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「北斎づくし」バーチャルで無料公開 町田啓太の音声ガイドも

2021.09.23 Vol.Web Original


 コロナ禍での開催ながら、盛況のうちに幕を下ろした、生誕260年記念企画 特別展「北斎づくし」がバーチャル空間に再び現れる! 展示会場の全ぼうを最先端の3Dカメラを用いて記録した特設バーチャル会場を期間限定で無料公開するもの。

 特設バーチャル会場では、展示された作品を鑑賞することができるのはもちろん、北斎の作品で埋め尽くされた”北斎づくし”の空間を体験できる。また、橋本麻里氏によるキャプションも日英2カ国語対応で見られる。

 展覧会の公式アンバサダーを務めた町田啓太がナビゲートする音声ガイド(監修:橋本麻里)も販売する。世界一の『北斎漫画』コレクターである浦上満氏、会場デザインを担当した建築家の田根剛、アートディレクターの祖父江慎の豪華クリエイター陣のボーナストラックも収録している。

 10月10日23時59分まで。

六本木で日本美術の奥深い魅力にハマる!生誕 260 年記念企画 特別展「北斎づくし」

2021.07.22 Vol.743

 20歳で浮世絵師としてデビューしてから90歳で没するまでの70年間、常に挑戦を続けて森羅万象を描き抜こうとした画狂の絵師・葛飾北斎(1760-1849)。その生誕260年を記念し、代表作《北斎漫画》《冨嶽三十六景》《富嶽百景》全の全頁(ページ)、全点、全図が一堂に会するという前代未聞の特別展。世界一の北斎漫画コレクター浦上満氏の全面協力により《北斎漫画(初編〜15編)》全883頁、《冨嶽三十六景》全46点、《富嶽百景(初編〜3編)》全102図が通期で展示される。

 さらに、2014年にグランパレ(仏・パリ)の「北斎展」会場デザインを手掛けた建築家・田根剛や『北斎漫画』(青幻舎刊)の装丁を手掛けたアートディレクター・ブックデザイナーの祖父江慎が展示空間を構築。また『BRUTUS』などの雑誌で日本美術特集を手掛けてきたるライター・エディター橋本麻里が展示解説を担当するなど、北斎をリスペクトする豪華メンバーが集結。

 代表作を“コンプリート”鑑賞できるというまたとない機会もさることながら、世界最高峰の文化財デジタルアーカイブ実績を誇る凸版印刷が、本展のために新たに取得した、和紙の繊維まではっきり確認できるほどの高精細なデジタル画像を活用した空間演出も必見。江戸の情景や庶民の生活、空想など、北斎が描いた世界へ没入しながら、“北斎”づくしを堪能できる。

町田啓太「北斎に酔いしれて」22日開幕の特別展『北斎づくし』でアンバサダー

2021.07.21 Vol.Web Original

 

 町田啓太が21日、あす22日に開幕する、生誕260年記念企画特別展『北斎づくし』(六本木・東京ミッドタウン・ホール)の記者発表会に出席した。北斎の代表作である『北斎漫画』「冨嶽三十六景」『富嶽百景』の全ページ、全点、全図が一堂に会する展覧会。町田は「まさに北斎尽くし、絵の中にいるみたい」とPRした。

 本展のアンバサダーを務める。ひと足先に展示を見て回った町田は、「受け止めきれないぐらい圧巻でした。僕が勉強不足だったと思うんですが、葛飾北斎さんといえば、冨嶽三十六景であったりとか、富士山や波、北斎ブルーのイメージ。よく見てみると、そこに描かれている人物たちが魅力的なんです。絵の中で富士山を見ている人々と同じような気持ちになりながら(作品を)見られると思いました」

 本展では音声ガイドに初挑戦。

「美術展の音声ガイドって結構好きで、美術展に行くと、よく聞かせてもらっています。いつか挑戦させてもらいたいなと思っていたら、北斎展で初挑戦させていただけるということで、お話を聞いたときには心躍りました」と興奮気味。

 聴きどころをを聞かれると、要所要所にある感情が入ったポイントだそうで、「少しだけ、北斎さんの絵にあるような遊び心を僕も感じながら発している、セリフ調なところもあるので、そういうところも楽しんでいただけたら……(鑑賞中に)邪魔だなと思ったらすぐ切ってください」と笑った。

 司会者に展示を見て回った際に自身の音声ガイドを聞いていたかと尋ねられると「いやあの……途中で切りましたね(笑)。特別にガイドしていただきながら回ったので、僕のガイドよりもそっちを聞きたい、と」と説明した。

 展覧会の見どころを聞かれると「ひとつに絞れないのが魅力」。

「すごい数の展示の量なので、見れば見るほど引き込まれることは間違いない。それと、ユーモアがいろんなところに散りばめられているんですね、ものによっては同じ版なのに、刷った時期によって若干変わっていたり、編集者の意向で足されている部分があったり、そういうのを見比べられる。そういうところも本展の見どころだと思います。遊びを入れているところを発見していく楽しみもすごくあると思います」

 知識やイメージがないほうが「いっぱい発見があると思う」と、町田。自身も発見や反省があったといい、「感覚的な感じな方なのかなと思っていたのですが、富士山にしっかり目が行くように計算して構図を作られていたり、絵手本もとてもわかりやすく書いてあって。感覚だけではなく技術がないとできないことだなあと」。また、「(北斎は)歳を重ねるほどもっともっといけると、ずっと向上心を持ってやられていた。それを僕も生涯できるかな、と。やりたいけれどもどうなんだろうと思ってしまった」と付け加えた。

 最後に「見る方によって、いろんな視点で楽しめる、本当にすばらしい展覧会」と、町田。「僕もそうでしたが、酔いしれていただければいいんじゃないかなと思います」とアピールした。

 展覧会は9月17日まで同所で。

町田啓太がメッセージ!『北斎づくし』展アンバサダー就任

2021.06.25 Vol.Web original

 

 葛飾北斎の生誕260年記念企画として開催される特別展「北斎づくし」のアンバサダーに、俳優の町田啓太が就任した。自身初の音声ガイド・ナビゲーターにも挑戦する。

 アンバサダー就任に合わせ、町田のスペシャルメッセージも公開された。

「この度、初めて音声ガイドを務めさせて頂きます。特別展「北斎づくし」を実際に目の当たりにしたとき、そこにどんな世界が広がっているのか楽しみでなりません。今まで偉大すぎて知った気でいた葛飾北斎作品への先入観から解放される森羅万象の驚きを皆様と共に体験できるようにしたいと思います。一緒に北斎ワールドに没入しましょう!」とコメントを寄せている。

 現在放送中の大河ドラマ『青天を衝け』では新選組副長の土方歳三を熱演。またテレビ東京とめちゃコミックのコンテスト「僕を主人公にした漫画を描いてください!それをさらにドラマ化もしちゃいます!!」の主演・審査員を務めるなど、動向から目が離せない町田が、北斎の魅力をどう伝えるのか期待が高まる。

 生誕 260 年記念企画 特別展「北斎づくし」は7月22日から9月17日まで、東京ミッドタウン・ホール(港区六本木)にて開催。

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