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草彅剛が“母”のまなざし?「僕より背が高くなって…」『ミッドナイトスワン』少女役の韓国語習得に驚き

2024.06.26 Vol.web original

 

 映画『ミッドナイトスワン』最終上映舞台挨拶が26日、TOHOシネマズ日比谷にて行われ、主演・草彅剛と共演の服部樹咲、内田英治監督が登壇。草彅が3年9カ月という異例のロングランに感謝した。

 草彅が母性に目覚めるトランスジェンダーの女性を演じ、第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞と最優秀主演男優賞を受賞した作品。

 2020年に公開され、上映185週目を迎えた6月26日のこの日、ついに最終上映。

「この作品のことは全部覚えています」と振り返る草彅は「185週もやってるとネタバレもないですかね」と言いつつ観客に「初めて見るという人います?」と確認。数人の手が上がると「あ、いる!今日始めて見るんですか、遅くないですか」と驚き、会場も大笑い。

 草彅が演じた主人公・凪沙が出会う、孤独な少女・一果を演じた服部樹咲もすっかり成長。草彅が「こんなに大人になられて。僕より背が高くなっちゃって」と感心すると、服部は「今、高校3年生。来年18歳、成人になります」と笑顔。

 さらに草彅は、韓国好きでドラマを見て韓国語を覚えたという服部と韓国語でトーク。「僕は(韓国語を)忘れてきちゃってるけど。すごいよね、発音とかもメチャメチャ“ネガティブ”…」と感心したところで、すかさず服部から「ネイティブ」とフォローされ照れ笑い。そんな服部に草彅は「世界に羽ばたいていってほしいね、スワンにように」と目を細めた。

 凪沙と一果として過ごした特別な日々を懐かしそうに振り返った2人。バレエ経験を生かし猛特訓で役に臨んだ服部が「皆さんから素敵だったと言われるたびに、このためにバレエをやってきたんだと思える」と感極まって涙すると、草彅が優しく拭ってあげる一幕も。

「また一緒に仕事を」と誓い合った3人。内田監督が「僕にとってお2人は特別な俳優さんなので。これぞという作品で」と言うと草彅が「これぞ、じゃなくてもいいですよ。ちょっとした役でも」とアピールし会場を笑いに包んだ。

 最後に「締めの言葉」を求められた草彅は「締められませんよ」と笑いをさそいつつ「今となってしまえば、自分でも凪沙を演じたのが僕だということが信じられない。自分の中に自分の知らない何かがあるのかもしれない。だから皆さんも自分の可能性とか未来とかあきらめないでいただけたら」と語っていた。

佐久間大介、土屋太鳳は“ジャンヌ・ダルク”「いつか僕も座長をするときは…」

2024.03.17 Vol.web original

 

 公開中の映画『マッチング』の大ヒット舞台挨拶が17日、都内にて行われ、俳優の土屋太鳳、佐久間大介、内田英治監督が登壇。大ヒットを受け、互いに感謝の手紙を読み上げた。

 映画『ミッドナイトスワン』の内田英治が原作・脚本・監督を務め、マッチングアプリによる出会いの裏に仕掛けられた恐怖を完全オリジナルで描くサスペンス・スリラー。

 2月の公開から1カ月弱。動員50万人、興行収入7億円突破という大ヒットに一同も大喜び。主演の土屋も「こんなに長く感謝を伝えられるのは本当にうれしい」と感激。共演の佐久間に「最初の舞台挨拶より髪、伸びましたよね」と言い、佐久間も「(髪色の)黒の比率がだいぶ多くなって(笑)」と笑い合った。

 そんな大ヒットの感謝を伝えたいと、この日は3人が自らつづってきた手紙を読み上げることに。

 内田監督は照れ臭かったのか、司会による代読。内田監督は佐久間に「思えば最初の顔合わせのとき、誰よりも声が大きくて明るく(役とのギャップに)一抹の不安を覚えた」とつづり佐久間を苦笑させつつ「そんな不安もすぐに払しょくされました。不安要素だった佐久間くんの明るさも今はないと不安」。監督の温かい言葉に佐久間も「うれしいです。お父さんが書いてくれたみたい(笑)」。

 続いて佐久間が手紙を読み上げ、観客やファンに「(グループから)単独で出演する映画だからこそ期待と気合をいれて意気込んでくれていると思う」と応援に感謝。

 さらに土屋を「現場の先頭で旗を振ってくれる姿は令和のジャンヌ・ダルクのよう」とたたえ「太鳳ちゃんがかっこよすぎて、あこがれの役者さんになりました。いつか僕も座長の座に就くことになったら太鳳ちゃんのように関わる全ての人に優しく、しっかり背負える座長になります」と意気込み。内田監督やスタッフにも熱い感謝の言葉をつづった手紙は「気づいたら4ページ書いてました」と照れ笑いしていた。

土屋太鳳、SNSで盛り上がる『マッチング』のキャラ考察に「あり得るかも!」

2024.03.17 Vol.web original

 

 公開中の映画『マッチング』の大ヒット舞台挨拶が17日、都内にて行われ、俳優の土屋太鳳、佐久間大介、内田英治監督が登壇。土屋がSNSで盛り上がるファンの考察に感心しつつキャラへの思いを語った。

 映画『ミッドナイトスワン』の内田英治が原作・脚本・監督を務め、マッチングアプリによる出会いの裏に仕掛けられた恐怖を完全オリジナルで描くサスペンス・スリラー。

 2月の公開から1カ月弱。動員50万人、興行収入7億円突破という大ヒットに一同も感激。SNSではキャラクターの考察が大盛り上がり。土屋演じた主人公・輪花が真犯人説もあるといい土屋も「実際あり得るかも」と感心しつつ「でもそれを言っちゃうと、監督が続編を作るときに輪花を犯人にしなくなりそうで…(笑)」と影響を心配。すると内田監督も「考察が5周くらいしていて、すごいアイデアがいっぱいあって。ちょっとパクっちゃおうかな(笑)」と笑いをさそった。

 映画にちなみ、互いがマッチングしたことを聞かれると、土屋は「佐久間さん、保護猫を飼われているんですよね」と、自身が子ども時代に飼った保護猫の思い出を披露。「最初、自分から寄ってきてすごくかわいくて。二度目に会ったら飼おうと母と言っていたら、病院に入っていて、別のネコのように警戒心も強くなっていた。佐久間さんが演じた吐夢が、その保護猫みたいだなと思ったんです。その子みたいに吐夢もいろんなことがあったんだろうな、と」と、佐久間が演じたストーカーと保護猫のイメージが“マッチング”した様子。

 最後に、お互いやスタッフ、観客やファンに向け感謝の手紙を読み上げた一同。土屋は「この手紙を書き始めた瞬間、吐夢の気持ちが分かりました。もっと会いたいと思うからではなく、もう会えないかもしれないと思うから来てしまうんですね」と内田組との“別れ”を惜しみつつ「この寂しさの向こうに、皆と再会できる日が来ますように」と、続編でのキャラクターたちとの再会に期待を寄せていた。

Snow Man佐久間と内田監督、一緒に映画館で確認「最近、何でも大ヒットって言うけどこれは本当」

2024.03.05 Vol.web original

 

 公開中の映画『マッチング』大ヒット舞台挨拶が 5日、都内にて行われ、俳優の土屋太鳳、佐久間大介(Snow Man)、金子ノブアキと内田英治監督が登壇。佐久間が“ストーカー”役とのギャップで会場を盛り上げた。

 映画『ミッドナイトスワン』の内田英治が原作・脚本・監督を務め、マッチングアプリによる出会いの裏に仕掛けられた恐怖を完全オリジナルで描くサスペンス・スリラー。

 3月4日時点で5.5億円突破という大ヒットを喜ぶ一同。内田監督が「最近、何でも大ヒットって言うけど…」と笑いをさそいつつ「この間、さっくん(佐久間)と一緒に実際に映画館に見に行って、学生さんとかがいっぱい入っているのを2人でこの目で見てきたので、この大ヒットは“本当”です」と胸を張ると、佐久間も「男性も多かったですね。1人で見に来てくれている男性もいてうれしかった」と笑顔。

 この日は、SNSの感想や反応を一部紹介。「役とのギャップが良かった」と言われた佐久間に、内田監督が「あっちが本当かもしれない。人間は分からないですからね」と言うと、佐久間も「確かに。今が偽っているオレかも…」と頷きつつ「監督、この間一緒に飲みに行ったんだから、分かってるでしょ(笑)」と乗りツッコミ。

 さらに、佐久間が演じた狂気のストーカー・吐夢を「“貞子”のような新たなヒール(悪役)にしたい監督の狙い?」というコメントに、内田監督が「確かに、昔からアンチヒーローが好きで(『羊たちの沈黙』の)レクター博士とかね。ああいうイメージはありました」と明かしつつ、クライマックスの佐久間の表情の演技に太鼓判。佐久間も「うれしいなー」と感激していた。

 

土屋太鳳 ラグジュアリーな透け感トップスで会場魅了

2024.03.05 Vol.web original

 

 公開中の映画『マッチング』大ヒット舞台挨拶が 5日、都内にて行われ、俳優の土屋太鳳、佐久間大介、金子ノブアキと内田英治監督が登壇。土屋太鳳が大ヒットにふさわしい華やかなファッションで会場を魅了した。

 映画『ミッドナイトスワン』の内田英治が原作・脚本・監督を務め、マッチングアプリによる出会いの裏に仕掛けられた恐怖を完全オリジナルで描くサスペンス・スリラー。

 透け感のあるトップスとスリットの入ったドレス風スカートという大人めかつラグジュアリーなファッションで登場した主演の土屋。会場からの祝福のヒットを祝う盛大な拍手に「うれしいね、よかった、頑張って」と大感激。

 SNSでも好評の声が続々上がっているが、金子は「ネタばれが全然無いじゃないですか。皆さんのディフェンス力が素晴らしい。おかげで、たくさん見られているところもあると思う」と感謝した。

 内田監督と一緒に映画館に行ってきたという佐久間が「男性が多かった」と報告すると、土屋は「なんで呼んでくれなかったんですか(笑)」と言いつつ「私も家族と見に行ったんですが、ポップコーンが進まなくて…」と手も止まるほど映画に集中してしまった様子。

 鑑賞した人の感想、考察コメントにも感心しきりの一同。「内田監督の作品には、金魚や水槽がよく出てくる」という考察に「水槽を見ているときって、人は魚ではなく自分を見ているんですよね」と語った監督。

 すると土屋が「私の母がよく“人はどの水槽で生きるか、だよ”と。つまり、どの環境で生きるか、だとよく言います」と語ると、内田監督は「良いことをおっしゃいますね。それ、頂きます(笑)」と“パクリ”宣言をし、会場を笑わせていた。

Snow Man佐久間大介「スタッフかと思って一緒に弁当食べた」相手は正体不明 土屋太鳳も「誰!?」

2024.02.23 Vol.web original

 

 映画『マッチング』の初日舞台挨拶が23日、都内にて行われ、主演の土屋太鳳をはじめ佐久間大介、金子ノブアキら豪華キャスト陣と内田英治監督が登壇。佐久間が撮影現場での驚きのエピソードを明かした。

 映画『ミッドナイトスワン』の内田英治が原作・脚本・監督を務め、マッチングアプリによる出会いの裏に仕掛けられた恐怖を完全オリジナルで描くサスペンス・スリラー。
 
 公開初日を迎え、和やかに撮影エピソードを振り返っていた一同。

 土屋が演じる主人公たちを追い詰める“狂気のストーカー”永山吐夢(ながやま とむ)を演じた佐久間は「吐夢が、ある部屋を掃除するシーンで着ていた防護服がメチャメチャ暑くて。中に着ていたインナーが絞れるくらい汗かいた」と苦笑。

 そこに土屋が「皆さん、お気づきでしょうか、この衣装…」と佐久間の衣装を指さし、佐久間も「今日は吐夢を下ろそうと思って」と、役どころを意識したファッションで登場したと明かし「ときどき顔が“吐夢ってる”かもしれないので気を付けて(笑)」と、主人公たちを震え上がらせる怪演で話題の役どころを引き合いにし笑いをさそった。

 映画とはうらはらに和気あいあいとトークを繰り広げていた一同だったが、内田監督が「斉藤由貴さんがすごい気迫のある演技をした後で、お昼休みに、佐久間くんが知らないおじさんと弁当を食べていた」と明かすと、佐久間も「スタッフさんかなと思ったら知らないおじさんでした(笑)」。

 内田監督が「普通に弁当食べてましたよね」と言うと、佐久間も「スタッフさんかと思って聞いたら、違うよと言われて、え、そうなの!?って。普通に気さくな人だったんで…」とケロリ。

 撮影現場で正体不明の人物と佐久間が弁当を食べていたというエピソードに土屋も「え、誰!?」と戸惑い、内田監督も「かなりジェットコースターのような現場でした」。劇中の役どころさながら、一瞬、場を凍り付かせた佐久間に会場も大笑い。

 そんな佐久間は「マッチングしたいもの」を聞かれると内田監督との再タッグを希望。内田監督も「豪華クルーズ船のマッチングイベントで事件が起こるというストーリーで、もう次も考えてます」と明かし、会場を盛り上げていた。

 この日の登壇者は土屋太鳳、佐久間大介、金子ノブアキ、真飛聖、杉本哲太、斉藤由貴、内田英治監督。

 映画『マッチング』は公開中。

土屋太鳳、時間を止めて「育児と仕事をかみしめたい」父役・杉本哲太は「初共演は兄妹役」と感慨

2024.02.23 Vol.web original

 

 映画『マッチング』の初日舞台挨拶が23日、都内にて行われ、主演の土屋太鳳をはじめ豪華キャスト陣と内田英治監督が登壇。土屋が公私ともに充実している日々を明かした。

 映画『ミッドナイトスワン』の内田英治が原作・脚本・監督を務め、マッチングアプリによる出会いの裏に仕掛けられた恐怖を完全オリジナルで描くサスペンス・スリラー。

 初日を迎え、撮影中の印象的なエピソードを披露していた一同。劇中で親子役を演じた土屋と杉本哲太に、佐久間大介が「お2人が本当に家族なんだなという雰囲気が出ていた」と言うと、土屋は「(親子役)2回目ですから」とニッコリ。すると杉本が「太鳳ちゃんとは親子役2回目なんですけど、最初の仕事が兄妹なんですよ」と衝撃のひと言。

 土屋も「そうだ!『龍馬伝』ですよね」と、2010年の大河ドラマでの初共演を振り返り大感激。杉本は、少女期の坂本乙女(龍馬の姉)を演じた土屋に「歳の離れた兄さんという役でね。後に寺島しのぶさんになるんですけど、最初は太鳳ちゃんだった」と感慨深げ。3度目の家族役に、土屋も「何か前世でご一緒していたのかも」と言い、杉本も「間違いありません!」。

 昨年、GENERATIONSの片寄涼太との第一子を出産した土屋。映画にちなみ「マッチングしたいもの」を聞かれると「時間。過ぎていくのが早いというよりも、もっと味わいたいなと。今、育児とお仕事を一緒にやっているんですけど時間が早すぎて。“ストップ、味わう、ストップ、味わう”を繰り返したい、かみしめたい」と、目まぐるしい時期もきちんと味わいたいという思いを明かしていた。

 この日の登壇者は土屋太鳳、佐久間大介、金子ノブアキ、真飛聖、杉本哲太、斉藤由貴、内田英治監督。

 映画『マッチング』は公開中。

土屋太鳳やSnow Man佐久間大介の“マッチングアプリのプロフィール”に会場爆笑

2024.01.17 Vol.web original

 

 映画『マッチング』(2月23日公開)の完成披露舞台挨拶が17日、都内にて行われ、主演の土屋太鳳をはじめ豪華キャスト陣と内田英治監督が登壇。映画にちなみ一同が「マッチングアプリのプロフィール」を公開した。

 映画『ミッドナイトスワン』の内田英治が原作・脚本・監督を務め、マッチングアプリによる出会いの裏に仕掛けられた恐怖を完全オリジナルで描くサスペンス・スリラー。

 この日は、登壇者が「もしマッチングアプリに登録したら」というお題で、いかにもそれらしく作ったプロフィールを披露。観客がマッチングしたいかどうかをカードの裏表を掲げて判定するという企画。

 自己紹介欄に「東京生まれの野生児」と書いた土屋は「ぜひ一緒に富士山に登ってくださる方をお待ちしております」とアピール。

 佐久間は、プロフィールに記した「車の運転をするのが好きなので、どこでも迎えに行きますし、どこでも連れて行きます!」という部分を土屋に「かっこいい」とほめられると「もしマッチした方がいたらどこでも連れていくので…ちょっとカッコつけちゃったかな」と笑いをさそいつつ、客席に“マッチングしたくない”青のカードが上がっているのを見つけると「青を上げた人は後で裏に来い!説教だ!」

 さらに、シンプル過ぎる金子ノブアキや「独身のていで書いた」という杉本哲太の独特なプロフィールに会場も大笑い。最終的に「温泉に行きたい」という斉藤由貴のプロフィールが一番マッチング希望を集めていた。

 この日の登壇者は土屋太鳳、佐久間大介、金子ノブアキ、杉本哲太、斉藤由貴、内田英治監督。

 

土屋太鳳、人生を変えた出会い「映画『シザーハンズ』を小3で見て衝撃」

2024.01.17 Vol.web original

 

 映画『マッチング』(2月23日公開)の完成披露舞台挨拶が17日、都内にて行われ、主演の土屋太鳳をはじめ豪華キャスト陣と内田英治監督が登壇。土屋が人生を変えた出会いを振り返った。

 映画『ミッドナイトスワン』の内田英治が原作・脚本・監督を務め、マッチングアプリによる出会いの裏に仕掛けられた恐怖を完全オリジナルで描くサスペンス・スリラー。

 輪島が舞台となったNHK連続テレビ小説「まれ」(2015)で主演を務めた土屋は冒頭「大変な状況にいらっしゃる方々にお見舞いを申し上げるとともに思いを寄せたいと思います」と被災地への思いを語り「この作品は命をテーマとした作品です。全力で取り組みました」とあいさつ。

 ストーカー被害に遭う主人公を演じた土屋が「常に毎日、役としているために、意識的につらいニュースを見ていて心がつらくなっていました」と役に感情移入した撮影を振り返ると、共演の斉藤由貴も「私にとって土屋太鳳さんは明るくてかわいらしいというイメージが強かったんですけど、ご一緒したシーンで彼女の演技がものすごく深くて。本当に素晴らしい女優さんだと思った」と脱帽。

 この日は、映画にちなみ思い出の出会いについて質問。土屋は「小学校3年のころに『シザーハンズ』を見て衝撃を受けすぎて」と、ティム・バートン監督、ジョニー・デップ、ウィノナ・ライダー共演による1990年の名作映画を振り返り「大切な人を守ろうとすればするほど傷つけてしまうシーンを見て号泣してしまって。自分はこんな仕事につけないなと思ったし…」と言いかけて「あ、今しているんですけど(笑)」。

 土屋は「演技というものはこれだけ人の心を動かすんだな、と。今も演じるとき毎回、思い出します」と語り「今はお芝居だと思えるけどあの時は本当に起きていることだと思っちゃっていました」と照れ笑い。

 さらにこの日は登壇者が「もしマッチングアプリに登録したら」というお題で、いかにもそれらしく作ったプロフィールを披露。自己紹介欄に「東京生まれの野生児」と書いた土屋は「キャンプでは自分でトイレも掘ってきた」と明かし「ぜひ一緒に富士山に登ってくださる方をお待ちしております」とアピールし会場を盛り上げていた。

 この日の登壇者は土屋太鳳、佐久間大介、金子ノブアキ、杉本哲太、斉藤由貴、内田英治監督。

浜辺美波、山田涼介と野村周平の「気配の違いが分かった」

2024.01.10 Vol.web original

 

 映画『サイレントラブ』(1月26日公開)の完成披露舞台挨拶が10日、都内にて行われ、俳優の山田涼介、浜辺美波、野村周平、古田新太と内田英治監督が登壇。視力を失うヒロインを演じた浜辺が“静かなラブストーリー”で研ぎ澄まされた感覚を振り返った。

 声を捨てた青年と光を失った音大生が、つむぐ感動のラブストーリー。

 言葉を発しない青年を演じた山田は「こういうラブストーリーだと手話で会話することが多いと思うんですけど、この作品はそういうことを全部はぶいていて、人差し指を使って合図を送ったり…E.T.ではないからね(笑)。今まであまり見たことのないラブストーリーになっているのでは」と、内田監督オリジナル脚本による物語に感嘆。

 役作りに付いて聞かれると「内田監督から“死んだ魚のような目をして生きてほしい”と言われた」と苦笑しつつ初日から役をつかんだことを明かし、内田監督も「存在を消されていて、現場でよく“どこにいるんだ?”と。で、意外とすぐ近くにいたりして(笑)」と“死んだ魚の目”を演じきった山田に太鼓判。

 一方、視力を失った音大生を演じた浜辺は「台本では指先や体温でコミュニケーションをとると書いてあって、どれくらい近づくと体温で分かるんだろうと不安だったんですけど、近い距離に山田さんや野村さんがいると本当に気配でどっちか分かるくらい違うものがあって。実際に納得できました」と明かし「あのときは、人を見ず目線を落としていたので、研ぎ澄まされていた気がします」と振り返った。

 撮影現場では「ほとんど会話しなかった」という山田と浜辺。役柄上、ピアノの猛特訓をしたという浜辺と野村が「(現場で)ピアノの前に行くと、すぐ連弾しちゃうんですよね」と和気あいあいと振り返り、山田が「僕だけ蚊帳の外です」とぼやく一幕も。

 最後、山田は「“世界一静かなラブストーリー”というキャッチコピーが付いてますけど、2人のピュアな物語でもありつつ、静と動がはっきりしている。人間のきれいな部分と影の部分を内田監督が素晴らしい形で表現している映画。激しい部分は…皆さん、ポスターに騙されてびっくりするんじゃないかと思う」と期待をあおっていた。

 

北村有起哉「歌舞伎町のホストの宣伝カーはどこから来てどこへ帰っていくのか」

2023.06.30 Vol.web original

 

 映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』の初日舞台挨拶が30日、都内にて行われ、主演の伊藤沙莉と共演の竹野内豊、北村有起哉、久保史緒里と監督の内田英治、片山慎三が登壇。伊藤が演じた探偵マリコに依頼したいことを聞かれた北村がふと抱いたという疑問を明かし、会場を笑わせた。

 新宿・歌舞伎町を舞台に、伊藤が演じる探偵・マリコが、FBIから行方不明になった地球外生命体の捜索を依頼されたことから巻き起こる騒動を描く。

「マリコに依頼したいことや話を聞いてもらうとしたら?」と質問された一同。伊藤と10年来の付き合いという内田監督が「この映画界で自分が進むべき道を教えてほしい」と言えば、久保も「私も今後アイドルとしてどうしたら…」と悩み相談状態に。

 一方、北村は「歌舞伎町のホストの宣伝カー。あのトラックはどこから来てどこへ帰っていくのかなとふと思ったことがあるんです。マリコに、トム・クルーズみたいに荷台に張り付いて尾行してほしい。ゾウの墓場みたいに、ホストのトラックがダーッと止まっているのかもしれない」とひょうひょうと話し、会場も笑いが止まらず。

 さらに竹野内も「ツチノコを探してもらいたいですね。動物が好きなので、一度でいいから、存在するなら見てみたいな、と。マリコならきっと見つけてくれるのでは」と言い、マリコ役の伊藤も「見つけると思いますよ!」。すかさず北村が「歌舞伎町にいるかもしれないですしね。第2弾(続編)でね」。

「新宿が大好きで、中学生くらいから新宿の魅力に取りつかれた1人」という北村。「この映画は新宿のディープでカオスな、闇鍋のような映画」とアピールしていた。

 この日の登壇者は伊藤沙莉、竹野内豊、北村有起哉、久保史緒里(乃木坂46)、内田英治監督、片山慎三監督。

『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は公開中。

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