「俺の恥を挽回させてほしい」
DDTプロレスが5月27日、新宿FACEで「Ultimate Tag League 2021 the FINAL!!」を開催。タッグリーグ公式戦でKO-D無差別級王者の秋山準が勝俣瞬馬に不覚を喫し、DDT最強決定トーナメント「KING OF DDT」(6月10日、新宿で開幕)1回戦でのリベンジ戦を要求した。
この日、秋山は大石真翔とのコンビで、リーグ戦優勝を懸けて、サウナカミーナの竹下幸之介、勝俣組と対戦。秋山は場外でパイルドライバーを繰り出すなど勝俣に厳しい攻めを見せた。準烈が優勢に進めるなか、秋山が勝俣に串刺し式のニーをたたき込み、エクスプロイダーを決めるもカウントは2。秋山はリストクラッチ式エクスプライダーを狙うも、竹下が阻止して、ローリングエルボーからザーヒー(ヒザ蹴り)を入れた。秋山が後ろに倒れると、その勢いを利して、勝俣がスクールボーイで丸め込んで大殊勲の3カウントを奪取。これで秋山組の優勝は露と消えた。
ぼう然とする秋山は「油断があった。勝俣、うまいこと後ろにいやがった。『KING OF DDT』で俺の恥を挽回させてほしい。勝俣、1回戦で当ててくれ。なんか腹立つから」と要求。
それを聞いた竹下は「奇跡は二度、起こるかもしれない」と言い、勝俣は「その奇跡をつかみ取る」とコメントした。