リオデジャネイロ五輪の男子マラソン代表最終選考会を兼ねた「びわ湖毎日マラソン」が6日行われ、北島寿典が2時間9分16秒で日本勢トップの2位となった。優勝はケニアのルーカス・キメリ・ロティチでタイムは2時間9分11秒。
昨年12月の福岡国際マラソンで日本人4位だった川内優輝は一般参加で代表入りを狙ったが7位に終わった。
男子マラソンの五輪代表選考は福岡国際、東京、びわ湖毎日の各大会で日本勢3位以内が選考対象。日本陸連が設定した2時間6分30秒を突破した選手は優先的に選ばれるのだが、それに該当する選手はいない。
3つの選考会で最速となる2時間8分56秒を福岡国際でマークした佐々木と、びわ湖毎日で日本人トップだった北島は代表入りが確実な状況。残りは、気温が19度以上と厳しい条件下で9分台を出したびわ湖毎日日本人2位の石川が有力。
代表を決める日本陸連の理事会は17日に開催される。