 その平沼と対戦するのはトップアマシューター・村山大介(マスタージャパン東京)。村山は2019年全日本選手権フェザー級準優勝、2020年中四国選手権準優勝と十分な実力を持ち、二度もプロ昇格を受けながら、いまだにアマチュア修斗に拘る異端児。今回が初のトライアウト挑戦となる。

修斗の創始者・佐山聡氏率いる佐山道場が5月大会に参戦【修斗】

2021.03.21 Vol.Web Original

25年の時を経て佐山聡と修斗が邂逅を果たす

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2021Vol.2」(3月20日、東京・後楽園ホール)で、修斗の創始者・佐山聡氏率いる「佐山道場」の選手が5月16日の後楽園ホール大会に出場することが発表された。

 この日のメインイベントの前に会場のビジョンに修斗の理念を説く佐山氏の映像が流されると、佐山氏の長男・佐山聖斗氏を先頭に佐山道場の選手が現れ、ケージに入った。

 聖斗氏は「佐山道場代理人の佐山聖斗と申します。本日は坂本代表のご尽力により、この素晴らしい舞台に立たせていただき、誠にありがとうございます。5月に佐山道場はこの格闘技の聖地、修斗で試合をさせていただくことになりました。ぜひ応援よろしくお願いいたします。以上であります。ありがとうございます」と挨拶した。

 佐山道場は一般会員を募集せず、スカウトで選手を採用し、少数精鋭で選手を育成しており、大晦日にRIZINに参戦した中原太陽、佐山聖斗、和田良覚レフェリーを父に持つ和田武尊らが門下生として名を連ねている。

 挨拶の後、聖斗氏は修斗コミッションの佐藤信義コミッショナー、中村頼永USA修斗代表、日本修斗協会の佐藤ルミナ理事長、サステインの坂本一弘代表らと一枚の写真に収まった。

 佐山聡氏は初代タイガーマスクとして活躍後、シューティング(現:修斗)を創設。シューティングは1986年、アマチュアからスタート後「修斗」に名称を変更し1989年にプロ第一戦を開催した。聡氏は1996年に修斗を離れた後は記念大会等にも姿を現すこともなかったことから、聡氏と修斗の交流は25年ぶりとなる。

歴史的名著『佐山聡のシューティング入門』が限定1000部で復刊

2018.07.13 Vol.Web Original

田崎健太氏がコラム「佐山はなぜ天才なのか?」を特別寄稿
 日本の総合格闘技の礎を築いた佐山聡の著書となる『佐山聡のシューティング入門』(復刊版製作発行:『佐山聡のシューティング入門』 復刊委員会)が7月31日に復刊されることとなった。1000冊のみの限定発売となる。

 佐山は1985年にMMAの原点となる「シューティング」(現在の修斗)を提唱。当時、シューティングはボクシング、キックボクシング、レスリング、サンボといったあらゆる格闘技のエッセンスを集約し考案されたもので、その基礎となるテクニックを、創始者である佐山自身が解説する技術書として1986年に同書が刊行された。

 その中では “打・投・極”という今もなお普遍的な実戦テクニックを網羅。優れた技術書として発刊から1カ月もしないうちに増刷されるなど、当時大きな話題を集めた一冊だ。

 今回の復刊にあたり、1986年版にはなかった「修斗の理念」、佐山聡の肖像写真など8ページを追加。さらに、佐山聡の真実に迫ったノンフィクション『真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男』(7月26日発刊)の著者である田崎健太氏がコラム「佐山はなぜ天才なのか?」を特別寄稿し、『佐山 聡のシューティング入門 THE WAY OF SHOOTO − 修斗 増補改訂版』として完全復刊する。

 7月15日に開催される「プロフェッショナル修斗公式戦」後楽園ホール大会で先行発売される。会場購入特典として『佐山聡のシューティング入門』特製ポスターがプレゼントされる。

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