東京大田区にあるバリアフリー社会人サークル「colors」にはさまざまな人が集う。古い小さな民家の3階に重度知的障害のある「げんちゃん」が一人暮らしをし、2階にはカメラマンやヘルパーさん、ミュージシャンがシェアして暮らす。
【明日は何を観る?】ドキュメンタリー映画『ラプソディ オブ colors』
2021.06.05
Vol.741
東京大田区にあるバリアフリー社会人サークル「colors」にはさまざまな人が集う。古い小さな民家の3階に重度知的障害のある「げんちゃん」が一人暮らしをし、2階にはカメラマンやヘルパーさん、ミュージシャンがシェアして暮らす。
重度知的障害の青年、余命宣告された難病者、元ひきこもり、LGBTQ、車いすのデリヘル嬢、無職、結婚だけを目標にする人――。さまざまな人たちがやってくる場所がある。東京・大田区にあるバリアフリー社会人サークル「colors」だ。ここに訪れる人々に密着したドキュメンタリー映画『ラプソディ オブ colors』が、5月29日より全国公開される。心温まる福祉映画とは一線を画す、「人間まるだし」要素たっぷりの本作について、また、映画を通して伝わる本当のダイバーシティについて、佐藤隆之監督とcolors代表石川悧々さんに聞いた。