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『光る君へ』撮了 吉高由里子「一生分の幸せを使ったかなというくらい幸せ」

2024.10.25 Vol.Web Original

 

 大河ドラマ『光る君へ』が10月25日、撮了した。主人公のまひろ(紫式部)を演じた吉高由里子は「一生分の幸せを使ったかなというくらい幸せでした。一日一日をかみしめてきょうを迎えることができて感慨深いです」と、充実した笑顔を浮かべた。 

 昨年5月に京都市の平安神宮でクランクイン。約1年半をかけて物語を紡いできた。

撮影していた1年半は毎日、現場に来ることが楽しみで私の日常になっていました。その〈日 常〉というものが、明日から〈思い出〉という言葉に塗りかえられてしまう瞬間をいま実感し、受け入れづらいです。大河ドラマの主役は一生に一度しかできないものだし、生きていて一度しかない〈奇跡〉がこの『光る君へ』という現場でした。一生分の幸せを使ったかなというくらい幸せでした。一日一日をかみしめてきょうを迎えることができて感慨深いです。ありがとうございました

 藤原道長を演じた柄本佑は、「チームはすてきな人たちばかりで、いつも温かく迎え入れてくれる、朗らかな現場でした。自分が出ていながら、本当に面白そうなドラマだなと思える作品に参加できたことが本当に幸せで、あっという間で した。藤原道長の人生を1年半で過ごし、駆け足ですが、その時間を追体験できたと実感しています。スタッフ、 キャスト、みんなの総意だと思いますが、紫式部役が吉高由里子さんでよかったねと撮影を終えたいまも感じています。ありがとうございました」と、コメントした。  

『光る君へ』は、総合で毎週日曜20時、NHKBS・NHKP4Kで毎週日曜18時。NHKBSP4Kでは毎週日曜12時15分。NHK総合で翌週土曜13時5分から再放送がある。27日の放送は20時から「衆院選開票速報 2024」を放送するため9時10分から放送する。BSP4K、BSの放送に変更はない。

吉高由里子「記憶におさめて帰りたい」紫式部も訪れた石山寺を訪れる

2024.03.31 Vol.Web Original


 放送中の大河ドラマ『光る君へ』で主人公の紫式部(まひろ)を演じている、俳優の吉高由里子が3月30日、滋賀県大津市にある石山寺を初めて訪問した。

 石山寺は、平安時代に紫式部本人も参拝したと言われている寺で、参拝後は石山寺座主 の鷲尾龍華(わしおりゅうげ)さんと対談した。 

 吉高は「紫式部が実際に来ていた場所に、今生きている私が訪れていること。同じ風景を見ていたんだな、と感慨深くなりました。そびえ立つ硅灰石の存在感も大きくて、石段を息があがりながらもたどり着きたいといわれる場所にはじめて 足を運ぶことができました。ひとつひとつの瞬間を記憶におさめて帰りたいです」とコメント。

 また、 また、「もし今の私が参籠する機会があれば、秋のもみじなど四季折々の日本の風情を眺めていたい」とのこと。

ファーストサマーウイカが昼から「カンパーイ!」着物姿でひと足早くお花見気分

2024.03.08 Vol.Web Origial

 ファーストサマーウイカが3月8日、六本木の東京ミッドダウンで行われた、『アサヒスーパードライ生ジョッキ缶』の期間限定の有料試飲イベント「びっくりするほど生」お花見ビアフェストのオープニングイベントに出席、元気に乾杯してビアフェストのスタートを宣言した。

 春らしい和装で登壇したウイカは、司会者に「雅ですね」と子をかけられると、「雅といえば!」と大きな笑顔。「今日の着物は、いつもより何枚も少なくて。ザ・和服というような形。鮮やかなお着物を着せていただくと、平安のものであっても、このお着物であっても華やかな気持ちになって頑張ろう!って思えたり、わーって気持ちが明るくなるのでうれしいです」

 ひと足早いお花見気分と生ビール体験を楽しめるイベント。東京の桜の開花は3月18日と予想だ。お花見の予定はあるかと聞かれると、「具体的に予定はないんですけど、ドラマの現場でやりたいねって盛り上がっていたり。お花見好きなんでやりたいですね」

吉高由里子「励みになるような発言、いっぱいして!」 大河ドラマ『光る君へ』初回放送でパブリックビューイング

2024.01.08 Vol.Web Original

 吉高由里子が紫式部を演じる大河ドラマ『光る君へ』の放送が7日スタート、同日、京都市内で「初回放送 パブリックビューイング&トークショー in 京都」が行われ、吉高と藤原道長を演じる柄本佑が出席した。

 2人は、BS・BSP4の放送に合わせて第1回を視聴し、トークショー。

 吉高は700人弱の参加者に「こんなにたくさんの方に集まっていただいて、一緒に観ていただいて感謝です!」と喜ぶと、初回について「物語の土台が描かれる回なので、子役の2人のエネルギーが爆発していたし、本当にその時代に生きている子たちに見えて、それが素晴らしいなと思います。せっかく彼らが丁寧に作ってくれた第1回なので、第2回から大人のまひろと道長が壊してはいけないですね」。

 柄本も「子役の2人が躍動して画面から飛び出てくるような勢いのすばらしい お芝居でしたね! 身の引き締まる思いです。元気も勇気ももらって第2回から突き進んでいきたい」と、気合を入れ直したようだった。

 柄本が演じる藤原道長は紫式部の生涯のソウルメイト。初回で運命的な出会いをした2人が今後どうなっていくのは、たくさんある見どころのひとつだ。

 吉高は、 「(道長は)会えなくても、実らなくても生きてくれていたらいいと思えるひと。道長がどうなっていくかを遠くから見つめているだけでいい、別々のふたりが同じ時代を一緒に生きてきたということが、まひろにとって生きがいだったのかな、と感じながら演じています」

  柄本は、『光る君へ』の藤原道長は「いわゆるヒールな権力者ではなく、人間めいた部分を描いていく」としたうえで、「政(まつりごと)に 前のめりではない、のんびり屋な三男が、徐々に権力者になっていく、本当の自分との差がある人物だなと理解しながら演じていっています」。また、 「道長は、まひろ(紫式部)に対しては本当の自分でいられる。本気で愛して本気で受け止められて、本気でぶつかり合 える相手なのだと思っています。まひろと道長は会える時間も会えない時間も大切に生きているんです」と、語った。 

 これから1年間、紫式部、そして彼女を取り巻く人たちのストーリーが届けられる。

 吉高は「こんなに撮影期間と、視聴される期間が並行して走るドラマはないと思いますので、私たちも丁寧に作りつつ、皆さんも視聴していただいて、みんなで育てていくドラマになるんじゃないかなと感じました。 なので、皆さんの観た感想とか、励みになるような発言をみなさんいっぱい発信していただけたら、私たちは12月まで走り切れるんじゃないかと思います」とアピール。「辛い(からい)のはいやよ、だってまだ長いから(笑)。 撮影も3分の1ぐらいしか終わっていなくて、まだまだスタミナをつけて走らなきゃいけないので、みなさんの支えがあっての大河ドラマになると思います。一生懸命頑張りますので、見守っててください」と、付け加えた。  

 柄本も「撮影開始から7カ月で、ついに皆さんにご覧いただくことができて、放送開始をじわじわと実感しています。本日は皆さんのパワーをいただきました!それをまた次の撮影に生かしていきます」と、意気込んでいた。 

吉高由里子、紫式部が「大切なものを探す物語」を見届けたい〈光る君へ〉

2024.01.06 Vol.Web Original

 千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた紫式部の生涯を1年かけて描く大河ドラマ『光る君へ』の放送が1月7日にスタートする。優雅で煌びやかなイメージが強い平安時代。紫式部や最高の権力者となった藤原道長らはどう生きたのか。「撮りきるまで、走り切るのが目標」と屈託のない笑顔を振りまく、主演の吉高由里子に聞く。

 紫式部は「想像させる、罪な女(笑)」

 初回放送が7日に迫った『光る君へ』。紫式部や彼女を取り巻く人たちの姿を描くドラマにはずっと早くから注目が集まっていた。

 吉高由里子が演じるのは主人公の紫式部。千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた彼女は、数えきれないほどの歴史上のヒーローのなかでも多くの人が名前を知っている人物のひとりだ。

「これだけ世界中の人に知られているのに、誰も彼女のことを何も知らないという摩訶不思議な存在。当時の女性の記録は本当に残っていないので、男性が残した記録から想像することになるんですが……なんかじっくりと人を見ている人なのかなって(笑)。『源氏物語』での人の噂だったり色恋だったりもそうですし」

 廬山寺など紫式部ゆかりの地とされるところを訪れたが「記録から想像するしかない」存在。

「ずるいですよね。(記録が)残ってないから想像させてしまう。想像させる女、罪な女です。亡くなって1000年も経つのに、どんな人だったんだろうって。この作品を見てくださった方も想像するんじゃないかな。死んでからこんないろんな人に思われたり想像されたりするんだと思うと……魅力的な人ですよね」

 情熱とたぐいまれな想像力を持つ紫式部。吉高は「笑えるぐらい頑固で意固地な女」とユーモアを交えつつも、「(紫式部が)自分自身と向き合いながら最後に残った大切なものを探す物語なのかなと感じているので、それを見届けていただけたらと感じています」と心を寄せる。

 紫式部はなぜ膨大な物語を書き上げられたのかという問いには、「文書を書くことで自分と会話できてたのかなと思うんですよね」と吉高。「書いている時に自分の心がやっと見えるというか感じられるというか。そこで自分の方向を決められる。じゃないとあんなに書けないよなと思います。道長から(当時は貴重で高価であった)紙の提供を受けていたという説があるので書き上げて読んでほしいという気持ち、多分恩返しのような気持ちもあったかもしれないですね」と、心を寄せる。

吉高由里子が柄本佑と“ドクドク”ワクワク? 新大河『光る君へ』放送開始までカウントダウン

2023.12.11 Vol.Web Original

 

 2024年の大河ドラマ『光る君へ』の初回試写会が12月11日、渋谷区のNHKで開かれ、主演の吉高由里子、共演の柄本佑が出席した。

 世界最古の長編小説といわれる『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く。初回は吉高と柄本の登場はないが、のちに紫式部となる主人公・まひろの暮らしぶりや後に藤原道真となる三郎の生活、2人の出会いが描かれているほか、想像力と筆を手に生きることになる主人公の人生を決定づけるできごとも描かれる。

 第一話でそれぞれの幼少期を演じる子役について聞かれると、吉高は「まひろ(落井実結子)の好きなものに触れた瞬間、気になるものに触れた瞬間の吸い込まれるような目が素敵だなと思いましたし、小さい頃の三郎(木村皐誠)は何でこんな雰囲気を出せるんだろうって! お芝居じゃないところで醸している雰囲気が大人の三郎にそっくりなところがあってすごいなと思いました。素晴らしいお二人!」

 柄本は「子役の子たちが本当に生き生きとしている」としたうえで、子ども時代の三郎を演じている子が自分自身と「似ているな」と思ったと笑い、「ここ(子役の三郎)からこっち(柄本が演じる三郎)と思ったら、自分としても説得力ある感じで見られて素敵だったと思います。吉高さんもおっしゃってたように雰囲気がとってもある子で……すごくうれしいです」と、話した。

吉高由里子「平安時代にワープしたかのよう」24年大河ドラマ『光る君へ』岩手ロケ

2023.06.11 Vol.Web Original

 

 2024年放送予定の大河ドラマ『光る君へ』の撮影が進行中だ。5月28日に京都市内でクランクイン、6月6~7日に岩手県奥州市内で撮影が行われた。

 撮影したのは、若き日の紫式部(まひろ)のシーンで、
「五節の舞」に出席し、姫たちとともに舞を披露する場面だという。

 ヒロインの紫式部を演じる吉高由里子は、「いままで演じてきた時代設定とくらべ、平安時代は世界観がはるかに異なるので、新鮮な気持ちで撮影に臨んでいます」。撮影したシーンについては「今回のロケでは『五節の舞』という神事を舞う場面を演じたのですが、とても優美な風景でまるで自分も平安時代にワープしたかのような引き込まれ方をしました」と、感想を述べた。

吉高由里子「タイムリープをしたような気持ち」24年の大河『光る君へ』が京都でクランクイン

2023.05.29 Vol.Web Original

 

 2024年の大河ドラマ『光る君へ』の撮影がスタートした。28日、主人公の紫式部(まひろ)を演じる吉高由里子と紫式部生涯のソウルメイトである藤原道長を演じる柄本佑が、京都市の平安神宮でクランクインした。

 撮影したのは、まひろや姫たちが内裏で舞う神事の直前のシーンと、柄本の初登場シーンとなる道長が弓などを持って大内裏を見回るシーンなど。

見上愛「1000年前の空気を感じながら精一杯」大河ドラマ初出演 24年の『光る君へ』

2023.05.23 Vol.Web Original


 俳優の見上愛が2024年の大河ドラマ『光る君へ』に出演する。23日、NHKが発表した。
 

 本作が初大河。大河ドラマには「日曜日の夜、家族団らんの時間に、いろいろな時代に思いを馳せられるドラマという印象で、そこに自分が参加できることが、とてもうれしく思いながらも緊張しています」とのこと。また、「衣装やセットが豪華な印象で1000年前の人物を演じる準備も楽しみでる」とコメントを寄せた。

 見上が演じるのは、藤原道長の長女・彰子(あきこ)。幼いうちに一条天皇に入内し、定子と競う立場になる。紫式部/まひろは才を見込まれて、彰子のもとに宮中女房として出仕する。

 演じる彰子の印象については、「可愛らしい姫のころ入内し87歳まで生きて、政治上のゴッドマザーとも呼ばれる存在になっていった人物です。時には父親の意見にも反対し、紫式部とは師弟関係を超えて友情に近いものを築きました。優しさと誠実さを持ち合わせた聡明な女性」と話し、「1000年前の空気を感じながら精一杯演じられたら、と思います」と意気込んでいる。

三浦翔平が初大河「すべてが楽しみ」24年の『光る君へ』

2023.05.23 Vol.Web Original


 俳優の三浦翔平が24年放送の大河ドラマ『光る君へ』に出演する。23日、NHKが第4弾となる出演者たちを発表した。

 三浦は本作で初めて大河ドラマに出演する。大河ドラマは「歴史があり、非常に丁寧に作り上げている印象」だとし、学生時代に観た『新選組!』が記憶に残っているという。

 三浦が演じるのは、藤原道隆の嫡男の伊周。才色兼備で自身家の青年で、父の引き立てで若くしてスピード出世する。父亡き後は、妹・定子への一条天皇の寵愛を頼りに、道長と火花を散らす。

 伊周について、三浦は「直情的な一面や人に取り入ることが苦手な不器用な部分もあり、光源氏とはよもやと言われるような貴公子ではありますが、どこか人間的な弱さがある」とその印象を語り、「道長たちとの政権抗争に身を投じ、追い込まれていく様をどのように演じていくか、(脚本の)大石(静)先生の描く伊周をしっかりイメージして演じていきたい」と意気込んでいる。

高畑充希、二度目の大河で“愛され”定子「調べるほど、プレッシャーが」24年の 『光る君へ』

2023.05.23 Vol.Web Original


 俳優の高畑充希が24年の大河ドラマ『光る君へ』に出演、藤原定子を演じる。23日、NHKが発表した。

 高畑が演じるのは、藤原道隆の長女で一条天皇に入内する定子。清少納言らが集うサロンを作り上げて、一条天皇の最愛の妃となるが、悲運に見舞われる。

 定子を演じることについて、高畑は「華やか、知的、愛され気質。藤原定子、という女性を調べれば調べるほど、プレッシャーが私の肩に重くのしかかってきています(笑)。でも、それと同時に、調べれば調べるほど、彼女に魅了されている自分も居ます。ドラマの中で長い期間彼女を演じさせていただけることで、私自身も明るい方向へと引き上げてもらえるような、そんな気がしています」

 また、「清少納言との密なやりとりもとても楽しみ」だという。清少納言を演じるのはファーストサマーウイカ。現在放送中のドラマ『unknown』(テレビ朝日系)で共演中で、「今から蜜に関係性を作っていけたら」とコメントしている。

 高畑は『軍師官兵衛』で大河ドラマの現場を経験している。「和気あいあいとした現場とは打って変わって、画面の中には重厚で緊張感のある空間が広がっていました。今回は煌びやかな平安、ということで、どんな空気の現場になるのだろうと、少し緊張していますが、友人でもある座長の吉高さんにしっかりついてゆきたいと思います」と話している。

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