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DEEPの元谷と修斗の扇久保が団体の威信をかけてともに勝利宣言【7・28 RIZIN.17】

2019.07.27 Vol.Web Original

元谷「スタンドでもグラウンドでも倒すスタイルでいく」
「RIZIN.17」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日会見が7月26日、都内で開催された。

 今大会では「バンタム級四天王」といわれる元谷友貴、扇久保博正、石渡伸太郎、佐々木憂流迦の4人による2試合がマッチメイクされた。

 なかでもRIZIN内の生き残りとは別に団体の威信を背負った戦いとなるのが修斗世界フライ級王者・扇久保と元DEEPフライ&バンタム級王者・元谷の一戦。

 この2人、2014年に「VTJフライ級トーナメント」を優勝した扇久保が元谷に対戦を呼びかけたという過去がある。今年5月に扇久保がタイトル防衛後に改めて対戦をアピールし、今回の対戦が実現した。

 元谷はこの日の会見で扇久保について「タックルから寝かしつけるところがしつこい」と評し、試合については「1R目からアグレッシブに倒す試合をしたい」と話す。

 展開については「あっちがしたい攻防は多分、グラップリングだと思う。自分はどっちでもいいが打撃でも、グラウンドだったらパウンドで倒すスタイルでいきます」と話した。

 元谷は前戦のジャスティン・スコッギンスとの試合では下からの洗濯ばさみ(決まり手はネックシザース)という珍しいパターンで一本勝ちしたのだが、今回については「下からはあまり…。判定では下からの攻撃はどうなるのか…。できるだけ上を取って殴りたい。(扇久保には)下からのサブミッションはかからないと思っている」と話した。

 そして「相手はずっと修斗のチャンピオン。自分はずっとDEEPでやってきた。DEEPとしてしっかりと勝ちたい」と団体の威信をかけての戦いであることを強調した。

扇久保が「ちょっと変わった人」と元谷を警戒【7・28 RIZIN】

2019.07.17 Vol.Web Original

修斗世界王者とDEEP2階級制覇王者の対戦
「RIZIN.17」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する扇久保博正が7月17日、千葉 ・柏の所属ジム、パラエストラ柏で公開練習を行った。

 扇久保はバンタム級ワンマッチで元谷友貴と対戦する。

 扇久保は5月に行われた修斗30周年記念大会で行われた修斗世界フライ級タイトルマッチで防衛を果たした後に「RIZINでやり残したことがある」として元谷の名前を挙げ、対戦をアピールし、この対戦が実現した。

 元谷は今年3月までDEEPバンタム級王座を保持。DEEPではフライ級とバンタム級の2階級制覇を果たすなど、日本の軽量級では指折りの実力者だ。

 この日は2分間のミット打ちの後に元ONE世界ストロー級王者の内藤のび太を相手に2分間のマススパーリングを披露した。

 ミット打ちでは空手仕込みの強烈なミドルにパンチのコンビネーション、途中、ヒジ打ちも交えるなど多彩な打撃を見せ、スパーではテイクダウンからの腕十字、スリーパーホールドとパラエストラ仕込みのグラウンドテクニックを見せた。

朝倉未来と対戦の矢地祐介が2ショットも拒否して帰宅【7・28 RIZIN.17】

2019.07.09 Vol.Web Original

矢地はいつもの“ヤッチくんポーズ“もなし
 RIZINが7月8日、都内で会見を開き「RIZIN.17」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメーンで対戦する矢地祐介と朝倉未来が登壇した。

 2人は「RIZIN.16」のリング上での対戦発表時のやり取りを皮切りに雑誌でのインタビュー、SNS上、5日に配信された「RIZIN CONFESSIONS」と静かに舌戦を繰り広げていたことから、この日の対面に注目が集まっていた。

 最近ではYouTuberとしても活躍中の朝倉が「ごきげんよう。陰キャの朝倉です。相手は空気読む、読まないとか、わけ分からないことを言ってるけど、空気を読んでも読まなくても、俺とやれば盛り上がるんで、足を運んで、覚悟を見てくれればうれしいです」と挨拶。

 対して矢地は「KAMIOGEでもCONFESSIONでも散々話してきたので、特に言うことはないっすね。しっかり相手を叩き潰して結果を出すだけだと思います。応援よろしくお願いします」と言葉少な。

 矢地はこの日はサングラス姿で登場。いつもの笑顔もなければ“ヤッチくんポーズ“もなし。質疑応答でも「今はもう喋ることも、喋れることもないですかね」とそっけない。髪の毛について質問が飛んだときも無言を貫くなど、終始ピリピリムード。試合後のツーショット撮影も拒否し早々に引き揚げた。

元UFCファイター佐々木憂流迦が電撃参戦。マネル・ケイプと対戦【12・31 RIZIN】

2018.11.29 Vol.Web Original

バンタム級王座を制定。堀口恭司がBellator現役王者と初代王座決定戦
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の対戦カード発表会見が11月29日、都内で開催された。

 同大会はこれまでスペシャルエキシビションマッチ「フロイド・メイウェザーvs那須川天心」、RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ「浅倉カンナvs浜崎朱加」、宮田和幸引退試合&山本“KID”徳郁メモリアルマッチ「宮田和幸vs山本アーセン」の3試合が発表されているが、この日は新たに9試合を発表。

 女子スーパーアトム級に続き男子のバンタム級王座を制定し、王座決定戦として堀口恭司とダリオン・コールドウェルが対戦することとなった。

 堀口は昨年行われた「RIZINバンタム級GP」の優勝者。コールドウェルは米総合格闘技団体Bellatorの現バンタムチャンピオン。

 今回の王座新設について榊原信行RIZIN実行委員長は「RIZINとして階級を分けてのベルトを制定することを決めた。これまでグランプリという形で行ってきたが、きちんとしたベルトを制定し、ベルトをめぐる戦いを展開していきたい。普通の団体はUFCを筆頭に契約した選手の中での順位決定戦となる。我々はフェデレーションなので、あらゆる、世界中のプロモーションのチャンピオンクラスの選手にベルトを巡って戦ってもらう」と話した。

 榊原氏によると、これは2015年からBellatorのスコット代表と話してきたことで、それを具現化する形でBellatorの現役王者と堀口が戦うことになるという。堀口が負けた場合はRIZINのベルトが流出。コールドウェルはRIZINでタイトルマッチをすることになるが、そのタイミングはいつになるか分からないためそう簡単に取り返すことはできない。

矢地祐介が初のメーンで壮絶KO負け【8・12 RIZIN.12】

2018.08.13 Vol.Web Original

ヴァンダレイ・シウバの刺客ルイス・グスタボが鮮烈日本デビュー
「RIZIN.12」(8月12日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で初めてメーンを務めた矢地祐介はヴァンダレイ・シウバの刺客ルイス・グスタボと対戦し、2R2分32秒、KOで壮絶に散った。

 1Rから尋常ではないプレッシャーをかけ前に出てくるグスタボに手こずる矢地。グスタボは両足タックルからリフトしてテイクダウンに成功するとパウンドを落としていく。バスターも交えるなど矢地に攻撃の糸口を与えないグスタボだが、矢地はスキを突いて立ち上がると、組み付きテイクダウンを狙う。しかしグスタボは踏ん張りそれを許さない。そして離れるとまたパンチの連打で距離を詰めていく。

4・16RIZIN 那須川、矢地が1RKO、ZST王者・伊藤は初参戦初勝利

2017.04.17 Vol.688

「RIZIN 2017 in YOKOHAMA-SAKURA-」(4月16日、神奈川・横浜アリーナ)で、第6代RISEバンタム級王者の那須川天心が総合格闘技(MMA)3戦目に臨み、イタリアからの刺客フランチェスコ・ギリオッティに1R1分7秒、TKO勝ちした。

 那須川は昨年末の総合デビューでは、2日間で急きょ2試合を行い連勝という離れ業を演じ、今回は「それ以上のインパクトを」と臨んだ試合。

 開始早々、蹴りでプレッシャーをかける那須川はギリオッティをロープに詰めると左ハイキック一閃。ぐらついたギリオッティを追撃の左ストレートでダウンさせ、パウンドを連打したところでレフェリーが試合を止めた。

 那須川は「こんなに早く終わると思わなかったです。打撃で勝つのがベスト。それが実行できて良かった。僕は打撃の選手。これからも打撃でどんどん倒します。皆さん、そのほうが見ていて楽しくないですか? 僕は皆さんの期待以上のことをして、格闘技界を変えていきます」とアピールした。

4・16RIZIN 堀口が元UFC3位の実力見せ完勝 川尻は病床の友に捧げる勝利

2017.04.17 Vol.688

「RIZIN 2017 in YOKOHAMA-SAKURA-」(4月16日、神奈川・横浜アリーナ)で元UFCフライ級3位の堀口恭司がUFC離脱後、初の試合を行い、初代・第3代DEEPフライ級王者の元谷友貴を3-0の判定で破り復帰戦を飾った。

 UFCでは時の世界王者・デメトリウス・ジョンソンへ挑戦したこともある堀口は世界に名だたる“メジャー”ファイター。一方の元谷は国内軽量級のトップファイター。
 1R序盤、飛びヒザを狙った元谷を堀口が右フックで迎撃。ここから堀口がペースを握る。堀口の右フックが何発もヒットするが、元谷は食らいながらも果敢にタックルでテイクダウンに成功するなど持ち味を発揮する。しかし堀口は1R終盤、右フックでダウンさせるとパウンドからスリーパーであわや一本の場面を作る。堀口は2R中盤にはリフトしてテイクダウンを狙うなどフィジカルの強さも見せ、KO・一本こそならなかったものの、終始試合をリードし判定を制した。

 試合後のマイクで「初めまして。ちょっとUFCで名前が売れていたので、もっと強いと思っていたんじゃないかと思いますが、元谷選手が凄く強くてビックリしました。自分ももっともっと強くなります。そしてRIZINを盛り上げます。アイ・ラブ・ジャパン」と日本のファンにアピールした。

4・16RIZIN 元UFCフライ級3位の堀口が電撃参戦。相手は元谷

2017.02.22 Vol.684

 

 昨年11月にUFCとの契約が切れ、フリーエージェント(FA)となっていた堀口恭司の『RIZIN 2017 in YOKOHAMA』(4月16日、神奈川県・横浜アリーナ)への参戦が20日、発表された。

 堀口は22日に一時帰国し、羽田空港で記者会見。会見の冒頭で対戦相手が初代・第3代DEEPフライ級王者の元谷友貴となったことが発表された。試合は58kg契約で行われる。RIZINルールでヒジ攻撃はなし。

 堀口はUFCフライ級3位で、2度目のタイトル挑戦が十分手に届くところだったのだが「試合を組んでもらえない。いつになるか分からない試合を待っているのが、練習をしていてももどかしかった。このままだと、自分が練習でケガをしてしまったりすると、試合をやらないこともありえるなと思った。この一番大事な時期に試合をしないということは、ちょっともったいないなと思った」とUFCを離れた理由を説明した。

 RIZIN参戦の決め手については「FAになってタイミングよく榊原さん(RIZIN実行委員長)が話を持ってきてくれた。“試合は3試合以上組めるよ”と言われた。UFCは1~2カ月前に試合は決まるが、いきなりのオファーになる。RIZINは大会の予定が決まっているから調整もしやすい。せっかくアメリカに行ってトレーニングをしていて、どんどん試合に出て、試合で試していって、もっともっと強くなりたいのに、その場が用意されていない。そのもどかしさがRIZIN参戦のきっかけ」と話した。

 米の総合格闘技団体ベラトールへの参戦も噂されていたが、「とりあえずRIZINを、日本を盛り上げたい。今はRIZINです」とのこと。

12・29、31RIZIN 元谷、矢地、才賀、和田が参戦。カンナのカードも決定

2016.11.30 Vol.679

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが11月30日、都内で会見を開き「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2 ND ROUND/FINAL ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の新たな参戦選手と追加カードを発表した。

 この日発表されたのは29日に行われる「元谷友貴vsアラン・ナシメント」「浅倉カンナvsアリーシャ・ガルシア」「矢地祐介vsマリオ・シスムンド」の3試合と31日に行われる「才賀紀左衛門vsディラン・ウエスト」。
 そして和田竜光の参戦が発表された。対戦者は後日発表。

 元谷は昨年末にRIZINに参戦しシュートボクセのフェリペ・エフラインと対戦。優勢に試合を進めたものの、ダウンを奪われレフェリーストップ。エフラインが体重超過のためノーコンテストとなったが、後味の悪い結末となった。今年4月にはその雪辱戦としてエフラインの同門のナシメントとの試合が組まれたが、元谷が減量失敗による体調不良でドクターストップ。今回は仕切り直しの一戦となる。
 元谷は「またRIZINで試合を組んでもらって感謝しています。ナシメント選手はシュートボクセのナンバーワンらしいので、お客様の心をつかんで、一本かKOで勝ちたい」と話した。

 現役女子高生ファイター・浅倉の相手のガルシアは日本でもおなじみのジョシュ・バーネットの秘蔵っ子。ネットで生中継された会見を見て、海外から浅倉を挑発するメッセージを送ってくるなど気の強さを垣間見せた。
 浅倉は「今までで一番手ごわい相手だと思いますが、楽しみ。判定勝ちは考えていないので、思いっきり勝ちたい」と話した。

 矢地は山本“KID”徳郁のKRAZY BEE所属のファイター。元修斗環太平洋ライト級王者でPXCにも参戦しフェザー級王座に就いた実力者。
 矢地は「年末の格闘技はガキの頃から見ていたので、出られてうれしい。祭りなんで、盛り上げたい。アーセンのバーターって言われないよう盛り上げます」と話した。

 才賀は昨年末、今年9月とRIZINに参戦。所英男、山本アーセンと好勝負を繰り広げたが2連敗と結果は出せておらず、今回は必勝を期して適正体重であるフライ級での参戦となる。
 才賀は「ベストの階級での試合なら自信がある。次はしっかり勝ちたい」と話した。

 和田は現DEEPフライ級王者。「いろんな階級の試合が今回ありますが、日本のフライ級はめちゃくちゃ層が厚くて、その中でも僕はトップにいると思っています。相手もルールも選ばず、強い奴とやりたい。ここに強い日本人がいるぞと世界に大配信します」と決意を語った。

 またZSTフライ級王者の伊藤盛一郎は「網膜裂孔で手術するよう」(榊原信行RIZIN実行委員長)とのことで今回の参戦は見送られた。
 RIZINでは来年はフライ級のトーナメントの開催も検討しており、伊藤について榊原氏はトーナメントへのオファーも示唆した。

4・17「RIZIN.1」で桜庭、所組vsシウバ、X組がグラップリングで対戦

2016.03.05 Vol.661

 昨年末に開催された総合格闘技イベント「RIZIN」が5日、会見を開き、「RIZIN.1」(4月17日、愛知・日本ガイシホール)の一部対戦カードと参戦選手を発表した。
 12月29日大会にともに参戦した桜庭和志と所英男がタッグを組みヴァンダレイ・シウバ、X組とRIZINグラップリングダブルバウトで対戦する。桜庭とシウバがリングで対峙するのは約13年ぶり。
「X」については榊原信行RIZIN実行委員長は「田村潔司を考えている。直接口説きに行く」と発言。ルールについても「最も過激なグラップリングルール。掌底ありの可能性も」と型破りなルールになりそうだ。
 シウバはネバダ州アスレチックコミッションの薬物検査を拒否したため、現在は来年5月まではMMAの試合ができない。しかし、榊原氏は「それはネバダ州でのこと。シウバは今年、RIZINで総合格闘技の試合をする」と話した。
 スペシャルワンマッチとして、DEEPウェルター級王者の悠太と、愛知県を拠点にし現在はべラトールに参戦中の加藤久輝が対戦する。

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