俳優の坂口健太郎が3日、都内にて行われた信金中央金庫の新Webムービー発表会に登壇。今年7月に33歳を迎えた坂口が俳優としての悩みを抱えていた時期を振り返った。
信金中央金庫がイメージキャラクターの坂口健太郎を主演に迎えたドラマ仕立てのWebムービー。
Webムービーでは信金中央金庫を訪れる経営者たちの悩みに応えるSHINKIN Biz Roomの支配人を演じた坂口。信金中央金庫の柴田弘之理事長から“支配人証書”も授与され「身が引き締まる思いです」。
「今回はドラマ仕立てなので演じがいがありました」と坂口。「登場する企業や相談者は架空の存在なんですが実際にある悩みだったりするので、僕が支配人役として代弁して解決していくところは、普段の仕事にも通じるところを感じましたし、勉強にもなりました」と言い「まだ新米支配人なんですけど(笑)」と照れ笑い。
そんな坂口自身の悩みはと聞かれると「自分自身が悩みだった時期がありました。俳優やモデルとして出させていただくなかで、僕以外の“坂口健太郎”が大きくなっていってるなと感じるようになって、本当の自分を見てほしいというエゴのようなものが出た時期があったんです」と明かし「ただでさえ登り坂なのにリュックに必要のない石を詰め込んでいたような。それを手放せるようになって少し軽やかになりました」。
今年の7月に33歳を迎え俳優デビューから約10年。「最近、現場に若いスタッフが増えたなって思うことが…」と苦笑しつつ「歳を重ねてどんどん楽になっていますね。一時期、俳優は孤独な仕事だと思っていた時期もありましたけど、誰かを必要とするって大事なことだと思えるようになりました」と笑顔を見せていた。
信金中央金庫新WEBムービー「〜 SHINKIN Biz Room 〜」は3日から公式YouTubeなどで公開。