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五味隆典「真夏に判定はダメだよ! KOじゃなきゃ!」【7・29 RIZIN.11】

2018.07.30 Vol.Web Original

左右のフックで約4年ぶりの勝利
「RIZIN.11」(7月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で五味隆典がメルビン・ギラードを1R2分33秒、KOで破り、約4年ぶりの勝利を収めた。

 ギラードは前日計量で950gオーバー。当日の朝までに猶予期間が設けられたが、そこでも体重を落とし切れず、レッドカードを受けての試合となった。レッドカードにより判定となった場合、100ポイント満点の中で50ポイント減のスタートとなり、ギラードにとっては勝つためにはKOしかないという状況となった。

 ゴングが鳴ると、いきなり2人のフックが交錯。会場が大きく沸く。ここで五味がパンチをかいくぐりタックルへ。タックルを切ったギラードに五味が左フックを皮切りに右フックを連打。ギラードも応じ、いきなり激しい打撃戦が始まった。五味のパンチがギラードの顔面を何度もとらえるものの、単発ながらギラードのパンチが五味の顔面をとらえる場面もあり、いつどちらが倒れてもおかしくない展開となったが、五味が右フックを打ち抜くとギラードがぐらり。ここでバランスを崩した五味だったが、体勢を立て直しロープに詰めてパンチの連打で畳み掛けるとギラードは崩れ落ちるようにダウン。レフェリーが試合を止めた。

ONEの青木真也とRIZIN出場の北岡悟が合同公開練習

2018.07.16 Vol.Web Original

北岡「勝てば正解、負ければ不正解」
「RIZIN.11」(7月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する北岡悟と、ONE77「Reign of Kings」(7月27日、フィリピン・マニラ・MOAアリーナ)に出場する青木真也が7月16日、東京都内で合同練習を公開した。

 2人は練習場所となったロータス世田谷の主宰である八隅孝平氏とそれぞれ3分間のグラウンドのスパーリングを行った後に、2人で3分間のグラウンドのスパーリングを行った。

 練習後の会見では北岡は対戦相手のディエゴ・ブランダオンについて「有名な選手とRIZINでやれるということで高ぶりみたいなものはあった。すべてがハイレベルで、その上で攻撃力が高い選手。強打があって、サブミッションもある」と評価した。

 また相手が北岡について「古き良きスタイル」と評したことに関しては「どうにも思わない。そんなことはどうでもいい。試合に勝つだけ。勝てば正解、負ければ不正解」と切って捨てた。

 ブランダオンは元UFCファイターで2015年9月には菊野克紀を1R28秒でパウンドで葬ったこともある実力者。

 青木はこの試合について「RIZINが作っている世界観とは真逆の世界観。多くの人がブランダオンが日本に来るという意味を全く分かっていないので、選手からの言葉で言えば、率直に言えばやめておいたほうがいい試合」などと評した。そして「苦しい試合になるんじゃないか。痛めつけられる試合になるだろうし。(北岡は)普通の選手以上の覚悟を持っていると思うので、そこに望みをかけるしかない」などと話した。

キックトーナメントの那須川天心の相手はラウェイ王者・浜本【12・27、31 RIZIN】

2017.12.13 Vol.Web Original

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが12月12日、都内で会見を開き、「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2 nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードを発表した。

7・30 RIZIN 矢地が北岡にKO勝ち。世代交代に拍車

2017.08.02 Vol.Web Original

矢地「言って損はない」とクロン戦を再度アピール
「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント 1st ROUND -夏の陣-」(7月30日、さいたまスーパーアリーナ)で行われたスペシャルワンマッチで北岡悟と矢地祐介が対戦。矢地が2R4分48秒、TKOで勝利を収め、世代交代を印象付けた。

 2人はともに前戦で元UFCファイターの強豪ダロン・クルックシャンクを破っており、現在のRIZINの-70kgクラスでは最高級のカード。加えて矢地が「旧世代vs新世代の戦い」と口にするなどさまざまな観点から注目度の高い試合となった。

 北岡はクルックシャンクをフロントチョークで絞め落とし、矢地はカウンターの右フック一発でKO勝ちとその戦いぶりは好対照。1R、矢地が右フックを当てるものの、北岡は片足タックルからテイクダウンに成功。北岡のペースと思われたが、矢地はコーナーを使い立ち上がることに成功。スタンドに戻すと矢地が打撃で攻勢に。何度かテイクダウンを試みる北岡だが、矢地は許さず打撃で徐々に主導権を握っていく。

 2Rも打撃で攻勢に出る矢地と足を取りテイクダウンを狙う北岡という構図で進む。しかし矢地の打撃が上回り、北岡がタックルを決めてもすぐに立ち上がるなど、北岡には苦しい展開に。何発もまともにパンチを食らいながらも倒れない北岡。残り1分を切り、ラッシュをかける矢地の左ストレートで北岡がぐらついたところでレフェリーが試合を止めた。

 矢地は試合後のリングで「大晦日、クロン・グレイシーとやらせてください」とアピール。会見でも「クロンに勝ってスターになりたい。言って損はないと思って言っちゃいました。勝ったときにしかそういうこと言えないんで、どんどんアピールしていこうかなと思っています」と話した。

7・30RIZIN 矢地と真珠が合同練習。ともに打撃での決着を予告

2017.07.21 Vol.694

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント 1st ROUND -夏の陣-」(7月30日、さいたまスーパーアリーナ)に出場する矢地祐介と真珠・野沢オークライヤーが21日、都内で合同公開練習を行った。

 この2人は先だって放送されたRIZINの公式ラジオ番組「FIGHTING RADIO RIZIN!!」(FM NACK5 毎週土曜日19時35分~)での共演をきっかけに意気投合。今回の合同練習につながった。

 先に矢地が1R2分のシャドー。時折笑顔を見せながら、パンチを中心に軽快な動きを見せた。真珠は1R2分のミット打ちを披露。強烈なパンチ、キック、飛びヒザに、後ろ回し蹴り、空手仕込みの変則的な軌道のキック、バックエルボーといった多彩な打撃を織り交ぜ、集まった報道陣を驚かせた。

7・30 RIZIN 那須川vs才賀、北岡vs矢地、美憂、KINGレイナも参戦

2017.05.24 Vol.691

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが5月24日、都内で会見を開き「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント 1st ROUND -夏の陣-」(7月30日、さいたまスーパーアリーナ)のスペシャルワンマッチ4試合「那須川天心vs才賀紀左衛門」「山本美憂vsキャシー・ロブ」「北岡悟vs矢地祐介」「KINGレイナvsレイディー・タパ」を発表した。

 那須川vs才賀はルール、契約体重ともに調整中。高田延彦RIZIN統括本部長は「キックルールなのかMMAルールなのか、それともミックスルールなのか。ファンの声も反映したルールにしたいと話す。対戦する才賀は「天心は強いし天才だから、体重は(自分の)58キロに合わせてくれないかな。ルールはRIZINなのでMMAでやりたい」などと話した。那須川は「どのルールでも」と前置きしたうえで「一番自分が生かせるルールで」などと話した。

 美憂は現在デビュー以来2連敗と崖っぷち。「この2試合はタックルを決めて終わってしまっているので、今回はその先までちゃんと決めて初白星をあげたい」と話した。今回の試合は秋に行われる女子トーナメントの査定試合にもなっており、美憂にとっては勝利が義務付けられた試合となる。実戦経験の少なさが2連敗につながっていることから、美憂は7月大会に先立ち、6月9日に行われるKing of Cageのミネソタ大会に出場する。

RIZINトーナメント2回戦でミルコ完勝 北岡がクルックシャンクに逆転勝利

2016.12.30 Vol.681

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」が29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された。
 無差別級トーナメントの2回戦ではミルコ・クロコップ、バルト、アミール・アリアックバリ、ワレンティン・モルダフスキーが勝利を収め、31日に行われるFinal Roundへ駒を進めた。準決勝はアリアックバリvsモルダフスキー、ミルコvsバルトで行われ、勝者がメーンで決勝を戦う。

 ミルコはこの日のメーンで昨年のグランプリ覇者キング・モーと対戦。1Rにローキックをモーにキャッチされテイクダウンを許すなど冷やりとさせられたが、ローを減らすなど即座に対処。強烈な左ハイで徐々にペースをつかむと2R、パンチからのモーのタックルを切ると体勢を入れ替え、コーナーに詰め左ボディーを3連打。崩れ落ちたモーにパウンドの連打を浴びせ、TKO勝ちした。

 

12・29RIZIN 北岡vsクルックシャンク、宮田vsサワーの2カード発表

2016.11.25 Vol.678

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが11月25日、都内で会見を開き「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2 ND ROUND/FINAL ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードと発表済みカードの振り分けを発表した。

 この日発表されたのは「宮田和幸vsアンディ・サワー」と「北岡悟vsダロン・クルックシャンク」の2試合。ともにRIZIN MMAルール、1R10分・2R5分、70.3kg契約で行われる。

 総合格闘技の試合が3戦目となるサワーと対戦する宮田は「僕らは長くやっていて、総合の選手としてはほぼ完成されていると思うので、アンディ・サワーには負けないと思います。ジャーマン(スープレックス)は絶対出したいので、受け身の練習はしてきてほしい」と語った。

 北岡は「思いっきりじゃなくて滅茶苦茶にしたい。グチャグチャだけど癖になる、僕らしい試合。自分の試合は29日らしいですけど、31日に何回もリピートされるような試合をしたい」と話した。
 そして、この日TBSの大晦日の特番で「魔裟斗vs五味隆典」が行われることが発表されたのだが、北岡は「裏番組で格闘技っぽいことが行われることが発表されたんで、ぜひそこに(自分のカードを)かぶせてほしい。そういう方向を向いている奴らの首根っこつかんで、こっち向けやというチャンスをもらったと思っているので、ぜひ爆発したい」と辛辣なコメントを残した。
 北岡は2009年に戦極のリングで五味からアキレス腱固めで一本勝ちをしている。

 振り分けられたカードは下記の通り。

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