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修斗初の2階級制覇のマモルが引退エキシビション。3人目のXは佐藤ルミナ【修斗】

2023.12.03 Vol.Web Original

 プロフェショナル修斗公式戦「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」(12月2日、東京・豊洲PIT)でMOBSTYLESのサポート第1号選手のマモル(STGY)が引退エキシビションマッチを行った。

 マモルは修斗では初代世界フェザー級、世界バンタム級の2階級を制覇。当時、修斗で2階級を制覇したのはマモルが初めてだった。その後、パンクラスでもフライ級を、アメリカのKOTCでも世界ライトフライ級の王座を獲得した。

 今回の引退エキシは1分ずつ3人と戦う形式。1人目は2009年にパンクラス代表として修斗に乗り込み、マモルと対戦した清水清隆。マモルとは14年ぶりの対戦となる。

 清水は開始早々ドロップキックを放ったかと思えば、タックルから足を取るとドラゴンスクリューまで見せた。

宇野薫vs水垣偉弥のシークレット柔術エキシビションマッチが実現【修斗杯柔術選手権】

2023.02.20 Vol.Web Original

 日本ブラジリアン柔術連盟主催「修斗杯柔術選手権2023 横浜」が2月19日、神奈川県・横浜武道館 武道場で開催された。

 同大会は総合格闘技の老舗団体である修斗と日本ブラジリアン柔術連盟のコラボ大会で、2019年に四国で初大会を開催し、その後、関東・関西と3大会を行った。今回はコロナ禍を挟んで3年ぶり4回目の開催だった。

 今大会では、事前告知のないシークレットでの柔術エキシビションマッチが開催され、横浜高校の先輩・後輩である宇野薫(UNO DOJO)vs水垣偉弥(Belva)の元UFCファイター同士の対決が実現。両者は、デラヒーバフック、ベリンボロ、バックテイク、ウェイタースイープといった技を繰り出し、目まぐるしい攻防で5分間を動き続ける好勝負を展開した。

元環太平洋フェザー級王者の土屋大喜が引退「修斗をやってきて本当に良かったです。ありがとう、修斗!」【修斗】

2022.03.22 Vol.Web Original

「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.2」(3月21日、東京・後楽園ホール)で第4代修斗環太平洋フェザー級チャンピオンの土屋大喜(ROOTS)の引退セレモニーが行われた。土屋は昨年9月にSNSで引退を発表していた。

 土屋は2008年にプロデビューを果たし、2010年1月23日に行われた「修斗環太平洋ライト級チャンピオン決定戦」で門脇英基を破り王座を獲得。このベルトの初代王者は師匠である佐藤ルミナで師匠が巻いたベルトをROOTSに持ち帰った。田村一聖、グスタヴォ・ファルシローリを相手に2度の防衛を果たしたが2011年から2013年の約2年間、ケガのため欠場。その間の2011年5月24日付で王座を返上した。その後もケガに悩まされ、2018年9月の魚井フルスイングとの試合を最後にリングには上がっていなかった。プロ戦績は24戦13勝11敗。

内藤大尊が師匠・佐藤ルミナの宿敵・宇野薫にTKO勝ち【修斗】

2021.05.17 Vol.Web Original

師匠と兄弟子のリベンジ誓い出陣

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.3」(5月16日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで“レジェンド”宇野薫(UNO DOJO)が2019年11月のドイツ王者マーカス・ヘルド戦での勝利以来、約1年6カ月ぶりに修斗に参戦した。

 対戦相手は宇野と二度に渡る歴史的な戦いを繰り広げた佐藤ルミナを師匠に持つ内藤太尊(roots)。内藤にとっては同門の土屋大喜がかつて宇野に敗れており、自らのキャリアアップはもちろん、師匠と兄弟子のリベンジを狙っての出陣でもあった。

 試合は1R開始早々に宇野が内藤のパンチをかいくぐタックルからテイクダウン。すぐにバックを取る。バックをキープしスリーパーを狙う宇野だが、内藤はその腕を持って防御。立ち上がろうとする内藤の動きに合わせ、宇野はバックをキープ。内藤を逃がさない。それでもパワーで振りほどいた内藤。猪木アリ状態でグラウンドに誘う宇野だったが、内藤は付き合わず、スタンドに。

“レジェンド”宇野薫が佐藤ルミナの愛弟子・内藤大尊と対戦【5・16 修斗】

2021.04.07 Vol.Web Original

1年6カ月ぶりの復帰戦

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2021Vol.3」(東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが4月7日、発表された。

 今年で選手生活25周年を迎える“レジェンド”宇野薫(UNO DOJO)が2019年11月のドイツ王者・マーカス・ヘルド戦での勝利以来、約1年6カ月ぶりに聖地・後楽園ホールで戦線復帰を果たすこととなった。

 対戦相手は宇野薫と二度に渡る歴史的な戦いを繰り広げた佐藤ルミナを師匠に持つ内藤太尊(roots)。

 内藤は極真カラテ全米選手権を制したフルコンタクト空手仕込みの打撃を武器に、師匠譲りのアグレッシブなファイトスタイルを信条とする、駆け引きなしの真っ向勝負を挑む特攻スタイルのファイター。今年1月にはSASUKEの持つ環太平洋フェザー級王座に挑戦するも敗れ、今回は仕切り直しの一戦となる。

 またroots所属の内藤としては、同門の土屋大喜が2014年に佐藤ルミナの引退式が行われたプロ修斗25周年大会で宇野に敗れていることから、師匠と兄弟子が果たすことができなかった宇野からの勝利は大きな意味を持つものとなる。

 内藤が宇野越えを果たすのか? それとも宇野が土屋に続き返り討ちにするのか? 改めて修斗の歴史を感じさせる一戦となる。

修斗とONE提携で「VTJ」復活? ONEファイター登場も!?

2019.01.26 Vol.Web Original

今後の格闘技界について意見が一致
 パートナーシップ契約を結んだプロフェッショナル修斗、アマチュア修斗とアジア最大の格闘団体「ONE Championship」が1月26日、東京都内で会見を行った。

 冒頭、修斗の大会を手掛ける株式会社サステインの坂本一弘代表が今回の提携の経緯について説明。

 昨年、坂本氏がONEのチャトリ・シットヨートン会長と直接会談する機会があり、今後の格闘技界についての話をする中で「選手ありき」という考えで両者の見解が一致。坂本代表が修斗の成り立ちについて「世界で最も古いMMA格闘競技」「アマチュアを基盤にプロがあるというピラミッド構造」と説明したところ、チャトリ氏から即座に「全日本アマチュア修斗選手権の優勝者を1年間 EVOLVEでトレーニングさせるというのはどうだろう?」という提案があったという。

 最初はアマチュアの提携の話だったのだが、話が進む中でまたもチャトリ氏から「修斗の世界王者は自動的にONEに上がれるということにするのはどうだ?」という提案があったという。

 こういったチャトリ氏の姿勢に坂本氏も共感するところがあり、日本修斗協会理事長の佐藤ルミナ氏もONEの大会を視察する中で「スポーツとしてしっかり長く続くものを作りたいという意思を感じた。修斗と共通する部分があると思った」と賛同。今回の提携が実現した。

ライト級は椿が関東大会の雪辱果たす【9・23全日本アマ修斗選手権】

2017.09.25 Vol.Web Original

椿がドイツ代表のヘルドを破り優勝
 アマチュア修斗の最高峰「第24回全日本アマチュア修斗選手権」が9月23日、神奈川・小田原アリーナで開催された。

 2つのケージが用意され、男女合わせて11階級全91試合。トーナメントは準決勝までは4分×1R、決勝は3分×2Rで行われた。

 ライト級の決勝は椿飛鳥vsマーカス・ヘルドで行われた。ヘルドはドイツ修斗からの代表選手だ。
 
 1R、椿が組み付きケージに押し込みテイクダウンに成功。ヘルドは下から腕を取りに行く。椿が離れ、スタンドの展開に戻るとヘルドがしつこいタックルで椿を押し込むと椿は首を取りにいく。動きが止まりブレイクとなると、打撃の攻防から椿が組み付き、ケージに押し込む。2Rは椿がパンチのラッシュから組み付くとヘルドは投げで上のポジションを取るが椿はすぐに立ち、ヘルドに攻めさせない。組み合いから足を取りにいくヘルドだが椿はしのぐとまたも上を取る。今度は下から三角絞めを狙うヘルドだったが、椿がしのぐと腕十字狙いに移行。ここも防御した椿は終始グラウンドで上のポジションをキープ。判定となったがジャッジ3者とも20-18で椿を支持。関東大会で準優勝に終わった借りを全日本で返した椿は歓喜の雄叫びを上げた。

「格闘技EXPO」でアマMMA、グラップリング、柔術のトーナメント開催

2016.11.18 Vol.678

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが11月18日、都内で会見を開き「格闘技EXPO 2016」(12月29~31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナ)の概要を発表した。
 同イベントは「格闘技とのふれあい」を大きなテーマに格闘技の持つ魅力を多くの人々に伝えることを目的に行われるもの。

 昨年に引き続き、29、31日にさいたまスーパーアリーナで行われる「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2 ND ROUND/FINAL ROUND」と同時開催される。

 今年はよりスケールアップし、アマチュア総合格闘技の「RIZIN FF アマチュアMMA 2016」(30、31日)、プロアマ問わず参加可能の「RIZIN FF オープングラップリングトーナメント2016」(30日)、そして柔術の「RIZIN FF JIU-JITSU OPEN TOURNAMENT 2016」(29日)が行われる。アマチュアMMAは男子はフライ級からライトヘビー級までの7階級、女子はアトム級とストロー級の計9階級で行われ、各階級の決勝は31日のさいたまスーパーアリーナの本会場のリングで本戦前に開催。各階級の優勝者でRIZINがその将来性を認めた選手については、海外の団体でのデビューをあっせんする可能性もある。
 そしてジュニアレスリングの交流の場として「RIZIN FF ジュニアレスリングキャンプ 2016」(31日)も開催する。

 この日の会見には榊原信行RIZIN実行委員長とともに、柔術部門を担当する中井祐樹氏(日本ブラジリアン柔術連盟会長)、アマチュアMMA・グラップリング部門を担当する佐藤ルミナ氏(日本修斗協会理事長)、長南亮氏(D-NET代表)、大沢ケンジ氏(D-NET副代表)が出席。

 冒頭に榊原氏が「今年で2年目ですが、格闘技の祭典として世界に浸透していくようなイベントになっていけたらいい。日本の格闘技界がみんなで力を合わせ、格闘技を盛り上げる祭典を作っていきたい。アマチュアの育成にも力を注いでいきたいということで、みなさんの賛同を得て、今年は競技も増やしてやっていきたい」などと挨拶。

 それを受けルミナ氏が「10年くらい格闘技をテレビで放送しなくなって、ブームが終わったと思っている人もいるが、競技者は増えているし、ジムの数も増えている。10年前はテレビで見る別世界のものと思われていたが、実際にやる人も増えている。それをもっとこういう大きい舞台を介して世間に知らせたい。そして格闘技は素晴らしいということを伝えたい」などと話した。

 そしてアマチュアMMAについて長南氏が「去年は準備期間が3週間しかなく、ワンマッチ形式だったが、今年は階級別のトーナメントで開催。決勝は31日の本選開始前にリングで行う。アマチュアの頂点を目指す選手、本戦出場を狙う選手にどんどん出場してほしい。そういう選手以外でも“さいたまで戦うのが夢だった”というオヤジファイターや趣味でやっている選手にとってもチャンスなので、どんどん応募してほしい」などと説明。

 グラップリングについては大沢氏が「オープングラップリングトーナメントは65kg以下と75kg以下の2階級で優勝者が25万円、準優勝者が5万円の賞金トーナメント。29日の柔術トーナメントに出場した柔術の猛者も出場できるように日にちをずらした。組み技の日本一決定戦になるように、レスリングの猛者、柔道の猛者、総合のプロ選手、柔術の有力者が出やすい大会になっている。強ければRIZINを見に来る海外の人に出場してもらってもいい」と話した。

10・9「全日本アマチュア修斗選手権」 男女10階級で全日本王者決まる

2016.10.10 Vol.676

 アマチュア修斗の最高峰の大会「第23回全日本アマチュア修斗選手権」が10月9日、神奈川県・小田原アリーナで開催された。

 昨年、2基のケージを使用するという大きな改革が行われた同選手権。今年はドイツ、香港から招待選手が参戦、ルール面では女子の試合での顔面への膝蹴りが解禁、キッズ&ジュニア修斗の公開試合の開催と着々と進化を続けている。
 また格闘技道場がジムの発展、業界の発展を目指し集結したネットワーク「D-NET」の協力を得て、会場内でグラップリングトーナメントを開催するなど見どころも多彩な大会となった。
 そして、昨年はニコ生無料ライブで生配信されたが、今年は「FRESH!byAbemaTV」にてライブ配信。CHEMISTORYの川畑要さん、現修斗世界ライト級王者・斎藤裕、7日にミャンマーで初防衛を果たしたばかりのONE世界ストロー級王者・内藤のび太を特別ゲストに迎えるという豪華版だった。

 各地区大会を勝ち抜いた選手たちによる戦いとあって、各階級ともレベルの高い試合が続いた。
 バンタム級では今年の中国、四国、九州フェザー級優勝の本田良介が1回戦をスリーパーホールドで一本勝ちすると2回戦、準決勝、決勝と危なげなく勝ち上がり優勝した。
 プロ昇格が決まっていたミドル級の出花崇太郎は「プレッシャーがあった」と言いながらも1回戦、準決勝と危なげなく勝ち上がり、決勝も1R41秒、腕十字固めで有終の美を飾った。
 女子のミニマム級は昨年のフライ級優勝者・下牧瀬菜月が1回戦で宇田川唯奈に敗れる波乱でスタート。決勝ではその宇田川を清水愛がグラウンドで完封。初優勝した。
 また海外からの招待選手も香港のマックス・レアリがフェザー級で3位に入るなど新しい風景を見せてくれた。

Abema TVで修斗4・23舞浜大会を無料でLIVE配信。解説に佐藤ルミナと川畑要

2016.04.22 Vol.665

 プロフェッショナル修斗公式戦「MOBSTYLES Presents『FIGHT&MOSH』」( 4月23日、千葉・舞浜アンフィシアター)の前日計量が22日、都内で行われ、全選手が規定体重をパスした。

 この日は計量と合わせて会見が開かれ、同大会が「Abema TV」で完全無料でLIVE配信されることが発表された。

「Abema TV」はサイバーエージェントとテレビ朝日が“無料で楽しめるインターネットテレビ局”というコンセプトで展開する新しい動画サービス。

 今月11日に開局し、1日1000万視聴を記録するなど好調な滑り出しを見せているという。なかでも格闘技については、「格闘技はスマートフォンと親和性が高い」ということもあり、これまでにもK-1、Krush、アジア最大の格闘技団体ともいわれるONE Championshipなどがラインアップされていた。

 修斗は先日「UFC FIGHT PASS」での配信開始を発表したばかり。それに続く発表に舞浜大会の主催者で修斗公式戦を多く主催するサステインの坂本一弘代表は「修斗は地方にも選手がおり、北海道から沖縄までアマチュア大会を開催している。MMAファンの皆様がライブで試合を見られるというのは非常に画期的だと思う」と話した。

 舞浜大会は王者・菅原雅顕に扇久保博正が挑む世界バンタム級チャンピオンシップと松本光史vs川名雄生で行われる世界ウェルター級チャンピオン決定戦の2つの世界戦が行われる。またノンタイトルながら世界ライト級王者の斎藤裕、そして宇野薫、前田吉朗といった人気選手も出場。解説席には環太平洋初代ライト級王者の佐藤ルミナ氏と格闘技に造詣が深いケミストリーの川畑要を迎えるなど、ケージ上もケージ下も豪華な顔ぶれとなっている。

修斗がUFC FIGHT PASSで世界配信決定

2016.04.20 Vol.664

「UFC FIGHT PASS配信会見」が20日、都内で開かれ、4月23日に開催されるプロフェッショナル修斗公式戦MOBSTYLES Presents「 FIGHT&MOSH」千葉・舞浜アンフィシアター大会からUFC FIGHT PASS(UFCファイトパス)でのライブ配信が始まることが発表された。
 UFC FIGHT PASSは月額9.99ドル(契約日数にて価格が変動)でUFC FIGHT NIGHTをはじめとした世界各国で行われる格闘技イベントのライブ配信や過去のUFCやWEC、PRIDE等の試合動画がPC、タブレットPC、スマートフォンなどで視聴できる会員制動画サイト。
 日本円にして月額約1000円という安価なことから格闘技ファンの間では人気のサイトだ。
 会見の冒頭、舞浜大会の主催者で修斗公式戦を多く主催するサステインの坂本一弘代表が挨拶。
「1年以上の交渉の末、実現しました。総合格闘技を(世界で)一番最初に始めたのが(修斗の創始者で)私の先生である佐山サトル。佐山サトルがMMAを始めなければ今のような状況はなかったかどうかは分かりませんが、少なくとも私はここに立っていることはなかった。誰がMMAを作ったのかということを説明させていただいて、そういうことをUFCの方々にしっかり理解していただいたうえでこういう流れになりました。MMAの中で一番長い歴史を持つ修斗の映像がファイトパスに流れることは歴史を掘り起こす、見直すという意味でも非常に画期的なことだと思います」と経緯を説明。そして「私の先生である佐山サトルが作ったMMAを世界中に広めてくれたUFCには感謝したい」とも話した。

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