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有村架純は何者?「すぐ手汗をかく“緊張しやすい者”」

2022.01.29 Vol.web original

 

 映画『前科者』初日舞台挨拶が29日、都内にて行われ、主演・有村架純、共演の森田剛、磯村勇斗、若葉竜也と、岸善幸監督が登壇。タイトルにちなみ“自分は何者?”という質問に有村が意外な素顔を明かした一方、森田が珍回答で場を沸かせた。

 原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名コミックをドラマと、その3年後を描く映画として実写化する話題作。

“前科者”たちの更生・社会復帰を支援する新米保護司・阿川佳代を演じた有村は「保護司といっても保護観察対象の方との距離感はそれぞれのようで、一応ルールとしてはあまり深入りせずというのが正当なんですが、やはり人と人なので。佳代の場合は、何かに突き動かされるように、衝動的に感情を表すことがあるんですが、佳代のように見返りを求めることなく人に手を差し伸べたり寄り添ったりできたら、と思いました」と役どころへの思いを語った。

 その保護観察対象となる工藤を演じた森田剛は「土曜の朝から映画を見る人たちってどんな人なのかなと思って来ました」とトボけつつ「今も自分の中に役が残っている感じがしている。劇中でいいセリフ、いい言葉がたくさんあるので多くの人に届けばうれしい」と映画公開に感激。

磯村勇斗「有村架純ちゃんの存在は大きい」4年ぶり『ひよっこ』以来の共演に喜び

2022.01.20 Vol.web original

 

 映画『前科者』公開直前舞台挨拶が20日、都内にて行われ、主演・有村架純、共演の森田剛、磯村勇斗、石橋静河と、岸善幸監督が登壇。有村とは、NHK朝ドラの『ひよっこ』で夫婦役を演じて以来4年ぶりの共演となった磯村が、いつも勇気づけられるという有村の「ひと言」を明かした。

 原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名コミックをドラマと、その3年後を描く映画として実写化する話題作。

 有村が演じる主人公・阿川佳代は“前科者”たちの更生・社会復帰を目指す新米保護司、磯村が演じる滝本真司は、佳代が担当する“前科者”を追う刑事と、今回は相対する役どころ。

 4年ぶりの共演に、有村が「とても充実した目をされていて、お互い、そういう姿で再会できたことは喜ばしいこと」と言うと、磯村も「この撮影を本当に楽しみにしていました。1年間、夫婦役をやっていたということで照れ臭いところもありましたが(笑)」と笑いつつ「人としても女優さんとしても大きく羽ばたいているなと感じました」と、有村と再会した印象を語った。

 この日は、作品にちなみ、自分が勇気づけられた思い出は?という質問。磯村は「架純ちゃんの存在は大きいですね。朝ドラで一緒にやっていたときも、最後に“お互いに頑張ろうね”とメッセージをくれて。頑張っている同世代にお互いに頑張ろうと言われたら、そりゃ頑張らなきゃいけないだろう、と。ムチをもらっているというか(笑)、勇気をもらっています」と、有村の存在を上げた。

 有村も「キャストスタッフが1つに向かっていくなかにいると、すごく勇気づけられます。自分の周りにいる人たちの温もりを感じることで、さらに頑張ろうと思います」と語った。

 同じ質問に、石橋は「10代で留学先に向かう飛行機の中でホームシックになり泣いてしまい隣の人からそっとティッシュを渡された」、森田は「僕も磯村さんと同じで頑張ろうねという言葉なんですが、僕の場合は歯医者さんです。年も同じくらいなんですけど…歯医者さんに頑張ろうねと言われたら頑張るしかないかな、と」と答え会場を笑いに包んでいた。

 映画『前科者』は1月28日より公開。

有村架純“前科者”役・森田剛の「瞳の美しさに救われた」

2022.01.20 Vol.web original

 

 映画『前科者』公開直前舞台挨拶が20日、都内にて行われ、主演・有村架純、共演の森田剛、磯村勇斗、石橋静河と、岸善幸監督が登壇した。

 原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名コミックをドラマと、その3年後を描く映画として実写化する話題作。

 主人公の保護司・阿川佳代を演じた有村は「撮影は1年前だったのですが気持ちはホットなまま今日を迎えました」と本作にかける思いをにじませた。
 
 佳代が担当する対象者・工藤を演じた森田も、完成した作品に「涙が出て浄化されるというか、見終わった後スッキリしました。人の温かみのある映画だなと思いました」と話し、どの部分で泣いたかと聞かれると「自分に、ですかね(笑)」と自分のシーンで泣いたと明かし照れ笑い。

 そんな森田との初共演に、有村は「役柄(の関係性)もあって、現場で多くお話することはなく、山場を越えて残り2日というくらいでようやく“趣味は何ですか?”というところから始めたんですが…」と振り返りつつ「お話するようになって初めて目をちゃんと見て、瞳の美しさにハッとさせられてしまって。そこから感じ取れる心根の美しさとか…。緊張感のある現場でしたが、その瞳にすごく救われた気がしました」と森田の“瞳”の印象を語った。

「国民的女優」有村架純「なぜこの仕事をしているんだろうと思うことが今もある」

2021.11.19 Vol.Web original

 

「WOWOWオリジナルドラマ 前科者 -新米保護司・阿川佳代-」の完成報告会が19日、都内にて行われ、主演・有村架純と、共演の石橋静河、岸善幸監督が登壇した。

 原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名コミックをドラマと、その3年後を描く映画として実写化する話題作。

“前科者”たちの更生・社会復帰を目指す新米保護司を演じた有村は「この作品に携わるまで保護司は無償ということを、恥ずかしながら知りませんでした。実際の保護司の方とお会いしたとき“ハートは熱く、でも頭の中は冷静に”ということを大事されていると伺い、私も佳代としてその気持ちを大切にしていました」と振り返った。

 喜怒哀楽をあふれさせる主人公・佳代を演じきり「本当に楽しかったです。人を思って笑ったり泣いたり叫んだり。こんなにも気持ちが動く現場も久しぶりで、人のために生きるって本当に素晴らしいと毎日実感していました」と充実の笑顔。

 そんな有村について岸監督は「国民的女優なので、最初は緊張して“お任せください”と言ったんですけど、(佳代は)相手にしなければいけない登場人物がたくさんいるんですが(有村は)まるで侍のようにバッタバッタと…頼もしかったです(笑)。本当に国民的女優だと思いました」と絶賛。

 有村とは初共演という石橋静河も、感情がぶつかり合うシーンについて「有村さんの懐の深さをお芝居を通して感じ、しばらく心が震えていました」と有村への信頼を明かし、そんな石橋に有村も「石橋さんが演じるみどりが人間らしくて好きだなと、毎日“好き”が積もっていきました」と“相思相愛”ぶりを見せた。

有村架純が演じる新米保護司が向き合う“前科者”キャストに石橋静河、大東駿介、古川琴音

2021.07.07 Vol.web original

 原作は「ビッグコミックオリジナル」(小学館)にて連載中の「前科者」(原作/香川まさひと・月島冬二)。『あゝ、荒野』の岸善幸が監督を務める。新人保護司の阿川佳代がさまざまな“前科者”と向き合いながら成長していく姿を、映画では佳代が保護司として現在進行形の凶悪犯罪と向き合う姿を描く。

 そして今回、連続ドラマで、有村が演じる新人保護司・阿川佳代が向き合う“前科者”を演じるキャストが発表された。

 経営していたアクセサリーショップの従業員に対する恐喝および傷害罪で懲役2年となり仮釈放中の対象者・斉藤みどり役にドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の石橋静河。
 殺人罪で服役していた2人目の対象者・石川二朗役に『37セカンズ』『明日の食卓』など話題作への出演が続いている大東駿介。
 覚醒剤取締法違反で執行猶予となった3人目の対象者・田村多実子役には「コントが始まる」で有村と姉妹役を演じた古川琴音。

 それぞれ難役への意気込みとともに、有村との共演についても「有村さんはずっとお会いしてみたい方だったので、今回ご一緒できることがとても楽しみでした。有村さんの持つ強くも柔らかい心の広がりは現場全体を包んでいるようで、阿川佳代という女性がこの作品の真ん中に立つ意味を全うされていることに感動しました」(石橋)、「なんとも言えない優しさ、あたたかさを感じる方でした」(大東)、「有村さん演じる佳代さんは、多実子にとって初めて自分を受け入れようとしてくれた人で、そのおかげであの時は話しているだけで涙が出そうなくらい神々しく思っていました(笑)」(古川)とコメントを寄せている。

「WOWOWオリジナルドラマ 前科者 -新米保護司・阿川佳代-」は今秋、WOWOWにて放送・配信スタート(第1話無料放送)。各話放送後、WOWOWオンデマンド、Amazon Prime Videoで見逃し配信。

 映画版は2022年公開。

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