昨年10月の玖村修平戦に続き復帰後2連勝
「Krush.111」(2月24日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで元Krushバンタム級王者の軍司泰斗がタイのスリヤンレック・オーボートー.ガムピーと対戦。ダウンを奪ったうえで、3-0の判定勝ちを収めた。
軍司は昨年2月にスーパー・バンタム級王座決定戦で玖村将史に敗れ、その時にあごを骨折し、長期欠場。10月に兄の玖村修平にダウンを奪ったうえでの判定勝ちで復活を果たし、今回で2連勝となった。
試合は1R、軍司がローで仕掛けるとスリヤンレックも左インローで反撃。このムエタイ特有の強烈な蹴りをもらっても軍司は下がらず、そのローにパンチを合わせていく。
中盤には軍司のローからのパンチのコンビネーションでスリヤンレックがバランスを崩す場面も。
2Rに入っても主導権は軍司。ヒザ蹴りに左ボディーブロー、右ミドルと攻め込んでいく。スリヤンレックはローからパンチにつなげるが軍司はかわし、ダメージはもらわない。そして前蹴りにミドルで反撃。軍司の強烈な左フックがスリヤンレックに炸裂する。