多古町チャリティプロレス実行委員会が6月29日、都内で記者会見を開き、9月10日に千葉・多古町コミュニティプラザ文化ホールで「多古マツリ2022~多古町チャリティプロレス」(主催=同実行委員会、アルファ・ジャパンプロモーション)を開催し、メインイベントで田中将斗(王者)vsザ・グレート・サスケ(挑戦者)の世界ヘビー級選手権を行うことを発表した。同イベントではウクライナからの難民を支援する「ウクライナ危機緊急支援募金」も実施される。
同イベントは昨年7月11日、同会場でZERO1が全面協力する形で初開催され、サスケ、雷神矢口、大谷晋二郎らが参戦。今年もサスケ、矢口、橋本友彦をはじめ、ZERO1勢がフル出場する。
主催する荒井英夫会長は「多古町は人口1万4000人の小さな街。水がきれいで多古米がおいしいところです。多古町に来たとき食べた多古米がおいしくて、多古町で何かできないかということで去年やりました。今年は去年より素晴らしいものにしたい。大谷選手が提唱しているイジメ撲滅、私の会社でやってるイジメ反対運動(ピンクTシャツ運動)、そしてウクライナ人道支援を軸にやりたい」と開催の経緯を説明。
そして「田中選手とサスケ選手の世界ヘビー級選手権という最高のものを多古町の皆さんにお見せしようと。地方でこんなカードが組まれるのは今までになかった。素晴らしい試合をやって、大谷選手に“俺たちはやってるんだよ”というのを見せていければうれしい。当日はイジメ反対のピンクTシャツを着て、皆さんの前に出て募金活動をします」と続けた。
昨年は他団体出場のため、参戦できなかった王者の田中は「荒井さんに話を聞きまして、“多古町を元気にしたい”と二つ返事でやらしていただくことになりました。入場無料なんで、多古町の皆さんに来ていただいて、第1試合から堪能してもらって、ウクライナの募金活動に協力していただければと。杉浦(貴)さんからベルトを獲って、初防衛戦になるので大事な試合。大先輩であるサスケさんの挑戦を受ける緊張、プレッシャーもある。多古町で今出せる最高のカードだと思ってます。多古町を必ず盛り上げます!」と力を込めた。