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〈北区区長選〉山田加奈子氏「北区には新しいリーダーシップが必要」統一地方選

2023.04.13 Vol.Web Original

 街角で熱弁を奮う立候補を決めた人たちの姿が見かけられるようになった。統一地方選が近づいて、街のあちこちに立候補者のポスターの掲示板が立ち、いよいよ16日には告示、23日には投開票となる。都内では各区で区議会議員、区によっては区長選が同時に行われる。そのなかで注目を集めているのが北区だ。有力とされる6期目を目指す現職の花川与惣太氏に対し、自民党都議の山田加奈子氏、区議選にトップ当選した駒崎美紀氏、橋本弥寿子氏が立候補を表明している。いま北区に必要なこととは? 山田氏にインタビューした。(聞き手・一木広治 構成・酒井紫野)

 

 ーー北区区長選に立候補を決めた理由を教えてください。 

 都議会議員にしていただき、都に行かせていただいたことがきっかけです。都議会での3年間は新型コロナウイルス対策とまるかぶりになりましたが、この期間に都を見たことで大きな衝撃を受けました。大きな予算規模は言うまでもないですが、行政運営のスピード感!都は日本の中の<東京都>ではなく、世界を見ていて、他とは視点が全然違います。

 例えば、東京都は行政手続きのデジタル化を進めていて、令和5年度末でその7割が完了します。ここまででかかった期間は3年半。役所の仕事は、5カ年計画、10カ年計画、その計画を立てるのにさらに1年かかりますから、都の感覚やスピード感、やると決めたら推し進めていく突破力のようなものを体感しました。区長選に出馬するとかしないとかという話とは別に、いま北区に何が足りないのか、何が必要なのかを考えると、都のような大きな視野と視点、スピード感だと思います。

 はっきり言いいますと、立候補するかどうかは迷いました。たくさんの支援をいただいて都議会議員にしていただいたので、それを途中でやめるということにすごく悩みました。それに自民党としては都議会の大切な一議席を取り戻したというところもありますから。ただ、北区の今後を考えると、新しいリーダーシップが必要ではないかと思いました。

 コロナを経て、さまざまな制度が変わっていく中で、変化をチャンスと捉えて改革を起こしていかないと区民の生活の水準を保っていけません。北区が取り残されることを危惧します。区民の生活を守るためにも、時代に先んじて、一歩先を行く政策提案をしていかなければいけない。私は都政と区政の両方を経験させていただいていますので、その経験を必ず北区に反映することができると確信しています。

【区長に聞く】台東区・服部区長に聞く、台東区が取り組む 「江戸ルネサンス」 

2018.09.02 Vol.Web Original

2018年を、「江戸ルネサンス元年」と位置づけ、ビートたけしが名誉顧問を務める「江戸まち たいとう芸楽祭」をはじめ、江戸に関連した様々なイベントや事業を展開している台東区。「歴史が深く、粋で人情豊かな台東区が誇る芸能、ものづくりの文化を、国内外に発信したい」と服部征夫区長が語る、未来に向けた台東区の取り組みを伺った。

「千代田区を住みたい街、住み続けたい街にする」石川雅己さん(東京都千代田区長)

2017.01.23 Vol.683

日本を元気にするために、各市町村が行っている取り組みを紹介する不定期連載。JAPAN MOVE UPの総合プロデューサー・一木広治が、さまざまなキーマンに鋭く迫る集中企画。新年1回目は石川雅己千代田区長が登場。2001年の初当選以後、4回連続当選を果たし、今年5期目を目指す石川区長のこれまでの実績と今後の展望について聞く。

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